サトイモ
- カテゴリ:占い
- 2024/09/05 17:13:16
ニコットおみくじ(2024-09-05の運勢)
こんにちは!九州から東北までは晴れるが、九州、四国はにわか雨に注意。
関東の沿岸部では午前中に雨が降る所も。
北海道は曇り。
沖縄は曇り。
【サトイモ】 里芋 Colocasia esculenta(L.)Schott(1832)
taro
Eddoe
☆東南アジアが原産のタロイモ類の仲間で、サトイモ科の植物です。
茎の地下部分が肥大化した芋「塊茎(かいけい)」と葉柄を食用にし、
葉柄は芋茎(ズイキ)と呼ばれています。
オモダカ目サトイモ科サトイモ属の野菜です。
■サトイモの歴史
サトイモはインド東部からマレーシアにかけての、
東南アジアが原産地といわれています。
紀元前2500年頃には海を越えて各地に広がり、
日本へも縄文時代には伝わっていたと考えられています。
◇日本
平安時代の時点「和妙抄(わみょうしょう)」には、
サトイモが葉柄とともに食用になることが記されていて、
「延喜式(えんぎしき)」という法典には栽培方法も記載されています。
そして、万葉集の歌にも詠まれる等、
古くから食されていたことがうかがえます。
江戸時代までは「芋」といえばサトイモのことでしたが、
サツマイモやジャガイモ等、海外から新しいイモ類が伝わりましたことで、
芋は必ずしもサトイモを指す言葉ではなくなってしまいました。
■イモ類の分類
イモ類は、塊茎と塊根(かいこん)に分けることが出来ます。
・塊茎:ジャガイモ、サトイモ、コンニャクイモ
・塊根:ヤマノイモ、サツマイモ
◇塊茎
地下茎が肥大化したもので、
ジャガイモやサトイモ、コンニャクイモがこれに当たります。
◆塊根
根が肥大したもので、ヤマノイモやサツマイモがこれに当たります。
<概要>
〇別名
・タロイモ ・タイモ(田芋)
・ハタイモ(畑芋) ・ハスイモ
・イエツイモ ・ツルノイモ
〇特徴
サトイモとはサトイモ科サトイモ属の植物の塊茎と肥大した地下茎の総称です。
サトイモ科Araceaeは多年草で、
時に低木状、藤本状、浮遊性の水草があります。
しばしば地下に塊茎又は太い地下茎がありまして、
葉柄基部が筒状になりまして偽茎(ぎけい)を作るものがあります。
植物体は多肉で、
シュウ酸カルシウムの針状決勝の束で満たされた細胞を有して、
口にしますと結晶が舌に刺さりましてえぐい味を感じます。
@シュウ酸カルシウム Calcium oxalate
組成式がCaC204又は(COO)2Caと表されるカルシウムのシュウ酸塩で、
針状の結晶です。
☆ウェッデライト Weddellite
・無水物
・一水和物
・二水和物
これら等が存在しています。
日本の法令では毒物及び劇物取締法により、劇物に指定されています。
ある日突然にお腹や背中に転げまわる程の激痛が走り、
吐き気や冷や汗が出たという方がおられましたら、
もしかしたらですが、尿路結石(にょうろけっせき)の主な症状です。
「シュウ酸」の摂り過ぎには、この尿路結石の一因となります。
★シュウ酸
食べ物の灰汁(あく)の素となっている成分です。
カルシウムや鉄分の吸収を阻害する働きがあります。
シュウ酸を摂り過ぎますと、尿の中で飽和状態になります。
そして・・・
腎臓でシュウ酸等の成分が結晶化しまして、
その結晶が幾つか集まりました塊が尿路結石になります。
☆【食品100gあたりに含まれるシュウ酸含有量】
食品名 シュウ酸含有量(g)
ほうれん草(生) 0、7
純ココアパウダー 0、7
チアシード(乾燥) 0、7
里芋(生) 0、1
さつまいも(生) 0、1
干し芋 0、1
ピーナッツ 0、1
オクラ 0、1
青大豆(炒り) 0、1
*参照:文部科学省「食品成分データベース」より抜粋
その他・・・
・タケノコ ・レタス
・バナナ ・チョコレート
・紅茶 ・緑茶
・コーヒー
これら等もシュウ酸が多く含まれている為、
シュウ酸の摂り過ぎには注意しましょう。
★過剰に摂取すると尿中のシュウ酸濃度を高めるリスクのある食品
尿中シュウ酸濃度を高める原因は・・・
・年齢 ・男女の違い
・遺伝 ・職業
・気候
これら等、様々です。
日本人の食事は欧米化が進み、依然と比べて・・・
・動物性タンパク質 ・塩分
・糖分 ・脂質
これらが多い食品を食す機会が多くなりました。
過剰に摂取しますと血中や尿中のシュウ酸濃度を高める可能性がある為、
以下のような食品の食べ過ぎにも注意しましょう。
・インスタントラーメン ・コンビニ弁当
・カップ麺 ・脂身の多い肉や皮
・肉加工食品 ・動物性油脂
(ベーコン・ハム等) (バター・ラード等)
・スナック菓子 ・洋菓子
(クッキー等) (チョコレート・ケーキ・ドーナツ等)
☆尿中のシュウ酸濃度を高める生活習慣
食事以外にも、尿中のシュウ酸濃度を高める生活習慣があります。
・食事の後、すぐに寝る ・トイレを我慢する
・ストレスの多い環境 ・水分不足
又、男性ホルモンにはシュウ酸を増やす働きがある為、
女性よりも男性の方が尿中シュウ酸濃度は高くなりやすいといわれています。
★尿中シュウ酸濃度を低くする生活習慣
□沢山水を飲む
水を沢山飲むことで、尿のシュウ酸濃度が薄まります。
万が一結石が出来てしまいました場合も、
尿量が多ければ自然に尿として排出が可能です。
一日に2ℓ以上の排尿が目標とされている為、
積極的に水分補給をしましょう。
■カルシウムの多い食品を食す
欠席はカルシウムを含むものが8割といわれていまして、
以前はカルシウムの摂取が結石の原因になるといわれていましたが、
現在は積極的に摂るように推奨されています。
なぜならば、カルシウムは腸の中でシュウ酸とくっつきまして、
体内に吸収されるのを抑制することが分かったからです。
□シュウ酸はカルシウムの多い食品と一緒に食すと、
尿ではなく、便と一緒に排泄される
シュウ酸の多い食品は、カルシウムの多い食品と組み合わせて摂取します。
問題 サトイモに含まれる主な有効成分と効用(一部)についてです。
次の文章の中の???に入る成分を教えてください。
サトイモを扱うと手が痒くなる人がいますが、
???という成分で棘のような形をしている為、皮膚に刺さるからです。
1、シュウ酸カルシウム
2、カルシウム硫酸塩
3、炭酸カルシウム
ヒント・・・〇???
酸と結合して分解されやすいという特徴があります。
酸性の物質を混ぜると針状の結晶が崩れます。
お分かりの方は数字もしくは???に入る成分をよろしくお願いします。
お忙しい金曜日の夕方にコメントとお答えをありがとうございます。
なるほど~、冷凍剥き里芋がありましたか。
確かにいわれてみると、販売されていますね。
便利な時代になりましたね。
問題ですが1番のシュウ酸カルシウムが正解です。
素晴らしいですね、おめでとうございます(祝)
こちらの物質にはどうかお気をつけてくださいね。
さらに本日は各地気温が高いですので、
水分補給をして熱中症にならないようにご注意くださいませ。
近年になって冷凍剝き里芋が出回ることで
多少は作るようになりました(笑)
答え 1