ほっとけないよ九条君

　ほっとけないよ九条君っていう私の大好きな漫画があるんだけど、今月の九条君は、主人公から「神…」と神様としてあがめられる存在になった。なんだか、人間をとことん追求して、みつめて、色々考えて考えていたら、人間って「あの人って神」っていう気分になるのかな。そういうのって私だけじゃないのかもな。と、ちょっと安心しました。自分より優れた人とかそういう人をみたら、この人神だ…って思いたくなるっていうのは、とても普通の事なのかもしれないと、今月のりぼんを読んでなんだか勇気をもらいました。毎回爆笑しています。最高に好きです。あのどんどん突き抜けていく感じが。

昔、お笑い芸人と結婚して毎日お笑いのお話しながらお笑い芸人の夫を支える…という暮らしに憧れてた時があった。お笑い芸人と結婚したら、毎日笑いが絶えないんじゃないだろうか。それって素敵だな～と考えていた。それくらい面白い人が好きだな～と思っていたんですけど、私にとって今の夫は、かなり面白くて、本当にその点だけはいつも神がかって面白い人だな～といつも思ってます。

神がこわい私

　そんな中、少し前に近所の飲食店でボヤが起こって近所だっただけに、大きな火事にならなくてよかったな～と、神(夫)とそう話してたら、

「そういえばあの飲食店の店の人の接客態度は悪かったな～」

とか言うんですよね。

え…なにその、……神の期限をそこねたところに災いが起こったみたいな言いぶり…と、私の全鳥肌がゾワゾワしまくって、今でも思い出してぞわりまくっているんですけど、まぁ、そんな考え方はあきらかに非合理的で、当然ながら神にさわって祟りが起こったとかいうワケはなく、まぁそもそもお酒もでる店だったし、個人経営だったらちょっとミスってボヤくらいのヘマはする事もあるでしょうという事になるわけです。けして神の怒りが落ちたとかそういう事はないはずだ…と、理性ではわかっているんだけど、やっぱり私は神なのかな。この人って。と、夫と暮らしていてずっとそういう事で悩んでいます。まぁ、触らぬ神にたたりなしっていうけど、私めっちゃ触りまくっているので、どんな死に方するんだか。自分の最期におびえています。そんな気分で暮らす。それが結婚…？