ブルーベリー
- カテゴリ:占い
- 2024/06/14 14:12:59
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【ブルーベリー】 Vaccinium
Blueberry
Myrtille
☆ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類される落葉低木及び果実の総称です。
<概要>
ブルーベリーはツツジ科コケモモ属の小果樹の中の、
食用となる実を付ける種類の少々となっています。
名前の通り青い実を付けますが、その種類は沢山あります。
ブルーベリーと呼ばれるものを大きく分けますと、
3つの種類に分けられますが、その前に分類についての紹介です。
ブルーベリーとは、北アメリカ原産の落葉果樹です。
*一部は常緑性です
生物学・分類学的にいいますと・・・
「ツツジ科・スノキ属・シアノコカス節」
このように分類されます。
<生物学・分類学的ブルーベリーのポジション>
〔真核生物(Eukaryota〕
・植物界(Plantae)
・被子植物門(angiosperms)
・真正双子葉類(eudicots)*
・コア真正双子葉類(core eudicots)*
・キク類(asterids)*
・ツツジ目(Ericales)
・ツツジ科(Ericaceae)
・スノキ亜科(Vaccinioideae)
・スノキ属(Vaccinium)
・シアノコカス節(Cyanococcus)
・ブルーベリー(Blueberry spp.)
*は階級なし
ブルーベリーの祖先は南アメリカで生まれたといわれています。
その後・・・
カリブ海を北上し、アメリカ東海岸に沿って北方へ広がりました。
〇ツツジ科
全般的に酸性土壌を好みます。
一部の亜科を除き、菌根菌と共生して「ツツジ型菌根」を作ります。
@ツツジ型菌根
植物の根の皮層細胞から土壌へ菌糸を伸ばしまして、
土壌の栄養素を植物へ提供しています。
他の菌根に比べて高い有機物分解能力を持っていまして、
未分解の有機物が堆積しているような強酸性土壌で最も活発になります。
一般的には強酸性土壌では重金属の溶脱が多く植物の育成には適しませんが、
ツツジ型菌根は重金属イオンの吸収を抑制し、
植物の重金属中毒を防止しています。
@スノキ属
常緑或いは落葉性で主に北半球の寒い地域に分布しまして、
酸性土壌を好みます。
スノキ属は世界に450種、日本には19種が確認されています。
又、ハワイやマダガスカル等の熱帯地域や南半球に分布する種もあります。
スノキ属の仲間には・・・
・クランベリー ・コケモモ
・ビルベリー ・クロマメノキ
・シャシャンボ
これらがより近い仲間になります。
日本の土壌で育ちやすいブルーベリーの近縁種との接木栽培は、
今も専門機関や愛好家の間で積極的に試されています。
<ブルーベリーの呼び方について>
・ブルーベリー :北アメリカ、英語圏の国、日本等の一部の国に限定
・ビルベリー :北欧
・ビッグネイルベリー:ロシア
・ハックルベリーや :南米やアジア等
自生する青い実
このように呼んだりします。
@シアノコカス節
ブルーベリーの仲間です。
・ハイブッシュブルーベリー
・サザンハイブッシュブルーベリー
・ローブッシュブルーベリー
・ラビットアイ
・ワイルドブルーべリー
これらの5種がこのグループに入ります。
ツツジ科には・・・
・ツツジ ・サツキ
・シャクナゲ ・アザレア
これら植物もツツジ科で同じ仲間です。
〇歴史
<ブルーベリー年表>
1620年以前:北アメリカの先住民族の間で、
食料や薬等として用いられていました。
1620年~ :ヨーロッパから北アメリカのマサチューセッツへの移民が、
先住民族からブルーベリーの栽培や加工等の技術を、
教えてもらったようです。
1860年代 :アメリカ独立戦争(南北戦争)が勃発し、
缶詰にしたブルーベリーが、
軍に供給されるようになりました。
これにより果実としての価値が高まりまして、
栽培が試みられるようになりました。
ほぼ同時期からハイブッシュの、
野生選抜品種による栽培が始まりました。
1887年 :ラビットアイの野生選抜品種による栽培が始まりました。
1920年 :ハイブッシュの栽培品種が誕生します。
(パイオニア、キャサリン、カボット)
1930年 :ヨーロッパでビルベリーの栽培が始まります。
1950年 :ラビットアイの栽培品種が誕生します。
(キャラウェイ、コースタル)
1951年 :日本の農林水産省北海道農業試験場が、
アメリカ・マサチューセッツ州立農業試験場から
ブルーベリーを導入します。
(日本で初めて導入されたのはノーザンブッシュ)
以後、現代まで栽培・品種改良が進んでいます。
〇ブルーベリーと呼ばれるものの3つの種類について
@ハイブッシュブルベリー
北アメリカ原産で主に寒冷地や高冷地で栽培されています。
果実が大きいのが特徴です。
・ノースランド ・ランコーカス
・フロリダブルー ・エイボンブルー
これら等があります。
@ラビットアイブルーベリー
アメリカ島南部原産で果実が成熟する途中に、
兎の目のように赤くなることから、この名前が付けられました。
比較的暖地向きの品種で・・・
・ウッダード ・ホームベル
・ティフブルー ・バルドウィン
これら等があります。
@ローブッシュブルーベリー
野生種で、北欧やアメリカ北東部からカナダ東部に広く自生しています。
果実は小さく、黒紫色で酸味が強い物が多い為に主に加工用とされまして、
そのまま生のまま食されることはほとんどありません。
・バークレイ ・コリンス
・ウェイマウス ・アーリーブルー
・スパルタン
これら等があります。
問題 御存知目に良いブルーベリーですが、
ブルーベリー生産量の都道府県別シェア(2018年)からですが、
2位の都道府県を教えてください。
<ブルーべり生産量の都道府県別シェア(2018年)>
順位 都道府県 生産量(t) 全国シェア(%)
全国 1521、1 100
1位 長野 178、5 11、7
2位 ここ 140、0 9、2
3位 群馬 134、9 8、9
4位 岩手 103、0 6、8
5位 千葉 81、9 5、4
*都道府県別のブルーベリーと生産量と全国シェア(2018)より抜粋
1、埼玉県
2、北海道
3、東京都
ヒント・・・〇正解の都道府県
@主要産地名
八王子市、町田市、青梅市です。
お分かりの方は数字もしくは、
ブルーベリー生産量の都道府県別シェア(2018年)からですが、
2位の都道府県をよろしくお願いします。