Nicotto Town



モロヘイヤ

ニコットおみくじ(2024-08-12の運勢)

おみくじ

こんにちは!台風が東北に上陸する。

九州から関東は太平洋側を中心に晴れるが、東北は記録的大雨の恐れ。
北海道も所々で雨となる。
沖縄は晴れ。

【モロヘイヤ】 縞綱朝 シマツナソ、タイワンツナソ

        Corchorus olotorius L.(1753)

        Jew’s Mallow

        Tossa Jute

        nalta jute

☆アオイ目アオイ科Grewioideae亜科ツナソ属の青紫蘇に似た、
 中近東原産の緑黄色野菜です。

 *以前はシナノキ科ツナソ属

<概要>

〇特徴

@別名

 ・ナガミツナソ

 ・タイワンツナソ

 このように呼ばれる1年草で、シナノキ科ツナソ属に分類されていましたが、
 ツナソ属は近年のDNAの解析により、アオイ科に改編さてました。
 
 ★シナノキ科 Tiliaceae

  双子葉(そうしよう)植物の科の一つです。
  50属以上、約450種を含みます。

  □特徴

  子房上位です。

  萼(がく)は4~5枚で、花弁は5枚、雄蕊は10本のものが多いです。

  木本或いは一部草本で、温帯から熱帯にかけて広く分布しています。

  重要なものとして、繊維の原料であるジュートがあります。

  ◆ジュート

   コウマ及びシマツナソ、食用としてはモロヘイヤがあります。

  シナノキやセイヨウシナノキ(シナノキ属)の樹皮も、
  昔は繊維として使用されていました。

  セイヨウシナノキ(リンデン)はハーブティーにもされます。

  □分類

  クロンキスト体系等、
  古典的な分類ではアオイ目の中野独立のシナノキ科としています。

  しかし・・・

  APG植物分類体系では廃止され、
  従来のパンヤ科、アオギリ科とともにアオイ科に含まれています。

  シナノキ科は多系統あり、
  2又は3系統(亜科)に分けられています。

  又、かつてシナノキ科ともされたMuntingia(ナンヨウザクラ)等、
  3属3種は独立のナンヨウザクラかとされています。

  ◆Corchorus neocaledonicus

   ニューカレドニア特産の低木であるCorchorus neocaledonicusは、
   雄蕊が多数で葉が細かい等、
   特殊な形態を持つ為、分類が議論されてきましたが、
   現在ではシナノキ科ツナソ属に近いとする説が有力です。

   *Corchorus neocaledonicus(Oceanopapaver neocaledonicus)

   *分類が議論・・・ケシ科、フウチョウソウ科、ハンニチバナ科

@原産

 インド又はエジプトから地中海沿岸部が原産といわれまして、
 現在もエジプトを中心とした熱帯地域に多くみられます。

1980年代に故飯森嘉助さんらが「全国モロヘイヤ普及協会」さんを設立し、
栽培方法から料理に至るまで指導や紹介に尽力されました。

《飯森嘉助(いいもりかすけ)》さん

1937年3月14日ー2012年5月27日

日本の学者です。

専門はアラビア語、中東文化で、元拓殖大学名誉教授です。

飯森嘉助さんはアラビア語の言語学者でありまして、
「モロヘイヤ普及協会」さんをお作りになられまして、
日本におけるモロヘイヤの普及に貢献した方です。

著書に「新健康野菜 モロヘイヤ」があります。

アラブではスープ材料にするモロヘイヤがマルチな「新健康野菜」として、
日本で育っている。
その価値、栽培法、和洋華風料理法、加工品を網羅。

〔著書より〕

 ≪原産地≫

  モロヘイヤの原産地は「インド西部または、
  アフリカのコルドファン地方(現在のスーダン共和国の中央部)から
  熱帯アフリカにかけて」とされており、
  かなり広い地域で自生していたようです。

  一方、バングラデシュ国農業原書ではモロヘイヤと同じアオイ科で、
  主に繊維の原料となるツナソ(ジュート)と、
  モロヘイヤの原産地が、分けて特定されています。

