山ごぼう
- カテゴリ:占い
- 2024/11/24 16:42:00
ニコットおみくじ(2024-11-24の運勢)
こんにちは!高気圧に覆われる太平洋側は広く晴れる。
日本海側では午前中を中心に雨や雪が降る所も。
沖縄は晴れのち曇り。
気温は平年並みか低い。
【山ごぼう】 Phytolacca americana
Cirsium dipsacolepis(Maxim.)Matsum.(1895)
Pokeweed
American Pokeweed
☆「山ごぼう」は姿かたちが似ていることから❝ごぼう❞と名に付いていますが、
「ごぼう」とは全く別のキク科アザミ属に分類される、
モリアザミという植物の根です。
<概要>
〇山ごぼう/菊ごぼう
分類:キク目キク科アザミ属モリアザミ
和名:モリアザミ/森あざみ
別名:ゴボウアザミ、根の部分を山ごぼう/菊ごぼう
標準和名が「ヤマゴボウ」という、
全くの別種でヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の植物もあります。
しかも、この「ヤマゴボウ」は有毒とされていますので注意が必要です。
@ヨウシュヤマゴボウ Phytolacca americana
American Pokeweed
Common Pokeweed
ヨウシュヤマゴボウは、
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属に属する多年草の草本で、北アメリカ原産です。
日本には明治時代に薬用としてもたらされ、今では全国で見ることが出来ます。
食料品売り場等で見かけるお漬物のヤマゴボウは、
キク科のモリアザミ等の根で、ヨウシュヤマゴボウとは全く無縁の植物です。
ヨウシュヤマゴボウの根には、毒もあります。
★特徴
ヨウシュヤマゴボウは、北アメリカ原産の帰化植物です。
・山野 ・街中
・庭 ・花壇の植え込み
・アスファルトの割れ目
これら等、あらゆる所で力強く生息しています。
ゴボウの仲間ではありませんが、
根がゴボウのように長いことから、この名前が付きました。
ヨウシュヤマゴボウは根元から枝分かれし、
横幅のある大きな株になります。
草丈も高く、放置しておくと人間の身長を超す程です。
夏になると、濃いピンク色の枝の先に小さな花穂を咲かせます。
夏に咲きましたヨウシュヤマゴボウの花には、
秋に葡萄(ぶどう)のような房状の果実を着け、熟すと黒くなります。
この黒い果実を潰しますと、赤紫色の果汁が出てきます。
ヨウシュヤマゴボウの赤紫色の果汁は服に付着すると、
通常の選択では取れない頑固な染みとなって残ります。
ヨウシュヤマゴボウの実を触る時は、
淡い色合いの服は着用しないように注意します。
☆花
夏、関東では早いと5月くらいから咲き始め、秋まで咲き続けます。
茎の先に房状の小花が集合した花を咲かせます。
一つ一つの花は非常に小さく、
直径約3~5mmで、緑色がかった白色をしています。
9月頃には一つのヨウシュヤマゴボウの株の中で、
黒く熟した実、未熟な緑色の実、白い花と、全てが見られるようになります。
★魅力
外見は、葡萄を小さくしたようなフォルムです。
濃いピンク色の茎の先に、葡萄のような黒い実を着けます。
□実
熟しますと、水分の多い果実です。
この実を潰して水に溶かすと、赤ワインのような色になります。
★毒性
ヨウシュヤマゴボウは、根や葉等、全草に毒を含む有毒植物です。
□誤食による中毒症状の報告例がある
(注)間違えても、口に入れないようにします。
植物全体、特に根や種子にフィトラッカトキシンを含有しているとされます。
誤食しますと・・・
・嘔吐
・下痢
・痙攣
これら等の中毒症状が起きます。
漬物で食すことが出来る「山ごぼう」は、モリアザミやゴボウの根です。
名前に惑わされないようにします。
ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、
細い根はゴボウに似ていますが、食すことは出来ません。
モリアザミは、山の草原等に見られる植物で都会では見られません。
根には硝酸カリウムが多く含まれていまして、
薬として利用されていたこともありますが、
毒性も強いですので、利用しないようにします。
■鳥の食料
ヨウシュヤマゴボウ全草の中でも果実は毒性が少ないようで、
鳥の食料となっています。
このヨウシュヤマゴボウの実を食した鳥が種を糞として撒きますので、
色々な所で繁殖するという仕組みです。
鳥の食べ物ではありますが、人間が食しても美味しいものではなく、
有毒成分が含まれていますので、好奇心で食さないようにします。
☆ヨウシュヤマゴボウとヤマゴボウの違い
ヨウシュヤマゴボウは名前にヨウシュ(洋種)と付きますように、
北アメリカ原産の帰化植物です。
そして、古くから日本に自生する植物にヤマゴボウというものがあります。
・ヨウシュヤマゴボウ(Phytolacca americana)
・ヤマゴボウ(Phytolacca acinosa)
これらはどちらもヤマゴボウ科の有毒植物です。
ヤマゴボウの方が葉の先が丸みを帯びていまして、草丈は小ぶりです。
★ヨウシュヤマゴボウの英語名
・ink berry(インクベリー)
・pokeweed(ポークウィード)
ink berryという英語名は、
ヨウシュヤマゴボウの果汁がインクのようだから。
昔は果汁をインクの代わりに使用したから等、諸説あります。
☆楽しみ方や遊び方
ヨウシュヤマゴボウの果汁を絞りまして、
綿棒や割り箸の先に付けて、絵や文字を書くことも出来ます。
又、果汁で布や糸を染める、草木染めという方法もあります。
ヨウシュヤマゴボウの実は茎ごと吊るして、
ドライフラワーにすることも出来ます。
@モリアザミ
日本固有種で、分布域は九州から四国、本州の東北地方までで、
乾いた草原に自生し、9~11月に薄紫色の花を咲かせます。
又、古くから新芽や茎、根が山菜として食されてきました。
問題 ある地域ではヤマゴボウを菊ごぼうといいます。
ある地域があります、都道府県名を教えてください。
1、岐阜県
2、京都府
3、長野県
ヒント・・・〇双美屋(ふたみや) さん
住所 :恵那(えな)市大井町291-16
電話番号:0573-25-2074
営業時間:9:30~17:30
定休日 :水曜(7月と12月は無休)
アクセス:・電車の場合:JR恵那駅より徒歩約1分
・お車の場合:中央道恵那ICから、
県道68号経由約1km、約4分
恵那駅前にある、山菜等の味噌漬け専門店です。
菊ごぼうのみそ漬け648円~や、
菊ごぼう・菊いも・わらびの味噌漬けを詰め合わせた、
山菜集みそ漬け1080円~等、
どれも完全無農薬の大豆から作られた味噌を使用しています。
双美屋さんは、初代創業者が昭和22年(1947年)に、
この地で最初に菊ごぼう味噌漬けを商品化し、販売し始めました。
お分かりの方は数字もしくは菊ごぼうと呼ぶ都道府県名をよろしくお願いします。
はい「おみくじ」ですが、大吉でした。
ありがとうございます。
そうですね、ヤマゴボウはゴボウと違いますね。
そうですか、ヨウシュヤマゴボウがありましたか。
どうか、食さないように改めてご注意くださいませ。
問題ですが流石ですね。
1番の岐阜県が正解です。
岐阜県は山が多いですから、もう寒い可能性が高いですね。
ヤマゴボウはゴボウと違うんですねー!
ヨウシュヤマゴボウは近所のマンション敷地内で見かけました。
答え 1