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食用菊

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おみくじ

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東北と北海道は広く晴れる。
沖縄は晴れ。

【食用菊】 しょくようぎく Glebionis coronaria

              edible chrysanthemum

☆食用菊とは菊の一種で、特に食用として栽培されている菊を指します。

<概要>

〇食用菊

食用菊の中でも一際目に付く紫色の大輪種で、
香りや味、食感ともに最も高く評価をされている品種です。

最大の産地山形県では・・・

・もってのほか

・もって菊

このような名前で呼ばれていますが、
これは「菊の御紋」そう、天皇家の御紋である菊を食すのは、
「もってのほか」や「もってのほか美味しい」という意味からです。

尚、新潟県では・・・

・カキノモト

このように呼ばれています。

@キク科キク属

 食用菊と呼ばれるものは観賞用の菊と同じ菊の仲間で、 
 食用に苦味が少なく、かつ食す部分の花弁が大きくなるように、
 品種改良されたものの相称です。

 幾つか品種があり、
 主なものには刺身等のつまに添えられている小さな黄色い小菊や、
 山形県で「もってのほか」、新潟県では「カキノモト」と呼ばれている、
 紫色の大輪種「延命楽(えんめいらく)」、
 黄色い「阿房宮(あぼうきゅう)」等があります。

★阿房宮

  明るい黄色の食用菊で、青森県八戸市の特産として知られています。

  延命楽より少し小さいですが、
  小菊というわけではなく、長くしっかりとした花弁を持っています。

  食感的には延命楽よりも柔らかい感じです。

  夏菊からはじまり・・・

  ・十五夜

  ・八戸12号

  ・もってのほか

  これら等、青森県南部地方では菊の花を食用とする文化があります。

  その中でも主力品種の高貴な名前をもつ食用菊「阿房宮」は、
  古くから食されてきた伝統野菜の一つです。

  目にも鮮やかな黄色の八重咲き、
  香り高くほのかな甘みとシャキシャキとした食感が特徴の「阿房宮」は、
  満開となる10月から11月上旬に収穫される秋の味覚です。

  このような「阿房宮」がある県内一の食用菊の産地、
  三戸(さんのへ)郡南部町(なんぶちょう)では、
  そのほとんどを「干し菊」にしるという古くからの習慣があり、
  今でも北国の食文化として受け継がれています。

  「阿房宮」を栽培している佐々木一雄さんの畑は、
  名久井岳(なくいだけ)の丘陵地にあります。
  
  □名久井岳

  青森県南東部にある、標高615、4mの山です。

  名久井岳の周辺は、名久井岳県立自然公園に指定されています。

  ◆名久井岳県立自然公園

   名久井岳山頂を中心とする半径2kmの地域と、
   麓にある三戸町城山及び南部町諏訪ノ平の飛び地を含む、
   1076ヘクタールが名久井岳県立自然公園となっていて、
   昭和31年10月に指定されました。

   名久井岳は三戸町と南部町に跨る標高615、4mの山で、
   外観は単峰のように見えますが、
   実は幾つかの小山塊がより集まりました起伏山地です。

   又、南部地方随一の霊峰とも知られていまして、
   山麓には法光寺さん、恵光院さん、野瀬観音さん等の由緒ある寺院が、
   月山山頂には、月山神社奥殿があり、信仰の山として崇められています。

   『名久井岳県立自然公園の特徴』

    ●地形・地質

     名久井岳は北上山地の北部を占める名久井山地の中央に位置し、
     幾つかの山がより集まりました起伏山地です。

     飛び地である三戸町城山も起伏山地で、
     南部町諏訪ノ平は丘陵地の一部です。

     名久井岳を構成している地質は、
     新世代第三世紀中新世の岩石、地層から成っていまして、
     東日本のグリーンタフ地域の地質を特徴づけています。

     *グリーンタフ地域・・・東北日本をはじめ、
                 北海道のフォッサマグナ、
                 西南日本日本海側の新生界中に発達する、
                 変質を破りました火山岩や、
                 火山砕屑岩類です。

   ●植生

    名久井岳の植生はほぼ全域がスギやアカマツの植林地ですが、
    クリやコナラの群落が点在しています。

    山頂付近の風衝地には、シナノキを主体とする天然林があります。

    城山はスギ植林地とクリやコナラ林からなっていまして、
    県内唯一のソメイヨシノの名所として知られています。
    又、諏訪ノ平ではアカマツ天然林が見られます。

   ●野生動物

    名久井岳一帯には、
    特別天然記念物に指定されているニホンカモシカをはじめ、
    キツネ、キツネ、イタチやノウサギ等の哺乳類が生息しています。
    城山はコノハズクの繁殖地として、知られています。

  畑には霜除けのビニールが掛けられていまして、
  菊の香(かぐわ)しい香りが季節になりますと、畑いっぱいに広がります。

  害虫と気候の影響を受けやすく、
  栽培の手間がかかる阿房宮は6月末に全て植え替えまして摘芯します。

  これらは一つ一つ添え木を立てまして、縄で結わえた状態で育ちます。

  夕方には菊の上部を折り曲げ、ビニールシートをかけ直しまして、
  冷気や霜から守ります。

  この作業は、収穫を終えるまで続きます。

  南部藩主より京都から持ち込まれた晩生の阿房宮は、
  水捌けの良い丘陵地にある南部町の気候と相まって、
  霜の降りる直前まで収穫をしますが、そこには様々な工夫と多くの手間を
  そこには様々な工夫と多くの手間を要します。

  収穫する花は摘み取るのではなく、
  枝ごと鎌で刈り取りまして、作業場で菊花をほかします。

  *ほかす・・・花弁を毟(むし)ること

  ここから干し菊作業が始まります。
 
  ほかした菊は重さを均等に計量しまして、笊(ざる)にのせて蒸し上げます。

  その温度や時間は長年の勘ということのようですが、
  大体95℃で45秒くらいです。

  蒸された菊は笊から外しまして、綺麗に並べられて乾燥室で干します。
  
  形は料理の用途に合わせまして、丸と四角の2種類があります。

  佐々木一雄さんの10アールの畑では、6000枚程の干し菊が出来ます。

☆小菊

 小菊は文字通り小さく、花弁だけを使用するというよりも、
 花そのものを飾り的に使用することが多く、刺身等の彩りに添えられます。

 温室栽培に加えまして・・・

 ・こまり

 ・秋月

 ・金錦

 これら等を時期を変えながら栽培しまして、一年を通じて出荷されています。

問題 次の文章の中に入る料理名を教えてください。

   南部地方では蒸したばかりの菊を海苔のように、
   簾(すだれ)で酢飯と一緒に巻く「菊巻き〇〇」が有名です。

1、ご飯

2、寿司

3、揚げ

ヒント・・・〇三九〇 さん

      住所  :青森県青森市古川1丁目20-11

      電話番号:017-723-1148

      @巻き〇〇とじゅんさい

       ・筋子〇き 1本500円+税

       ・じゅんさい  300円+税

お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る料理名をよろしくお願いします。





  
  



    



   


 










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