  日本熱帯農業協会の会員で、
  熱帯農業を専門に研究されていた日高健一さんによりますと、
  この農業原書には「ツナソの原産地はインド及びマレーシアであり、
  モロヘイヤの原産地はアフリカである」と書かれているそうです。

 ≪語源≫

  「昔、王の病がモロヘイヤのスープを飲むことで全快したために、
   このスープをムルキーヤ(mulukhiyya)=王家のスープと名付け、
   その野菜そのものもムルキーヤ(王様の野菜)と呼ぶようになった。
   やがて庶民の間で発音がなまり、ムルヘーヤとなって、
   親しまれるようになった」という話が伝えられています。

  しかし・・・

  言語学者である飯森さんは、
  ギリシア語でゼニアオイを表す「Malachi」を語源とし、
  「Malachi」が、アラビア語で王達を表す「Muluku」と
  言語学的に似ていることや、
  アラビアの王達がモロヘイヤを好んで食べたことからも、
  2つの言葉をかけて「Malachi」を「ムルキーヤ(mulukhiyya)と
  命名したのではないか、と述べています。

  *ゼニアオイは英語でmallow、モロヘイヤの英語名はJew’s mallow。
   キプロス島のギリシア系住民は現在も好んでモロヘイヤを
   食べているそうです。

モロヘイヤは若い葉や茎を食用とします。

@葉の形

 一般的な木の葉型ですが、
 付け根の両側に赤く細い髭が一本ずつ伸びていまして、
 これで他の草木と見分けることが出来ます。

@トロロ状

 サッと下茹でして食しますが、
 加熱しますとオクラと同じようなぬめりが出てきます。
 更に細かく包丁で叩きますと、ドロドロのトロロ状になります。

〇旬

暑い地域が編纂の草木ですので、国内では夏が成長期で収穫時期にあたります。
食べ頃の旬は一般的にホウレンソウやコマツナ等の青菜類が不足がちな、
6月頃から9月頃までです。

〇モロヘイヤに含まれる主な有効成分とその働き

@β‐カロテンがホウレンソウの2倍以上

 ホウレンソウやシュンギクの2倍以上のβ‐カロテンが含まれています。

 ☆β‐カロテン当量

  ・生 :10000μg

  ・茹で: 6600μg

 活性酵素を抑えまして、
 動脈硬化や心筋梗塞等の生活習慣病から守るとともに、
 皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きもあり、
 合わせて免疫力を高める働きもあります。

@その他

 高い抗酸化作用、めざしよりも多いカルシウム量(100g中260mg)も
 あります。

問題 農林水産省がまとめた令和2年産地域特産野菜生産状況調査を見ますと、
   全国で1090t作られていまして、
   最も多く作っているのはある都道府県でした。

   そのある都道府県名を教えてください。

1、栃木県

2、埼玉県

3、群馬県

ヒント・・・〇正解の都道府県

      生産量が日本一で、全体の約27%を占めています。

      太田市や渋川市、前橋市等で栽培されていますが、
      特に太田市ではモロヘイヤが特産品となっています。

      太田市は正解の都道府県の、
      作付面積27ヘクタール(2012年)のうち、
      県内一の9ヘクタール(正解の都道府県の1/3)を占めています。

お分かりの方は数字もしくは令和2年産地域特産野菜生産状況調査より、
1位の都道府県名をよろしくお願いします。



 
  






アバター
2024/08/12 17:07
こんにちは!夕方のお忙しい時間に、コメントとお答えをありがとうございます。
そうですか、叩くとこのように粘りはありますが臭みはありません。
ただ、こればかりは好き好きですものね。
 問題ですが流石ですね。
地名でお分かりになりましたでしょうか?
素晴らしいですね。
3番の群馬県が正解です。
どうもおめでとうございます(祝)
挙げた地名は全てこの時期はとても気温が高い地域ですので、
皆様が熱中症にかからないとよろしいですね。
 今夜ですが、スズラン☆さんにとりまして、
有意義に過ごせることを心よりです。
どうもありがとうございました。
アバター
2024/08/12 16:28
モロヘイヤは癖があるので
健康にいいとされていてもあんまり食べたいと思わないです

答え 3




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.