コマツナ
- カテゴリ:占い
- 2023/12/06 17:19:25
ニコットおみくじ(2023-12-06の運勢)
こんにちは!九州から北陸は日中は晴れるが、夜は雨の所も。
沖縄は曇りのち雨。
全国的に気温は平年より高い。
【コマツナ】 小松菜 Brassica rapa var.perviridis
Japanese mustard spinach
☆アブラナ科アブラナ属の野菜の一種です。
<概要>
〇コマツナ
青梗菜(ちんげんさい)と同じアブラナ科アブラナ属の植物です。
収穫せずにそのままにしておきますととうが立ち、
アブラナと同じ黄色い花を咲かせます。
[野菜のとう立ち(薹立ち・抽苔)につきまして]
とう立ちの「とう」は「花茎(花を咲かせる茎)」のことで、
花を咲かせる為の花芽の付いた花茎が伸びてきた状態のことを、
「とう立ち(薹立ち)」又は「抽苔(ちゅうだい)」といいます。
植物には自分の体を大きくする「栄養成長」と、
子孫(種)を残します「生殖成長」の2つの生育段階があります。
とう立ちは、生殖成長が始まりましたサインです。
トマトやナス等の果菜類は栄養成長と生殖成長が同時進行し、
果実を収穫する為には花を咲かせることが必要です。
しかし・・・
コマツナやハクサイ等の葉菜類の多くは生殖成長が始まると栄養成長が止まり、
葉が固くなり、食味が落ちてしまいます。
その為・・・
葉菜類は生殖成長が始まる前(とう立ちする前)に収穫する必要があります。
〔「花芽分化」と「とう立ち(抽苔)」〕
通常、花を咲かさない葉菜類や根菜類は、
開花することを「とう立ち(抽苔)」といいまして、
その過程で起こる「花芽分化」もセットで含まれています。
その為・・・
花芽分化はとう立ちと解釈してしまいますが、
それぞれ具体的には次の現象のことを指します。
≪花芽分化≫
植物が栄養成長から生殖成長へ移行する初期段階として、
茎頂部でそれまで葉や茎を分化していた部分が花に分化する現象です。
≪とう立ち(抽苔)≫
栄養成長時には時間が詰まりました状態で、
葉の展開を続ける植物の短い茎が花芽分化に伴い、急速に伸長する現象です。
〔とう立ちの原因〕
≪とう立ちの要因≫
・日長:長日と短日があります。
・気温には低温と高温があります。
低温 高温
・種子から
・一定の大きさの苗から
・栄養(中性植物)
このようにとう立ちする原因は野菜により様々ありまして、
温度の高低や日長の長短が影響してスイッチが入ります。
〔陽が長くなる〕
長日条件(一日の日長が一定時間より長い)によりまして、
花芽が形成されてとう立ちする作物。
□長日条件の野菜
・シュンギク ・ニラ
・ホウレンソウ ・ラッキョウ
・ラディッシュ
とう立ちを避ける為にはとう立ちの遅い晩抽性品種等、適した品種を選びます。
又、外灯等、夜間に光が当たると長日と勘違いする為、
そういった場所での栽培は避けるようにします。
〔陽が短くなる〕
短日条件(一日の日長が一定時間より短い)によりまして、
花芽が形成されてとう立ちする作物。
■短日条件の野菜
・サツマイモ ・サトイモ
・シソ
〔種蒔きした時から低温に遭遇〕
種蒔きをした時から低温に一定期間遭遇することで、
花芽が形成されてとう立ちする作物。
(種子春化型・種子バーナリゼーション型)
≪とう立ちが起こる原因≫
ダイコンやキャベツ等は野根菜の多くは、栽培中にほとんど茎は伸びません。
このような茎を短縮茎と呼びます。
キャベツでは結球の中心に短縮茎がありまして、
ダイコンでは地際部分に根と思われている茎(下胚軸)があります。
花芽が出来ますと花芽を付けた短縮茎が伸びるようになりまして、
これがいわゆるとう立ち(抽苔)です。
トマトやナスで花芽を付けた茎が伸びましても単なる茎の伸長であり、
