カンパチ
- カテゴリ:占い
- 2024/09/17 15:49:36
ニコットおみくじ(2024-09-17の運勢)
こんにちは!九州から関東は晴れ間もあるが、午後を中心に激しい雨に注意。
北陸や北日本は曇りや雨。
沖縄は晴れのち雨。
西日本では猛暑日の所も。
【カンパチ】 間八 勘八 Seriola dumerili(Risso,1810)
Greater Amberjack
Purplish Amberjack
☆スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種です。
<概要>
〇カンパチの特徴
カンパチは海水魚のスズキ目アジ科に分類されています。
主に小さな魚や甲殻類を食す大型肉食魚といわれていて、高級魚です。
ブリと似ていますが、カンパチは頭が大きい印象で丸い形です。
因みにブリは頭が尖っています。
カンパチは体全体が黄色っぽく、
ブリ属特有の横に一直線にある黄色の線がカンパチだけ目の上にあります。
〇カンパチの英語名 Greater amberjack
カンパチの英名のGreaterは、ブリ属でも大型で成魚という意味があります。
又、Amber Jackは、ブリも同様に付いていて、
体に黄色の一直線を琥珀(こはく)に見立て、
アジ科の意味のJackを付けたのがカンパチの英名になります。
日本で天然のカンパチを釣る際は、大きさで名前が変わるで注意が必要です。
Greaterですので釣るのは難しいです。
〇カンパチの学名 Seriola dumerili
@Seriola
Seriolaとは、ブリ属の意味があります。
@dumerili
フランスの動物学者のアンドレ・デュメリルさんから取った名前です。
その為・・・
勘八の場合は、S.dumeriliと訳されることもあります。
《アンドレ・マリー・コンスタン・デュメリル》さん
Andre Marie Constant Dumeril
1774年1月1日ー1860年8月14日
フランスの動物学者です。
1801年から1812年までフランス国立自然史博物館で、
解剖学の教授を努めました。
魚類額と爬虫両棲類の教授となりました。
後年、昆虫にも興味を示しました。
又、息子さんのオーギュスト・デュメリルさんも動物学者です。
〔オーギュスト・デュメリル〕さん
Auguste Henri Andre Dumeril
1812年11月30日ー1870年11月12日
フランスの動物学者です。
マリー・フィルマン・ボクールの、
中米の動物学的探検の科学的成果に貢献しました。
≪生涯・人物≫
パリに生まれました。
パリ大学で学び、1844年に比較生理学の助教授になりました。
1857年からパリ自然史博物館の、
爬虫類、両生類、魚類の教授になりました。
1869年にフランス科学アカデミーの会員になりました。
1851年に父親とともに、
「爬虫類標本の体系的一覧」を出版しました。
(Cataloque methodigue de la collection des Reptiles)
1864年から1866年の間、
マリー・フィルマン・ボクールさんのメキシコ及び中米の動物学的探検の、
報告の作成に参加します。
爬虫類や両生類の項目を執筆しましたが、
デュメリルさんは晋仏戦争時のパリ包囲戦中に没し、
執筆はボクールさんやレオン・ヴァイヤンさんらにより続けられました。
1865年と1870年に、
「野生魚の自然史と一般魚類学」が出版されました。
(Histoire naturelle des poissons,ou Ichtyologie generale)
1853年以降は息子に後を譲り、1957年に引退します。
死の2カ月前にレジオンドヌール勲章コマンドゥールを授与されました。
ペール・ラシェーズ墓地に埋葬されています。
〇カンパチの由来(漢字)
@間八・勘八
カンパチの漢字名での由来は、
目の上に「八」と見えることから付きました。
日本の間八・勘八は、
地域や大きさにより、呼び名が変化します。
@地域でのカンパチの呼び名
・東京都 :カンパチ、一部でカンパ
・神奈川県:ヒヨ
・北陸地方:カイオ
・鹿児島県:天然ものだけをアカハラ
このように呼ばれることもあります。
@出世魚特有の呼び名の違い
カンパチは大きさによりまして、2~4段階に名前が変わるのが特徴です。
しかし・・・
これも地域によりまして、名前が変化します。
★関東
4段階ありまして・・・
・ショッコ:10~35cm
・シオゴ :35~60cm
・アカハナ:60~80cm
・カンパチ:80cm以上
☆関西、鹿児島県
■関西
・シオ :60cmまで
・カンパチ:60cm以上
□鹿児島県
・ネイゴ :70cmまで且つ3kgまで
・カンパチやアカバラ:70cm以上且つ3kg以上
このように呼ばれていまして、2段階で決められています。
〇カンパチの生息地域・分布
@全世界の熱帯・温帯海域
カンパチは世界中の海を旅する回遊魚です。
★なぜ?そんなに各地を動き回らなければならないのか?
その理由の1つに「死」が関係しています。
カンパチは熱帯・温帯海域を好むのは、
13℃以下になりますと死んでしまうからです。
その為・・・
適温である20~30℃の地域を求めて、動き回る必要があります。
又、大型の魚ですので、
同じ場所にいると餌が無くなりますのも理由の1つではないかと、
考えられています。
〇カンパチの生態・生育環境
@生態
日本での産卵期は3~8月くらいです。
カンパチは回遊魚ですので、
産卵も海中にばらまく方法「分離浮遊卵」で行います。
又、春から夏は日本の上の方(北陸地方)に上がっていきます。
寒くなると下(関西、鹿児島地域)に下っていきます。
@生育環境
カンパチは生まれて間もない仔魚時代は、
プランクトンと一緒にフラフラと流れに任せて成長します。
そして・・・
稚魚になりますと、動物プランクトンを食しながら回遊生活を送ります。
この時に結構、他の魚に狙われてしまう為、
浮いている海藻に隠れます。
成魚になりますと、単独で行動しまして、食欲がさらに増していきます。
問題 カンパチ(養殖)生産量の都道府県別シェア(2019年)からですが、
2位の都道府県名を教えてください。
<カンパチ(養殖)生産量の都道府県別シェア(2019年)>
順位 都道府県 生産量(t) 全国シェア(%)
全国 28494 100
1位 鹿児島 15096 53、0
2位 ここ 3965 13、9
3位 宮崎 1958 6、9
*都道府県別のカンパチ養殖生産量と全国シェア(2019年)
ヒント・・・〇南宇和郡愛南町(みなみうわぐんあいなんちょう)船越漁港
松山自動車道宇和島道路を経て南下し、
終点の津島岩松ICで下車をし、国道56号、
西海県道34号を道なりに進み、福浦の標識に従うと船越漁港です。
お分かりの方はカンパチ(養殖)生産量の都道府県別シェア(2019年)から、
2位の都道府県名をよろしくお願いします。
スズラン☆さん、どうもお疲れ様です。
そうですね、名前が色々ありますね。
あはは、そうですね、省略されていて分からない可能性もありそうですね。
問題ですが、愛媛県が正解です。
よく分かりましたね、素晴らしいです。
そうですか、関西の某有名回転ずし屋さんでよく見かけますか。
癖が無く、食しやすい魚ですので人気がありませんか?
今夜はお天気が変わりやすい所もありそうですので、どうかご注意くださいませ。
地方で食べる場合はカンパチ名は省略されて分からないかも(笑)
答え 愛媛県 関西の某有名回転寿司屋ではよく見かけます(¯﹃¯*)