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キダイ

ニコットおみくじ(2023-10-16の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州と四国、本州の太平洋側は晴れる。

北陸と東北の日本海側は雨や雷雨。
北海道も曇りや雨で、山間部は夜に雪の所も。
沖縄は晴れ。

【キダイ】 黄鯛 Dentax hypselosomus Bleeker,1854

         Yellowback seabream

☆スズキ系スズキ目スズキ亜目タイ科キダイ属に属します魚類です。

<概要>

〇和名

キダイ/黄鯛

〇別名

・レンコダイ/連子鯛

・パンジロ

・ハナオレダイ

〇名前の由来

キダイは一般的にレンコダイと呼ばれることの方が多く、
鯛という名の通りマダイと同じタイ科に属するキダイ属の魚です。

@見た目

 マダイと大きな違いは無く、美しい姿をしています。
 しかし、マダイ程大きくはならずに味も劣りますので、安価で出回っています。

 結婚式の披露宴で提供される「鯛の塩焼き」に使用されることも多いです。
 チダイと共に「コダイ(小鯛)」とも呼ばれたりしています。

 [チダイ] Evynnis tumifrons(Temmink and Schlegel,1843)

       Crimson sea‐bream

  ≪漢字≫

   ・血鯛

   ・知鯛

  ★スズキ系ススキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科チダイ属の魚種の1つです。

  〔特徴〕

   チダイは漢字で血鯛と表記し、
   名前の由来は鰓の部分が血が滲んだように見えることからきています。

   ≪体長≫

    約30~40cmでタイの中でも体が小さい為、
    チコダイとも呼ばれています。
  
    成長しましたチダイは頭部が突き出ていることから、
    デコと称することもあります。

   ≪生息≫

    沖縄以外の日本各地で漁獲され、   
    比較的温暖な海を中心に生息しています。

    『産卵期』

     地域により差があり・・・

     ・気温の低い地域:7月頃

     ・温暖な地域  :11月頃
  
   ≪旬の時期と値段≫

    『旬の時期』

     春から夏の間で、5月頃に漁獲されるチダイは脂がのって美味しいと
     いわれています。

    『値段や時期』

     大きさにより異なりますが、
     旬もののチダイは値段が高いのが特徴です。

     小ぶりな大きさであれば数百円程で購入出来ますが、
     30cm以上もの大きさのチダイは、
     1kgあたり1000円以上の値段で取り扱われることもあります。

   ≪チダイとマダイの違い≫

    ・大きさ          ・値段

    ・顔            ・尾鰭

    ・背鰭           ・鰓

   チダイは大きいものでも40cm程ですが、
   マダイの平均的な大きさは約60~70cmで、
   最大で1mを超える個体もあります。

   チダイは群れて移動するのに対し、マダイは行動範囲が狭い為、
   チダイの方がマダイよりも漁獲量が多く、値段も安値です。

   頭部が突き出しているものはチダイであると判別出来ますが、
   小さい個体の場合は突き出た頭部が目立たず判別しにくいことがあります。
 
   又、チダイは尾鰭が桜色で、背鰭が不揃いなのが特徴です。
   一方でマダイは、尾鰭の端の部分が黒ずんでいて、
   背鰭の棘の長さが均一に整っています。

  ≪食し方・調理法≫

   『チダイの味わい』

    チダイの身は水分量が多い為、
    瑞々しく淡白な味わいで柔らかい食感です。

    旬のものは脂がよくのる上に甘みが増す為、
    マダイよりも美味しく食せるともいわれています。

    加熱すると実がフックラとしていて柔らかく、
    刺身として食すと、ジューシーでネットリとした食感です。

   『刺身~煮付けまで様々』

    チダイは刺身から煮付け間で様々な料理に活用することが出来ます。
    瑞々しい身を持つチダイは刺身として食すと特に美味しく、
    特有の食感や旨味が味わえます。

    チダイの身を水っぽいと感じる場合は、
    昆布締めにすると程良く水分が抜けて、より美味しく食せます。

    ただし・・・

    チダイにはアニサキスと呼ばれる寄生虫が湧いていることがある為、
    注意が必要です。

    アニサキスは加熱すると死滅しますが・・・

    ・刺身

    ・昆布締め

    ・カルパッチョ

    これら等を調理する場合は目視でしっかりと確認が大事です。

    チダイは加熱しても身が硬くなりにくい為・・・

    ・塩焼き          ・ソテー

    ・焼き物料理        ・煮付け

    ・潮汁

    これら等の料理に使用しても美味しく仕上がります。

    その他には・・・

    鯛めしのようなご飯ものの他、
    酒蒸しやアクアパッツァ等の蒸し物料理に使用するのもおすすめです。

 「キダイ/黄鯛」という名前の由来は・・・

 体側が幅広の帯状に淡く黄色いことや、
 顔等も黄色い部分があることから黄色い鯛という意味で付けられました。

 「レンコダイ/連子鯛」は群れで生息するキダイは、
 延縄で獲れる際に針に間隔を開けず次々と揚がってくることが多く、
 その様子が由来といわれています。

〇生態

キダイは本州中部から南の日本海及び太平洋から東シナ海、
更に南のオーストラリア辺りまで分布する暖海性で、
沿岸部ではなく主に沖合や大陸棚の水深約50~200mの
砂泥底に群れで生息をして、小魚、甲殻類、頭足類等を捕食しています。

産卵期は春と秋、年に2回に分けて行われています。

孵化しました稚魚の大きさは・・・

1年:約9~11cm          2年:約15~16cm

3年:約19~22cm         4年:22~27cm

寿命は、概ね8年程とみられます。

尚、2年目で成熟しますが若い間は雌が多く、
成長して5年程経ちますと一部の雌が性転換して雄化することが知られています。
その為、大型のものは雄が多いです。

外見は、マダイと同じように側扁して体高のある
「鯛」らしい形をしていますが、マダイ程大きくはならず、
約20~30cmのものが中心で、大きいものでも40cm程です。

頭頂部から口元にかけては直線ではなく、
鼻のあたりが少し凹んでいて口が突き出たように見えます。
上下の顎には鋭い円錐形の歯が並んでいます。

体色はマダイに比べ、明るいピンク色から朱色で、
口元から目元にかけて黄色い部分が目立ち、
体側にも淡く帯状に黄色い部分が見られます。

問題 キダイ/レンコダイの漁獲量(平成27年)についてですが、
   都道府県で2位を教えてください。

1、鹿児島県

2、島根県

3、福井県

<キダイ/レンコダイの漁獲量>

順位   都道府県   漁獲量(t)   割合(%)

1位   長崎     2115     31

2位   ここ     1115     17

3位   島根      843     13
4位   福岡      432      6
5位   千葉      338      5

*平成27年漁業・養殖業生産統計より抜粋

ヒント・・・〇正解の都道府県の産地

      下関市、萩市、長門市等です。

お分かりの方は数字もしくは漁獲量(平成27年)で、
2位の都道府県をよろしくお願いします。





     
     










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