スイセン
- カテゴリ:占い
- 2024/01/12 16:56:24
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こんにちは!九州から関東は概ね晴れ。
前線の北日本通過の影響で、北陸から日本海側は雨や雨が降り、夜は冷え込む。
沖縄は晴れ。
【スイセン】 水仙 Narcissus tezetta
Narcissus Daffodil
☆ヒガンバナ科スイセン属の属の一つです。
<概要>
〇和名
雪中花
〇原産地
・地中海沿岸 ・北アフリカ
・スペイン ・ポルトガル
〇特徴
スイセンは、早春に花を咲かせる春を告げる球根植物です。
白と黄色以外にピンク色や緑色、オレンジ色等、色とりどりの花が咲きます。
@スイセン園芸品種の数
数万品種もありまして、とても種類が豊富です。
@品種
品種によりまして一本の茎から一本の花が咲きます種もあれば、
日本水仙のような房咲き種もあります。
最近では八重咲種等、新品種のスイセンが毎年のように登場します。
スイセンは主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、
中には秋に咲く品種もあります。
スイセンは数年間植えたままで管理が出来まして、
環境が合いますと球根が増えていきますので、
ガーデニング初心者にはおすすめの球根の花です。
球根を纏(まと)めて植え付けておきますと、
年々分球しまして、とても見事な空間になります。
そして、日本全国には沢山のスイセン群生スポットが存在します。
〇スイセンの基本情報
@園芸分類
球根です。
@草丈・樹高
約20~40cmです。
@耐寒性
強いです。
@耐暑性
弱いです。
@花色
・白色 ・黄色
・緑色 ・ピンク色
・アプリコット色
*その他、様様な色があります
@開花時期
11月~4月頃ですが、品種によります。
〇種類
@スイセン・オータムジュエル
秋に咲きます原種系スイセンです。
グリーンがかりました黄色の小輪の花が11月~12月に咲きます。
そして、開花期間が比較的に長いです。
@スイセン・バルボコディウム
原種系スイセンの一つで丈は短めです。
ペチコート咲き、ペチコート水仙とも呼ばれています。
開花は品種によりますが、12月~3月です。
色は白色や黄色等の品種があります。
★ペチコートスイセン
ヨーロッパ南西部に分布しますヒガンバナ科スイセン属の多年草です。
*スイセン属・・・ナルキッスス属
□ペチコートスイセンとして流通は3種類
・ナルキッスス・バルボコディウム種(Narcissus bulbocodeium)
・同種の園芸品種
・同種との交雑種
■バルボコディウム種の分布域
・ポルトガル
・フランス
・スペイン
主に地中海沿岸域を中心に牧草地や、
森林の開けた場所等に自生しています。
愛らしい花を咲かせることから、
世界で広く栽培されているスイセンの一種です。
□原種スイセン
原種、又は原種に近い形で品種が流通していますので、
「原種スイセン」とも呼ばれています。
■花期
ペチコートスイセンの花期は1月~3月です。
花期になりますと葉の間から花茎を伸ばしまして、
頂部に花径3cm前後の花を一輪、横向きに咲かせます。
花は外側で横に開きました6枚の花被片(かひへん)と、
内側で漏斗(ろうと)状になっている
副花冠(ふくかかん)から構成されています。
花被片は細い剣形で、副花冠は大きく前に突出しています。
□構造
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ← 花被片
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
┃ ┃┃┃ ┃
┃ ┃┃┃ ┃
┃ ┃ ┃
┃ ┃
┃ ↑ ┃
ーーーー ┃ ーーーーーーーーーーーーーーーー
┃
副花冠
この副花冠の形がペチコートに似ていることが、
「ペチコートスイセン」の名前の由来となっています。
◆花被片
内側の花弁(petal)と外側の萼片「(がくへん)(sepal)」の
2種類に分けられることが多いです。
・1つの花の花被片を纏めて:「花被(perianth)」
・1つの花の花弁を纏めて :「花冠(corolla)」
・1つの花の萼片を纏めて :「萼(calys)
このように呼びます。
このような「纏める呼び方」は、
アサガオのように花弁(5つ)が融合・一体化している場合や、
ホウセンカのように花弁(3つ)と萼片(3つ)が
組み合わさり、特徴的な形状を作っている時に便利です。
*融合・一体化している場合・・・花冠はラッパ状
・特異な形状を作っている時・・・花被は覆いのあるちりとり形
雄蕊や雌蕊でも同様に「雄蕊群」「雌蕊群」と纏めることがありますが、
文脈で分かり場合は「雄蕊」「雌蕊」で済ませることも多いです。
当然ながら雄蕊が花に1つの時は必ず「雄蕊」を使用します。
花はシュートの先端、萼片、花弁、雄蕊は
それぞれがシュートについている葉に相当します。
雌蕊は1枚の葉に相当する場合と、
複合の葉の集合体である場合とがあります。
◇副花冠
Q、水仙の花の構造はどうなっているの?
A、「花冠」は花弁の集合体のことで、
「副花冠」は花冠の一部が変形して出来たものであると
いわれています。
この副花冠はスイセン以外の花でも持っている部位ですが、
スイセンはこの副花冠が特に大きく発達しています。
さらに品種により様々な大きさや形に変化します。
副花冠の中には雄蕊と雌蕊がありますが、
この雄蕊と雌蕊はスイセンの遺伝子の構造上の理由によりまして、
受粉しても上手く種子を作ることが出来ません。
この為、スイセンは種子で増やすことが難しい訳です。
その代わり、球根を分裂させて新しい球根を生み出すという方法で、
簡単に増殖することが出来ます。
葉は細い線状で約7~23cmに伸びまして、
花茎は約10~20cmに成長します。
花を咲かせました後、夏は地上部を枯らせて休眠しまして、
秋に再び芽吹きます。
問題 学名「Narcissus(ナルキッソス)についてです。
ギリシア神話に登場する美少年の名前が由来とされていますが、
元々の語源の意味を教えてください。
1、失神させる
2、麻痺させる
3、興奮させる
ヒント・・・〇「ナルシスト」の語源
@花言葉の一つ
自己愛です。
ナルキッソスさんは寝食を忘れ、
水面に映りました自分の姿を見つめ続ける。
やがて痩せ衰えたナルキッソスさんは姿を消します。
そこには水仙の花が咲いていた。
〇アルカロイド(リコリン)
葉や球根を誤飲すると、悪心、下痢、発刊、頭痛、嘔吐等の中毒症状を
引き起こすことがあります。
お分かりの方は数字もしくはナルキッソスの語源の意味をよろしくお願いします。