有田みかん
- カテゴリ:占い
- 2023/11/10 16:49:30
ニコットおみくじ(2023-11-10の運勢)
こんにちは!前線が通過し、九州から東海と北海道は朝から雨。
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沖縄は晴れ。
最高気温は平年並みか高い。
【有田みかん】 ありだみかん Mandarin of Arida
Citrus unshiu
☆有田みかんは、和歌山県で生産されているみかんの代表的なブランドです。
*みかん・・・温州(うんしゅう)みかん
[温州みかん]
みかんには様々な品種がありますが、
日本で一般的に食されている「みかん」は「温州みかん」のことを指します。
日本原産の果物で主に関東以南で栽培されています。
収穫時期は9~1月と品種により様々です。
収穫時期や栽培地域により味わいが変わりますので、
食べ比べをして、お好みの産地を見つけるのも楽しみの一つです。
原産地 :鹿児島県
開花時期:5月
花色 :白色
〔名前の由来〕
温州みかんの「温州」という名前は、
中国のみかんの産地にあやかって付けられたものです。
しかし・・・
温州ミカンの原産地は中国ではありません。
元々は江戸時代初期に中国から渡来してきました早橘(そうきつ)等の
柑橘類が偶然実生(ぐうはつみしょう)した品種です。
□早橘「早桔(そうきつ)・慢桔(まんきつ)」
温州みかんは日本原産です。
田中長三郎さんによりますと、江戸時期に中国の黄岩(こうがん)から
現在の鹿児島県出水(いずみ)郡長島地方にもたらされました
「早桔」又は「慢桔」の偶発実生とされています(1927年)。
《田中長三郎(たなかちょうざぶろう)》さん
1885年11月3日ー1976年6月28日
日本の農学者です。
台北帝国大学農学部、東京農業大学農学部、大阪府立大学農学部の
教授を歴任しました。
*黄岩・・・黄岩区は中国・浙江省台州市に位置する止轄区です
岡田康男さんは、同じく出水郡東長嶋村の山崎司宅には、
当時、古老がクネンボと呼ばれる推定樹齢300年以上とされた
みかんお古木がありまして、これを温州みかんの原木としています
(1936年)。
≪温州みかんの由来について≫
元台北帝国大学教授の田中長三郎博士は、
綿密な古書の探索と広範な実地踏査から、
次のような根拠により、我が国における温州みかんの栽培が
長嶋に発したと推理されました。
・神田元泉さんの著書に、
「大仲島ー名唐蜜柑、支那より肥後仲島輸入せるによりこの名ある」
このように記してあること
・九州地方において温州みかんを仲島みかんと呼ぶこと
中国各地を実践踏査したが温州みかんが存在しなかったこと
・仲島は今の長島で遣唐使の通行に関係があったこと
これらのことから・・・
田中博士は「温州ミカンは中国黄岩県から天台宗の層がもたらした
早キツ、マンキツからの偶発実生と思わせる」
このように述べています。
このような田中博士の所説をさらに証明付けられたのは、
昭和11年垂水(たるみ)果樹試験場の岡田康男さんの
発見になる古木です。
樹齢300年と推定したこの木は、
鷹巣(たかのす)の山崎さんの宅地内にあり、
樹周が180cm、樹高が7m、樹幅が27mの巨木でありましたが、
太平洋戦争中に枯死(こし)しました。
現在地の温州みかんは原木から採穂(さいほ)して接木した
4代目の原木で樹齢3年です。
文献では1848年(嘉永元年)岡村尚謙さんの
「桂園橘譜(けいけんきつふ)」に、
「温州橘」の名で記されたのが初めてです。
《岡村尚謙(おかむらしょうけん)》さん
生年不詳ー1837年5月2日
江戸時代後期の医者であり、本草家です。
下総高岡藩(千葉県)藩主井上正滝公に医家として仕えます。
江戸下谷に住みます。
文化14年(1817年)岩崎灌園さんに入門して本草学を学びます。
*岩崎灌園(いわさきかんえん)さん:
1786年ー1842年
江戸の人で、小野蘭山さんに本草学を学び、
後年シーボルトさんの指導を受けます。
主著「本草図鑑」「救荒本草通解」「武江産物志」があります。
屋代弘賢さんの「古今要覧稿」の物産説の編集に
灌園さんと共に協力します。
*屋代弘賢(やしろひろかた)さん:
江戸後期の国学者です。
幕府の書役となり、柴野栗山さんに従います。
*柴野栗山(しばのりつざん)さん:
1758年ー1841年
江戸中期の朱子学者です。
江戸に遊学しまして昌平黌(しょうへいこう)で
中村蘭林さんに学びましてついで京都で和学を
高橋宗直さんに学び、阿波侯に仕えました。
天明8年(1788年)、昌平黌の教官に登用され、
いわゆる「寛政異学の禁」を建議しました。
古賀精里さん、尾藤二州さんと共に、
「寛政の三博士」と称されました。
後に右筆となります。
和歌、故実の学に優れ、師の塙保己一(はなわきいち)さんを
助け「群書類従」の編纂に尽力し、編纂に尽力します。
主書には「古今要覧稿」があります。
2006年(平成18年)10月27日は、
地域団体商標制度の認定第一弾として、
有田みかんが地域ブランドとして認定されました。
○特徴
①食べやすい果実
②収穫時期で様々な味わい
③豊富な栄養素
○選び方
①果実の形
②皮の色や手触り
③箱外の場合は要注意
問題 この中で和歌山県内ではない地名を教えてください。
1、有田郡有田川町(ありだぐんありだがわちょう)
2、有田市(ありだし)
3、西松浦郡有田町(にしまつうらぐんありたちょう)
ヒント・・・○正解の地名
日本の伝統工芸の一つである有田焼の産地として知られています。
2006年3月1日旧有田町と西有田町が合併しまして、
新しい有田町が誕生しました。
県西部に位置していまして・・・
面積:65、85㎢
人口:約20000人
東西を黒髪連山と国見(くにみ)連山に囲まれた、
豊かな自然に恵まれた土地です。
@黒髪(くろかみ)連山
住所:有田町稗古場(ひえこば)二丁目10番11号
電話:080-1761-3190
黒髪連山は最高峰の青螺山(せいらさん)で620mですが、
登山道は急峻で、標高350m辺りは岸壁が取り巻いています。
佐世保市の若い登山グループは、
2015年に「最強の低山」と賛辞を贈ってくれた程です。
お分かりの方は数字もしくは和歌山県内ではない地名をよろしくお願いします。
ミオティカ、お忙しい時間帯にコメントをありがとうございます。
そうなんですよね、「ありだ」ですね。
なるほど~、愛媛県南西部は温暖な所で段々畑も多いですものね。
愛媛県のみかんの特徴は、甘さですよね。
みかんはご存知ビタミンCを含みますので、
昔から風邪予防としても有名な果実ですね。
どうぞ今秋、そして冬、真冬と風邪をひかないことを願っています。
ミオティカさんにとりまして今週末、有意義に過ごせますことを心よりです。
どうもありがとうございました。
うちは いつも うわじまのえひめみかんをいただきます^^