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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 482 子供の時何してた?

近頃子供が、「ね~ね~、おかーさんって~私と同じ年のころ、子供の時何してた~?」って聞いてくる。なかなかグサっと誰にもまねできない角度で、子供はお母さんの心をどぎまぎさせてくれます。



私が今の子供と同じ年の頃、ちょうど私は初恋していた。らんま二分の一の男らんま君に初恋をしていた。女らんまの回はスっとばして、男らんま君の回がいっぱいある巻を選んで買っていた。男らんま君がかっこよすぎて。女らんまのページはすっ飛ばして男らんま君の絵を真似してどうにかしてらんま君を自分も描きたいと思っていた。そんな子供だった。イケメンらんま君が好きだった。イケメン絵描く事が人生の最大の目標だった、あの頃。

大人になった今、私は全盛期の金城武氏の動画みて「うああああ何で引退してしまったんだー」とか悶え叫んでたら、「ふっ」と夫に鼻で笑われてしまった。三つ子の魂とか言うけれど、私はずっと昔からイケメンイケメンとずっと言ってる人生だったのかな。もしかして。よく考えたら。
 私がイケメンがイケメンが…と話してばかりいると、夫が「イケメンっていうのは自殺するから」とつぶやく。え…?どういう事?と私が聞くと、「イケメンっていうのは神経質なもんでけっこう自殺するんだよ」って言う。え???こんなに地獄の亡者みたいにイケメン様のご尊顔ご尊顔に今日も感謝の極み…とかいう人いっぱいいるのに?イケメンが自殺?意味が不明すぎる…?と謎でした。「え?イケメンなのに?」って本当に思ったので、ほんとうにそう夫に聞いてみた。そしたら「イケメンこそ自殺するよ~」っていう。え?イケメンなのに?と世界の七不思議のトップとれる程の謎が目の前に登場した気分でした。でもイケメンなのに、潔く芸能界を引退するという金城武氏の謎の早い引退に、夫のいうイケメン自殺説の正しさが証明されていたのだった。イケメンは自殺する???は???太陽が明日からなくなるくらいの絶望じゃないですか。と思ったりした。そんな事しないで欲しすぎるよと思った。

 イケメンを崇拝するオリジナル小説
 イケメンを崇拝しすぎて、イケメンを見つけてはイケメンを勝手に漫画にしたり絵に描いたり自分の小説にしたりしてありがとうございますありがとうございますと拝むのが趣味だった。イケメン絵描いたり…という完全に自分が楽しむ為の趣味活動をしてはありがとうございます、とイケメンに感謝していた。若いころ。うわ…本人が聞いたり知ったりしたら、絶対「このブスきもちわるっ…」って思うよね…と自分でもじめじめして気色悪い事してるよな~とか思うけど、ストーカーみたいに実害のあるつけまわしとかしてるワケじゃないから、いっかな。とか、個人情報とかを作品にしてるわけじゃないからいっか。とか、イケメンの美しさは世界の宝とか考えたりして…。そんな人種の私は、多分世が世なら、ひと昔前だったら仏師になって筋骨隆々なイケメン仏像とか仁王像とかを作ってたと思う。現代の下層民だからオタク活動にとどまってるんじゃないかな。イケメンを崇拝しすぎてイケメンばっかりでる作品を自分でつくってイケメンが涙したり癒されたり恋をしたりする小説を書きまくってた。つい最近まで(笑)

なんだかそう考えると、子供に、「小さい時何してた~?」って聞かれて、「今とあんまり変わってない」と答えるのが一番正解な気がして。なんだか自分の愚かしさバカバカしさ、なんの生産性の無さ気持ち悪さを子供によって反省させられた気がして、なんだか本当に情けないやら、子供に顔向けできないやらでほんとに自分ってダメな親だなと痛感した。

課金できていない。
 でも、イケメンに貢ぐという事はしていない気がする。すぐイケメンが~イケメンが~と言うのですけども、バンギャの女性等等のようにイケメンに貢ぐとかそういう事はしてこなかった気がする。イケメンに貢がなかった人生を送った私の最大の後悔は、「イケメンに貢げばよかった!」という気持ちがすごく強いかもしれない。した後悔よりしなかった後悔のほうが強い、っていうの、あれ本当なんだな、とすごく実感します。しなかった後悔のほうが壮絶に取返しつかないじゃないかっていう気持ちが強いっていうけど、本当だな、と自分の経験体験として、すごく実感してます。別に一回の食事くらいのでもいいから、若い時に貢いでおく経験とかしとけばよかった…おばさんになってからでは何もかもあとの祭りであった。

私はイケメンをなんだと思っているのだろうか。
 イケメンがイケメンが~とか言うけれども、私はイケメンな人をなんだと思っているんだろう。なんて無責任なんだろう。と自分でもちょっと思う。イケメンの顔だけをみてわぁなんて素晴らしいのだ~とか言うけれど、イケメンの人は「外見だけで人を判断するなんて最低」と思っているかもしれない…。そんな事をなぜか、イケメンにはあまり考えてない私がいる。あまりに美しい優れた容貌の人って、外見が美しいからきっと中身も美しいに違いないみたいな決めつけ、押しつけ、色目がねでみて、私はイケメンをなんだと思っているのか…と自分でも、時々私はイケメンをなんだと思っているんだろう、とふと反省してうわぁ…ってなってます。なので、イケメンは遠くから眺めるに限る…とかキザっぽく決めセリフ風にひとりごちたりして。いやいや、出刃亀根性かっこよく肯定してもな。と自分でも自分のキモさにゾっとします。

イケメンを崇拝するくらいにイケメンに縁が無い生活
 でもなんで私はこんなに、イケメンイケメン~とウキウキしてるのか。こんなにウキウキしてるのは、女子校育ちで男が周囲にいない人くらいなんじゃないのか。男性にまだ夢を見てる私っていったいなんなんだか。イケメンという人種と縁がなさすぎて、イケメンに夢がありあまりすぎてる。イケメンは存在する!とまだ信じている。本当の実在するイケメンというのは、もっと生臭くて頼りなくてズルかったりするんじゃないだろうか。そんなイケメンですら、実生活で縁が無さ過ぎる生活すぎて(笑)イケメンに対する夢は、今後もまだ半永久的になくならないような気がします。

イケメンが好きな女性
 テレビにでれるくらいイケメンな男の人っていうのは、やっぱり少ない。でも時々「美男!」とみんなが言う男の人はいる。一度、そういう人が街を歩いているの見たことがある。その男の人が隣につれているのは、めちゃくちゃハイブランドファッションないかにも超お嬢様女性だった。やっぱりね~~~はいはい。髪から靴まで全部お金で磨いたお金持ちのお嬢様ですよね~はい。知ってたそうですよね。と思いました。
 
イケメン夫がいるちゃんみなさん。
 最近好きなちゃんみなさんというアーティストさんが、結婚した。素直におめでとう、と思いました。お相手はやっぱりイケメン。イケメンは、メイクファッションがゴテゴテしてるくらい派手な女性をゲットしてるという気がする。イケメンは女性ぽい色気あるファッションメイクをしてる人がやっぱり好きなのかな~とか思いました。貧相なおばさんとしては、なんだかもう、イケメンと私には、髪の毛一筋ほどの縁もゆかりも一生できるわけ無いんだな。という気がした。そんなビッグカップルのまばゆいご結婚姿だった。




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