大暑
- カテゴリ:勉強
- 2024/07/22 00:21:59
こんばんは!22日(月)は、
南西諸島と東日本太平洋側は晴れますが、所により雨か雷雨があるでしょう。
東日本日本海側と北日本は雲が多く、雨や雷雨の所もある見込みです。
【作ってみたいスイーツは?】
A、ドイツのアーモンドの粉と砂糖を混ぜ合わせたマルチパンです。
【大暑】 たいしょ
☆大暑は、一年で最も暑さが厳しく感じられる頃です。
体力を保つ為に鰻(うなぎ)を食す「土用の丑(どようのうし)」や、
各地でのお祭りや花火大会もこの期間に沢山行われ、
夏の風物詩が目白押しです。
<概要>
〇大暑
一年間を24分割した二十四節気の一つです。
12番目の節気である大暑は、一年の中で一番暑い頃です。
〇暦
中国から日本に渡ってきたもので、
季節を記録するものとして太陰暦を用いていました。
*太陰暦・・・新月の日を1日としてひと月を定めたもの
それを・・・
春夏秋冬で二十四分割しましたものを二十四節気といいます。
この場合・・・
一年は二十四節気の「立春」から始まりまして「大寒」で終わります。
〇二十四節気
・小寒 ・大寒
・立春 ・雨水
・啓蟄 ・春分
・清明 ・穀雨
・立夏 ・小満
・芒種 ・夏至
・小暑
そして・・・
今回の大暑があります。
続いて・・・
・立秋 ・処暑
・白露 ・秋分
・寒露 ・霜降
・立冬 ・小雪
・大雪 ・冬至
このようにありまして、
春分や夏至、秋分や冬至等、よく耳にする言葉もあります。
中国から伝わりました二十四節気は日本の気候に合わないものもありましたので、
農耕が盛んだった日本では「雑節(ざっせつ)」という暦に合わせ、
日本では旧暦として用いていました。
尚、雑節には節分や彼岸等があります。
〇七十二候
二十四節気をそれぞれ三分割したものを、
七十二候(しちじゅうにこう)といいます。
24 × 3 = 72
一年間を七十二個に分けたもので、初侯・次侯・末侯という三つの候があります。
@初侯
桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)
ここでいう花を結ぶとは実を付けることです。
初夏に花を咲かせた桐が実を結ぶ時期です。
★桐 きり Paulownia tomentosa
Paulownia
□シソ目キリ科キリ属の落葉広葉樹です。
<概要>
桐は箪笥(たんす)や桐下駄等でもお馴染みの植物です。
桐は古くから神聖な木として愛されてきました。
■概要
桐は日本には中国から朝鮮半島を経由して伝えられたといわれています。
◇開花時期
5~6月の開花時期には薄紫色の上品な花を沢山咲かせます。
◆寒さに強い
寒さに強いのが特徴で日本各地で育てられている庭木です。
◇用途
高貴や神聖といった意味を持ちます為、
皇室の紋章や効果の絵柄に使用されています。
家具材としても優秀で・・・
・下駄
・箪笥
・琴
これら等の材料としても古くから利用されています。
■基本情報
◇別名
・榮(えい)
・白桐(しろぎり)
・花桐(はなぎり)
◆園芸分類・形態
・落葉広葉樹
・高木
◇原産地
中国
◆特徴
軽くて燃えにくいです。
□産地
基地の原産地は中国大陸で、
日本には1400年以上前の飛鳥時代に渡来しまして、
各地で栽培されるようになりました。
北海道南部から鹿児島まで広く分布しています。
特に・・・
・南部桐「なんぶきり(岩手県)」
・会津桐「あいづきり(福島県)」
・備後桐「びんごきり(岡山県~広島県東部)」
これら等が有名です。
近年では国内での生産量が減少する代わりに・・・
・台湾 ・アメリカ
・ブラジル ・パラグアイ
これらの国等からの輸入も増えています。
■名前の由来
桐は一般的に知られる「桐」という和名と、
学名の「ポウロニア(Paulonia)が特に知られる名前です。
この他の桐の別名には・・・
・女帝の木
・狐の手袋の木
・王女の木
これら等もあります。
このように別名が非常に多い植物です。
◇由来①植物の特徴に因み
「桐」という名前の由来としては諸説ありますが、
有力なのは「切り」が転じたというものです。
切っても切っても成長を続けまして、
美しい花を咲かせるという意味で「切り」という響きが充てられまして、
やがて「桐に」に転化しました。
紫色の花のイメージにピッタリの、しなやかさと力強さが感じられます。
◆由来②人命に因み
一方の「ポウロニア(Paulownia)という名前は、
江戸時代のエピソードが由来です。
長崎のオランダ商館の医師として滞在していました、
ドイツの植物学者であるフィリップ・シーボルトさんが、
オランダ王妃であるアンナ・パヴロヴナ(Anna Paulowna)様に、
桐の花の種子をプレゼントしました。
この王妃の名前が語源となりまして、
ポウロニアという名前が付けられたといわれています。
@次侯
土潤うて溽し暑し(つちうるおうてむしあつし)
暑さで土の中の水分がじっとり蒸し暑くなる時期です。
@末侯
大雨時どき行る(たいうときどきふる)
夕方急に大雨が降る頃で、夏の夕立を指します。
夏の暑さが一番厳しい頃の暦である大暑は、
桐の花は実を付けまして、湿度が高まり土の仲間でも、
水気を多く含みましたじっとりとしたものになりまして、
空気が湿気で耐えられなくなったかのように一気に大雨が降るという、
そんな時期を表しています。
〇大暑の頃
二十四節気は日付固定ではありませんので、日付は変動します。
@2024年の大暑
7月22日(月)です。
@大暑期間
7月22日から次の二十四節気の第13節、
立秋の8月7日(水)までの15日間ぐらいを指します。
問題 大暑の頃に咲きますお花はアサガオですが、
この中で大暑の頃に咲きますお花を教えてください。
1、萩(はぎ)
2、女郎花(おみなえし)
3、藤袴(ふじばかま)
ヒント・・・〇群馬県榛名山の麓のゆうすげの道
湿原に敷かれた木道を歩ける散策道です。
その名の通り、ゆうすげという花を楽しむことが出来ます。
こちらに正解の植物も咲きます。
@所在地
群馬県高崎市榛名山町
@アクセス
関越自動車道渋川伊香保ICより伊香保温泉経由、
榛名湖方面へ約40分、榛名湖畔周辺です。
〇正解の植物
スイカズラ科正解の植物属の植物です。
秋の七草の一つであり、漢字で女郎花と書きます。
・黄色い花が咲く種類:正解の植物
・白い花が咲く種類 :オトコナシ
花言葉は「親切」「美人」です。
黄色い花が集まって咲いている様子が、
穀物の粟に似ていることから「粟花」「粟米花」と呼ばれています。
お分かりの方は数字もしくは大暑の頃に咲きますお花をよろしくお願いします。