短縮茎が伸びるとう立ちとは異なります。
ブロッコリーが花蕾(からい)を形成しますのは、
厳密にはとう立ちではありませんが、
ほぼ同じ仕組みで花蕾が出来る為、ここでは一緒に説明します。
とう立ちが起こる原因のうち、
栽培中に低温に当たって起こる反応を
「春化バーナリゼーション」といいます。
葉根菜類が低温に反応するタイプには2種類ありまして・・・
◇種子春化型
種がを吸収して、発芽し始めた時から低温に反応します。
◆植物体春化型
ある程度の大きさになりましてから低温に反応します。
とう立ちを避ける為には、低温に当てないようトンネル等で保温したり、
秋蒔きの播種(はしゅ)があまり遅れないように播種する時期を調整します。
〔一定の大きさになりましてから低温に遭遇〕
一定の大きさに生長してから低温に一定期間遭遇しますことで、
花芽が形成されてとう立ちする作物。
(緑植物春化型・植物体バーナリゼーション型)
◇緑植物春化型
生育が進みまして、一定の大きさになりましてから低温に感応するもの。
■緑植物春化型の野菜
・イチゴ ・カリフラワー
・キャベツ ・ゴボウ
・セロリ ・タマネギ
・ニンジン ・ニンニク
・ネギ ・ブロッコリー
とう立ちを避けるためには、
冬場にあまり大きくならないように播種する時期を調整します。
(大きくしないで冬を迎える)
〔高温に遭遇〕
一定の大きさに成長してから高温に一定期間遭遇しますと、
花芽が形成されてとう立ちする作物。
□高温条件の野菜
・レタス
〔一定の大きさになる〕
温度条件や日長条件に関わりなく、
ある一定の大きさに成長しましたら、花芽が形成される作物。
■栄養条件の野菜
・インゲンマメ ・キュウリ
・トウガラシ ・トマト
・ナス ・ピーマン
〔とう立ちした花茎を食す野菜〕
□蕾のうちが食す頃で、基本は塩茹でして食します
・コマツナ ・ハクサイ
・チンゲンサイ ・ミズナ
・カブ
これらはアブラナ科野菜で、蕾のうちが食す頃です。
〇旬期
@コマツナの旬は冬
11~3月にかけてが旬ですが、
3月頃に出荷される鶯菜も非常に季節感が強く、見逃せません。
問題 コマツナの主な産地と生産量ランキング(平成22年)からですが、
2位の都道府県を教えてください。
1、東京都
2、福岡県
3、大阪府
<平成22年全国のコマツナ生産量ランキング>
順位 都道府県 生産量(t) 割合(%)
全国 99100 100
1位 埼玉 18300 18
2位 ここ 8580 9
3位 神奈川 7710 8
4位 千葉 7130 7
5位 茨城 6250 6
*農林水産省統計データより抜粋
ヒント・・・〇小松川
正解の都道府県の江戸川区の「小松川」が由来といわれています。
現在でも江戸川区は正解の都道府県の最大の産地です。
お分かりの方は数字もしくはコマツナの産地と
生産量ランキング(平成22年)で、2位の都道府県をよろしくお願いします。
ミオティカさん、どうもお疲れ様です。
そうでありましたか、チャットサークルで盛り上がりましたか。
なるほど~、そちらの方面の例えにでしたか。
なかなかそちらの方面には「とう」を使用しない方が良さそうですね。
クイズですが、1番の東京都で大正解です。
ミオティカさん、素晴らしいですね。
おめでとうございます(祝)
ご多忙な夜の時間帯に、こうしてコメントやクイズの答えをありがとうございました。
茎が成長しすぎて おいしくなくなることを
主に女性に例えて「とうが立った」と言うそうじゃない?ヽ(`Д´)ノプンプン
いくつになっても 女性は美味しく食べられますよ!?w
いや わしはもう ”たべられません”がね(わしはもうお菓子等に入っている乾燥剤ですよw
江戸川区て・・・東京じゃんね・w・;じゃん?