Nicotto Town


かきくけこのブログ。


真面目でまともな人が、精神科に行く。

精神科に行ってる人というと昭和は「やばい」というイメージだったかもしれないが、こんなにも情報飽和状態のどんどん洗練されている現代においては、もう薄々、現代人はもう薄々気づいてるんじゃないだろうか?真面目で頭がいい人ほど、精神科の病気になると。


私はありがたい事に(お金がかからないという意味で)精神病になってない事になってるんですが、自分なんて一番病気なんじゃ?と思う事があります。でもそういう人ほど精神病院に通ってなくて、真面目でまともで四年制大学出てるインテリな人に限って、普通に会社で部下の面倒を見てるようなリーダー、指導者に限って、そういう人ほどやっぱりメンタル系病院に行ってると思います。これは私の個人的な感想なんですけど、ユーチューブの樺沢紫苑氏の動画を見ても、やっぱりそうじゃないのかと思いました。バカは風邪ひかないって本当だと、バカの私もずっとそう思ってます。

自殺する文豪
 前の千円札の夏目漱石もそうですが、自殺しました。一度、海外人(どこだったかな…忘れたけど黒人の方)とお話した時、

「なぁ、日本人って自殺するよね。自殺する国民だよね。なんでなの?なんでみんな自殺するの?」

って聞かれて、知らんがな。と思った。ていうか、「日本人=自殺」ってイメージだったんだな~と思いました。もっと「日本人=寿司好き」とか「日本人=勤勉で真面目」とか「日本人=残業文化」とかそういう話題もあってよさそうだけど、日本人の代名詞が、ある国では「自殺」なんだ、と衝撃を受けました。そんなに自殺するもんだと思われてるんだなと。私たち日本人が「アメリカ人って朝食に脂っこいものよく食べるな~」とか言うように、「日本人ってみんな自殺するみたいだぞ」というような会話が、どこかの国でなされているのか。


なぜインテリは鬱とか自殺ばかりなの。医者でも自殺した人はいる。頭がいいから精神病にならないとは限らない。平成を引きずる旧人類は「精神病院なんて行くのは人生終了したキチガイ」みたいな感じの人間が終了した言い方をする古い考えの人もいますが、まともな人程そういう病気と共存しているのが、令和時代なのではないかと思う。こんなに簡単にネットで今まで知れなかった知識が氾濫している時代に、精神科の病気はむしろ、ストレス社会で働き続けているバリバリの人たちにこそ無縁とは言い切れないものがあるのではと、無職でぱっぱらぱ~な、どうやら健康らしい私から見た、世界の姿です。


医者の三割が精神病にかかるというデータも。
 どこかの何かの記事で読んだけど、研修医の三割がメンタルやられるという記事を見た。医者みたいに頭がいい人ですら、ですら、メンタル普通にやられるという事なので、精神病院に行けとか行くのは終わり、みたいに言う人がどれだけバカなのか。頭が江戸時代で止まってると思う。もう令和時代なので、医者ですら「もうやめたい…」と思うようなのが、この現代社会で労働するという事なのだ。そして、労働しなければ人間は死ぬのだ。死か、病気と認めるか。その二者択一を迫られるのは、なにも特殊なストレスにかかっている人というわけではなく、わけもなく簡単に、そんなに努力しなくても誰しもすべての社会人が、別にそんなの、当たり前に経験するのでは?と感じるのが、働き生きる現代日本人のメンタルの様相なのではないか。自分が何かを抱えている現実を、むしろ早く悟れるから医者の三割が自分を精神病だと自認できるのかもしれない。バカほどストレス発散手段も対策も講じず「自分は絶対メンタルの病気にならない」と断定してるかも。そう言わなければならない強くないといけない立場や責任があってそうとしか言えない人もいるだろうから、それはとても何だかそういう人間の自然を否定する社会の構造というものに、いつも疑問を感じる。その為に生じる歪さに犠牲になる人もいるだろうし。


私は自分のこと絶対病気だと思ってるけど、病気じゃないらしい。バリバリ働いてガンガン稼げる能力のある医者のような人ほど、精神病にもなるらしい。はたして、この令和時代という物価も上昇するしストレス社会だし、そんな社会で自分はこころの病気なんて一つも無い、と言い続けていられるのは、いったいどんな人種なの????と私は思う。普通に苦痛や苦労やありえないうんざりする事なんて、常に毎日あるようなのが普通の社会人なんじゃないのだろうか。どこかでストレス発散をしていない人なんているのだろうか?まったくストレスの無い人なんているのだろうか??そんな人っていったいどんな人なんだろうか。無職の人間関係ゼロな人なんじゃないの…????とかおもうんですけど、そんな無職で友達ゼロな人って、そんな人がいて、「私はこころの苦悩なんて無いのだ~」とか言われても、全然うらやましくないし、そんな乞食同然な人って裏社会の人に生きる価値無し、と認定され抹殺されるのでは???とか怖い映画見て恐怖したりして。社会で苦労しながら、心の薬の飲みながらも、必死で給料を稼いでいる人のほうが能力が高い、難しい事をしていると私は思う。悠々自適に暮らしているといえば聞こえはいいが、あくせく働くという事こそ、信用という大きな縁に守られて、メンタルの病気で通院しながらも働くような人種が、結果的に一番まともな精神の持ち主なんじゃ?と思う。文豪がみな自殺してしまったように、まともな人ほど追い詰められているのかもしれない。一度そんな気持ちを精神科で医者に話してみたら、スっと自分の置かれている現状や自分の知性が、腑に落ちるという事もあるんではないか。世間の人は、いろいろ問題が起こる可能性があるから面と向かって「カウンセリング受けたらどうでしょうか」とか言わないけれど、人間だれしも一度は意味もなくてもカウンセリング受けたほうが、実はいいんじゃないかと思っています。本当に真面目な、本当に助けられるべき人が、自分を大切にして、自分を守るためにも。




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