傘の日
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2024/06/11 00:41:42
こんばんは!11日(火)、西日本から東日本では概ね晴れますが、
午後は所々でにわか雨や雷雨があるでしょう。
東北南部は晴れますが、
東北北部から北海道では雲が広がりやすく所によりにわか雨や雷雨がありそうです。
南西諸島は雨が降り雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。
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【傘の日】 かさのひ Umbrella Day
☆6月11日は「傘の日」で、
日本洋傘振興協議会さんが暦の上で入梅にあたるこの日を制定しています。
入梅は梅雨入りの目安であり、
傘の持つ多様な魅力を紹介する日とされています。
[日本洋傘振興協議会]さん
Japan Umbrella Promotion Association=JUPA
住所 :東京都台東区浅草橋5-8ー1
電話番号:03-3861-5924
日本洋傘振興協議会さんは、全国の洋傘製造業者有志によりまして、
1963年3月に設立されてから既に50年を越える歴史のある団体です。
その間、会員企業様は洋傘の品質向上と安全性の確立はもとより、
常にファッショントレンドの研究や機能性の向上を探求しまして、
より高付加価値値製品の開発に努力致しています。
又、日本洋傘振興協議会さんでは独自にJUPA(ジュパ)基準を設定しまして、
会員の洋傘の品質、信頼、安全の証として、
JUPAマークを添付しています。
<概要>
〇正しい傘の使用の仕方
普段、何気なく使用している傘についてですが、
その1本1本は40~50個のパーツから出来ています。
このパーツの数はファッションアイテムとしても異例の多さです。
ですので・・
「丈夫であることが当たり前」のように思われがちな傘は、
非常にデリケートなものでもあります。
勿論、メーカーさんも使いやすさと耐久性の向上について、
充分に研究していますし、製品に反映させています。
しかし・・・
長持ちさせる為には、やはり丁寧に扱ってあげることが重要です。
〇傘の柄等、傘の部位の名称
①親骨・受骨・ダボ
「親骨(おやぼね)」とは、傘生地に添った長い骨を指します。
傘のサイズ感を見る時に参考する場所です。
≪一般的な折りたたみ傘≫
親骨の折り曲げる部分を境に・・・
・外側:「先親骨(さきおやぼね)」
・内側:「元親骨(もとおやぼね)」
このようにいいます。
『受骨(うけぼね)』
下ろくろから親骨の向かって支える形の短い骨を指します。
『ダボ』
この2種類の骨が接している部位をいいます
ここに使用される布は一般的に「ダボ包み」と呼ばれることが多いです。
この布は傘に張られている生地と骨の間に入ることによりまして、
クッションのような役割を果たします。
②柄(手元/ハンドル)
「え」には手で持つ為に付けました細長い部分、
棒状の部分という意味があります。
「かさのえ」と使用する時には、持ち手の部分を指します。
「がら」の場合は、勿論模様を意味しています
この手持ち部分には、他にも「持ち手」「手元」「ハンドル」等、
様々な呼び方があります。
1、柄の種類
柄はその傘のイメージやコンセプトに合わせて選んでいます。
大きく、木製、合皮、寒竹等に分類されます。
「傘の柄の木製の部分」の代表的な植物は、
「もみじ」「カエデ」です」
この2つは同じ部類の木材ですが、
その特徴は何といいましても、木肌の美しさです。
「ブナ合板」も強度が高く、多く使用している素材の一つです。
こちらも木目が綺麗に見える素材です。
木製の場合はそのままの色合いで使用をしたり、
傘のイメージでによりましては黒系や茶系に染めたりすることもあります。
寒竹の柄は織物の傘が持つ高級感やお洒落さを、
より一層引き立ててくれます。
天然素材ですので、太さ等の個体差がありますが、
それも一つの味として是非お楽しみください。
寒竹も使用するなかで経年変色しまして、
その色合いを変化していきますので一層自分だけの特別な傘になります。
合皮は、そのバリエーションの豊富さが特徴です。
鮮やかな単色のものや、デザイン性のあるもの、
タッセル(房)付きのもの等、実は様々なタイプがあります。
又、色合いが豊富ですので、
その分、傘生地とのバランスやイメージを大切にしています。
均一に巻かれました合皮は手馴染みが良く、
品質の高さを感じていただくことが出来ます。
アクセントの役割や高級感や統一感を高める効果等にも発揮します。
絵おり桜というものがありまして、
傘に広がる可憐な桜達が魅力的な婦人傘です。
この傘の柄には、小さな桜がおり描かれた傘生地を使用しています。
美しく巻かれた桜の生地は高級感や特別感を一層高めながら、
職人達の技や拘(こだわ)りも味わうことが出来ます。
2、傘の柄を長持ちさせる方法
【使用後の注意、保存方法】
雨傘として使用後は、日陰に干してよく乾かします。
保管する時には、直射日光や高温になる場所を避けます。
湿気が残りました状態や直射日光、高温等の状況下は、
劣化や破損に繋がる可能性がありますのでご注意ください。
その中でも「寒竹」「藤」は伸びやすいですので、しっかりと乾かします。
又、玄関先の靴箱に引っ掛けておくという方もおられる可能性もです。
これは伸びてしまう原因になりますので、注意が必要です。
気になる方は紐等で括(くく)っておきますと、
比較的伸びにくくなります。
傘の柄に付いているセロファンは剥がしてください。
これは配送時等の傷防止の為に巻かれています。
そのままの状態で使用しますと、
セロファンの内側に湿気が溜まりまして、
黴(かび)の発生等、劣化に繋がります。
3、露先・玉留め・口金
「露先」とは雨露が傘骨に添って流れ落ちていく先端部分を指します。
長傘の場合は一般的に先端の金属パーツ、
折りたたみ傘の場合は骨と一体型のことが多いですので、
雨が流れ落ちる骨の先端部位を「露先」と呼びます。
「玉留め」は露先を纏(まと)める為のパーツです。
玉留目に対し、同じ位置にある金属パーツで、
手元に固定されているものを「口金」といいます。
問題 その他、中棒、ろくろ、はじき、石突き・突先、天紙・菊座・陣笠、
ネーム、タッセル、小間(こま)、傘袋とあります。
この中の石突きのある部分を教えてください。
1、手で持つところ
2、傘の布等のある部分
3、地面に接する、傘の先端
ヒント・・・〇石突き・突先
中棒(なかぼう)のカバーのような役割を持っています。
@中棒
大まかに木棒と金属棒の2種類があります。
その傘の雰囲気やイメージに合わせて選ばれています。
〇〇が正解の部分でその次が突先です。
お分かりの方は数字もしくは石突きのある部分をよろしくお願いします。