初地蔵
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2024/01/24 00:11:40
こんばんは!24日は、北日本や東日本から西日本の日本海側では雪が降り、
大雪となる所があるでしょう。
又、東海や西日本の太平洋側でも大雪となる所がありそうです。
大雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。
関東甲信は晴れる所が多いものの、山沿いでは雪の降る所があるでしょう。
南西諸島は雲が広がりやすく所によりにわか雨がある見込みです。
【おすすめや思い出のゲームは?】
A、ファミリーコンピューター時代の「ドンキーコング」です。
難しかった記憶があります。
【初地蔵】 はつじぞう
☆その年最初の地蔵の縁日を初地蔵と呼びます。
初地蔵は毎年1月24日です。
一年間の福を願い、盛大な法要が行われます。
<概要>
〇真言宗智山派 双子山 地蔵寺 さん
住所 :北海道札幌市中央区双子山1-10-12
電話番号:011-561-4991
アクセス:・地下鉄東西線「円山公園」駅 JRバス9分「界川」下車徒歩約5分
→ 地蔵寺
・地下鉄南北線「中島公園」駅 JRバス12分「界川」下車徒歩約5分
→ 地蔵寺
寺宝 札幌最古 札幌開拓延命地蔵尊
150年近くにわたって札幌の街の移り変わりを見つめ、
今もあたたかなまなざしで守り続けています。
@明治4年、買いテクの安全を願って建立された札幌最古の石佛
昭和5年(1930年)地蔵寺さんは、
この「札幌開拓延命地蔵尊」を御本尊として開山しました。
素朴であたたかな姿のお地蔵様は、
現在、本堂内陣正面右脇間に寺宝として安置され、
札幌の街並みを見守り続けています。
お地蔵様の台座石には・・・
「明治四年九月二十四日建立 石工 滝上増太郎」
このように刻まれています。
札幌の開拓は始まったばかりで、
まだ広大な原野が広がっていた頃のことです。
東側と西側に区画され、
現在の南1条通を中心の街道として札幌は発展していきましたが、
当時の市街地は半径500m程度でした。
そのような時代に・・・
お地蔵様は、現在の南1条西5丁目に建立されました。
★建立
入植しました人々が開拓の安全と健康を願うとともに、
静かな町外れで道祖神としての役割も担って建立されたといわれています。
その後・・・
札幌の開拓はどんどんと進みまして、
市街地が発展するとともにお地蔵様も西へ西へと移転を余儀なくされます。
しかし・・・
お地蔵様の行く所はどこも大きく発展を遂げることから、
人々は「開拓地蔵」と呼びまして、親しみを増していきました。
@一時的に首が失われたことから「首なし地蔵」とも呼ばれるように
明治4年(1871年)の建立から20年程経ちました頃、
お地蔵様は南1条西11丁目に移されました。
ここは石山通として現在も交通量の多い主要道ですが、
当時から通行人が多く、赤い袈裟をかけて立っているお地蔵様の前には、
お供え物が絶えなかったそうです。
明治27年になりますと付近の発展が更に進みまして、
お地蔵様は南1条西17丁目に再び移されました。
それから数年が過ぎました明治35年頃、
お地蔵様の首が無くなっていることに人々は気付きました。
以来、お地蔵様は「首なし地蔵」と呼ばれるようになりまして、
姿は変われど、引き続き地域の発展を見守っていきました。
大正6年には、お地蔵様は南1条西18丁目に移転します。
失われた首の代わりの石に頭巾を被(かぶ)せまして、
袈裟をつけた姿で立っていたといわれています。
やがてこの場所にも住宅や商店が増えたため、お地蔵様は大通西19丁目へ。
この時に尽力されたのが、当時この町内に住み、
篤志家として知られた小川直吉さんです。
☆篤志家(とくしか)
「社会奉仕や公共の福祉等を熱心に実行したり支援したりする人」という
意味の言葉です。
「篤志」とは「志(こころざし)が篤(あつ)いこと」で、
特に社会奉仕や慈善活動に熱心であることの意味で使用されます。
★篤志家の語源
「篤志家」は難しい感じを使用したり、
「志が篤い」のように熟語と意味の漢字の順が逆であったりする為、
中国語由来と勘違いされることもありますが、実はそうではありません。
「篤」は「とく」という読み方の為、
「竺(とく)」という字に通じると考えられています。
「竺」とは・・・
・人情にあつい
・誠実
このような意味でも使用されるようになりました。
そして・・・
・人情にあつい
・志にあつい
これらでは「篤い」が使用されます。
☆篤志家とボランティアの違い
「篤志家」と「ボランティア」では、
社会活動や慈善活動を行っている点では共通しています。
あえて相違点を挙げるとしますと・・・
・篤志家 :慈善活動に熱心である人全般を指して使用されます。
・ボランティア:無料奉仕活動に対して使用されます。
尚、英語の「ボランティア」には有償の活動も含まれますが、
日本におきましては無償の社会奉仕活動として使用されます。
英単語の「volunteer(ボランティア)」の日本語訳に、
「篤志家」も含まれていますので、両者は同じ意味を持っています。
《小川直吉(おがわなおきち)》さん
札幌の社会福祉の父とも称される偉人です。
小川直吉さんは札幌の開拓期に活躍しまして、
特に「開拓地蔵堂」の建立に尽力しました。
小川直吉さんの偉業は、札幌の歴史とともに今も語り継がれています。
小川さんの呼び掛けによりまして・・・
お地蔵様の為に小さなお堂を建て、お祀りすることになりました。
お堂はやがて・・・
「地蔵堂」と飛ばれるようになりまして、多くの人々に慕われていきます。
その頃、失われていましたお地蔵様の首が見つかりました。
新川の大改修の際に見つかったともいわれています。
元の姿に無事、戻られましたお地蔵様ですが、
今も多くの檀信徒には「首なし地蔵」の呼び名で親しまれています。
尚、小川直吉さんの社会福祉事業の先覚者としての偉業を称えまして、
札幌市中央区大通西19丁目の養護老人ホーム「札幌市長生園」さんの
敷地内には「小川直吉翁頌徳(しょうとく)碑」が建てられています。
問題 お地蔵様は、仏教における仏様の一人ですが、
お地蔵様は何菩薩様かを教えてください。
1、弥勒(みろく)菩薩様
2、虚空蔵(こくうぞう)菩薩様
3、地蔵(じぞう)菩薩様
ヒント・・・〇菩薩様の意味
・菩薩の名前は「菩提薩埵(ぼだいさった)」を略したものです。
・菩薩とは、悟りを開いて如来になります前の修業時代のお姿です。
・如来の仕事を手伝ったりお供をする役割があります。
菩薩様は「仏様」の4つの階層のうち、
上から二番目の階層になります。
つまり・・・
菩薩とは如来になる為に修行をしている存在です。
・如来:沙織を得た存在で仏像の最高位
・菩薩:悟りを得る為に修行中
・明王:耳を傾けない者を忿怒(ふんぬ)の形相で導く
・天部:仏教界の守護神
@正解の菩薩様
大地の恵みをもたらす仏様です。
お分かりの方は数字もしくはお地蔵様は何菩薩様かをよろしくお願いします。