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貿易記念日

ニコットおみくじ(2024-06-28の運勢)

おみくじ

こんにちは!南から湿った空気が流れ込み、

九州から関東、北陸は広く雨で雷雨となる所も。
東北と北海道は日中は概ね晴れる。
沖縄は晴れ。

【貿易記念日】 anniversary

        memorial day

☆6月28日は貿易記念日です。
 この日は貿易に携わる企業だけではなく、
 広く国民全般が輸出入の重要性について、
 認識を深める日として記念日となりました。

 江戸時代や幕末の当時に輸出入品の取引は、
 港に設置された居留地と呼ばれる外国人の居留及び公益区域で、
 銀貨を用いて行われました。

<概要>

〇各経済研究所の調査

1980年代半ばに世界人口の3%に満たない日本が、
世界貿易シェアの10%近くを占めていましたが、
2016年には4%にまで低下しています。

〇日本の世界貿易マトリクス・輸出額(2022年) *単位:100万ドル

@世界

 812796

@USMCA

 98843

@アメリカ

 80317

@EU

 74406

@東アジア

 365209

@RCEP

 418235

@中国

 173096

@ASEAN

 132449

@APEC

 582279

(注)①輸出ベースです。
   ②東アジアは中国、韓国、台湾、ASEAN
   ③台湾の輸出額はDOTSに収録が無く、
    Grobal Trade Atlasを使用しています。
(出所)DOTS(2023年6月版)(IMF)及び、
    Grobal Trade Atlas(台湾データのみ)から作成しています。

〇日本の輸出低迷の背景にある3つの要素

 ー輸出拡大には中国対比での日本の競争優位を考える必要ー

2013年以降約3年にわたり、円安局面が続きましたが、
その間日本の輸出は伸び悩みました。

2016年には再び円高局面に転じました。

円安にも関わらず、輸出低迷が続いた要因の中で、
3つの要素を整理すると、その背景がみえてきます。

@円安でも輸出が増えなかった理由

 「円安になると日本の立地競争力が高まり、輸出が増える」

 このような話がよく聞かれていました。

 日本の輸出は伸び悩み、
 2016年に入って以降、円高局面に転じました。

 ①世界経済成長率の鈍化

  2010年代に入り、その成長率は鈍化します。

  2000年代に入って以降のリーマン・ショック前までは、
  IT革命により生産性が向上したアメリカや、
  中国をはじめとするアジア地域を中心に、
  世界経済は高い成長を遂げました。

  *高い成長を遂げた・・・国際通貨基金(IMF)によると、
              2001年から2008年までの
              世界の実質経済成長率は年率4%台半ば

  しかし・・・

  リーマン・ショック以降の世界経済は伸び悩みまして、
  円安局面でありました2013年から2015年の平均経済成長率は、
  3%台半ばと1%近く低下しました。

  こうして世界経済成長の鈍化が、
  世界の貿易量の低迷に繋がったと考えられています。

 ②世界の輸入依存度の低下

  世界経済に占める輸入の場合ですが、
  輸入依存度が世界的に低下傾向にあります。

  2015年初の原油価格急落が主因の一つとっみられていますが、
  その前から既に世界の輸入依存度は低下していました。

  輸入依存度が低下した背景には、世界的な投資の停滞があります。

  事実、世界のGDPに占める投資比率は、
  2010年代に入りまして以降、伸び悩んでいます。
  この為、投資の停滞がそのまま各国の輸入の低迷に繋がったことを
  示唆しています。

  投資停滞の要因としましては、
  足元の世界経済の低迷や世界的な生産性の伸びの鈍化から、
  投資主体となる企業が世界経済の先行きに、
  慎重になっていることがあるようです。

  さらに・・・

  昨今の国際金融市場の変調も、
  企業の投資判断をより慎重にしている可能性があります。

  又、供給過剰問題も投資停滞の要因として指摘されています。
 
  その顕著な例は中国ともいわれていまして、
  リーマン・ショック後に中国の投資比率は4兆元の経済対策により、
  一旦は高まりましたものの、
  その後は過剰設備問題が深刻化しまして、低下傾向にあります。

  輸入依存度の低下は、中国の製造業の自給率の高まり等も寄与したようです。

  輸入依存度の推移を国別にみてみますと、
  主要国ではアメリカ、ドイツ等でも2012年以降は、
  やや低下していましたが、特に顕著なのが中国でした。

  中国は技術レベルの低いローエンドな部品は現地生産していましたが、
  ハイエンドな部品は先進国からの輸入に頼っていました。

  しかし・・・

  近年ではこうしたハイエンドにつきましても、
  中国現地で生産するようになりまして、
  結果として輸入依存度の低下に繋がりました。

  実際に2010年以降の中国の財別輸出に対する、
  中国財の輸入比率をみてみますと、
  化学、鉄鋼、機密機器等の幅広い財において低下傾向にありまして、
  部品調達の現地化を示唆する結果となりました。

 ③日本の輸出シェアの低迷

  2013年と2014年の世界輸入に占める日本の輸出シェアは、
  縮小していまして、2015年も小幅な伸びに留まりました。

  2013年から2015年にかけての品目別のシェアをみてみますと、
  鉄、非鉄金属製品、重電、輸送用機器等の幅広い財で、
  日本の輸出シェアが縮小する一方で、中国のシェアが拡大しました。

  輸出競争力を示す一つの指標である貿易特化指数でみましても、
  同様の傾向がみられました。

  過剰生産の側面はあるものの、
  中国の輸出競争力が同期間に上昇したものとみるべきです。

  又、経済産業省によりますと、
  円安局面にありました2013年度、2014年度も、
  日本企業の海外生産比率は拡大していました。

  日本企業が競争環境やコストメリットの観点から、
  現地化を選んだ側面もあるようです。

  さらに海外の製造業の現地法人が、
  日本からの部材調達割合を減らしていることも、
  輸出シェア低下の要因になったと考えられています。

問題 2022年上半期の輸出商品(4199品目、HS6桁レベル)につき、
   個数や重量等、商品ごとの数量単位による変化についてです。

   その中で???に入る品目を教えてください。

   品目が多かったのは「その他原料・銅製品」、「???」、
   「繊維・銅製品」等でそれぞれ約350品目で、
   輸出数量が前年同期を上回りました。

   又「食料品」「一般機械」でも、
   200超の品目で数量を伸ばしました。

1、鉄鋼

2、化学品

3、精密機器

ヒント・・・〇2022年の正解の品目 *単位:億円

      ・肥料           :  246
      ・無機化合物        :13217
      ・有機化合物        :22086
      ・プラスチック       :31545
      ・染料・なめし剤および着色剤: 5824
      ・医薬品          :11428
      ・精油、香料および化粧品類 :10695
      ・その他の化学品      :22896

お分かりの方は数字もしくは???に入る品目をよろしくお願いします。








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