Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ガキは歌舞伎を見ない。

子供に、「歌舞伎行きたい…一緒に見に行こう?」って言ったら、ま、当然だけど「は?いやだ。」って言われた(笑)いやだって(笑)子供、全然歌舞伎に興味ない(爆笑)


大人がたしなむ、日本の伝統芸能
 歌舞伎は日本の何百年も前から続いているかなりお金も命も犠牲にしている、伝統。子供はぜんぜん、興味ない。知ろうともしないww(笑)
 でもまぁ、当然で。子供が今見たいものがあるとしたら、歌舞伎よりアンパンマンだ。アンパンマンより歌舞伎が好きっていったら、ガキのくせに…?と私がお前ごときが、歌舞伎とか言うな!と子供が歌舞伎とかに興味持ったらそれは大人ぶってるだけだと否定したことでしょう。

大人だけが見る、オトナの世界。
 歌舞伎は、当たり前だけど子供が見るもんじゃない。見てもいいけれども、その面白さがわからないと思います。わかったらそりゃ天才だと思う。もはや歌舞伎の世界に入れるんじゃないかな。子供で面白いとか言ったら(笑)大人しかみたがらないものだと、私には思えます。どう考えても、チケットの料金とかも、おこちゃまが買える金額ではないし、そもそも歌舞伎を見に行く時には着物も着ないといけません。着物を着た事もない二十歳前の子供に歌舞伎は関係ない話なのだ。

逆にいえば
 近所に歌舞伎を見れるハコがあるにも関わらず、一回も歌舞伎を見に行かない人は、どういう大人なのか?という事になる。

 ここで重要な事実がある。無職で年収ゼロ円の私は、歌舞伎を見に行く事はないとう事実。これは人生で人に騙されないような生き方するうえでも、大切な情報なんじゃないかなと思います。

私みたいな無職貧乏ニートみたいなのは、歌舞伎がどんなに面白いのか、どんなにすばらしいのか、喧伝されても毎年見ることは無い。歌舞伎は、貧乏な無学に関係のない世界で、真の大人のたしなむ高等な大人の芸能なのだ。そもそも、着物も、成人式以外で着た事がない人には、関係ない世界なのだ。週に一回でも着物をきた事があって、着物慣れしてる人が見にいく芸能で、着物慣れしてない人が行ったら「まぁまぁ。かわいいわね」と京なまりでベタ褒めされる大人の社交場なのだ。

そんな大人の社交場に行くのが大人なのです。そんな芸能を一回も見た事が無いのに、「日本人として~」とか、「地元ならでわ~」とか、日本は昔から~とか、そういう事を言ったらいけないんじゃないか?とか思います。二十歳になったらみんな全員着物を着て日本人としての誇りとかいうけれども、着物を着て大人はどこで遊ぶのか、という事まで、歌舞伎を堪能してから言ったほうが、大人といえるのではないかと思います。

念のため、私の子供に「一緒に観に行こうよ、歌舞伎行こうよ、面白いよ?」って再三歌舞伎に誘ったけど、子供は「ぜったいやだ~~~~~」って言ってアニメ見てる。アニメは無職の貧乏な私も見ている。お金持ちなれる人とか、人よりも大人として上に立つ人が歌舞伎に行くのじゃないかと思う。
 
アニメが好きな人に
 歌舞伎役者さんが、最近ルパン三世をテーマにした歌舞伎やってるという???え???そんな事してるの?と驚き。ホンモノの国宝級の芸能人は、新しいとか古いとかの垣根を越えてくる。真骨頂をただ表現する。その表現者の極みをその目にいれることができたら…どんなに素晴らしい経験なんでしょう。はぁ。着物も無いし。貧乏すぎるし。歌舞伎に縁がなさすぎる、無芸大食のいやしい恥ずかしい我が家だった。歌舞伎くらい、別にそこらへんにいるちょっとカッコイイ祖母ちゃんとかは一回は見に行ってる経験があるものである。珍しい事でもなんでもないけれど、やっぱりそういう所に人の卑しさとか高貴さというのが、出るんじゃないかなと日本人と言っていいのかわらかない私は、歌舞伎に縁がなかったのだった。




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