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ちぢみほうれん草

ニコットおみくじ(2024-12-09の運勢)

おみくじ

こんにちは!冬型の気圧配置は北日本で続きますが、

西からやや緩(ゆる)んでいくでしょう。
北日本や北陸の雪や雨で降り方が治まっていく所もありますが、
9日(月)にかけては大雪や風雪に注意してください。
強風や高波にも注意が必要です。
太平洋側では乾燥した冬晴れになるでしょう。
気温は寒気の影響で、平年並みか平年より低くなる所が多いでしょう。
冬の寒さが続きますので、暖かくするようにしてください。

【ちぢみほうれん草】 Spinacia oleracea

           Savoy Spinach

           Curly Spinach

           Winter Spinach

           Epinard

☆ヒユ科及びホウレンソウ属に属する野菜です。

<概要>

〇ちぢみほうれん草

@冬季限定のホウレンソウ

 ちぢみほうれん草は寒締めホウレンソウとも呼ばれるもので、
 品種名ではなく、栽培方法によるものです。

 ★一般的なホウレンソウ

  寒い冬の間はハウスやトンネル栽培が中心になりますが、
  昔ながらの露地栽培をすることにより、
  寒さに耐えられるように葉に厚みが出て、糖度が上がり旨味も増します。

  ホウレンソウは少しでも日光に多く当たるように、
  地面に張り付くように葉を広げ、葉が縮れた状態に育つことから、
  ちぢみほうれん草と呼ばれるようになりました。

 ☆寒締め

  厳冬期や東北地方ではある程度までハウスで育て、
  収穫する前に一定期間、外気にさらしておくことで、
  真冬でも同じホウレンソウが栽培出荷出来ます。
  このような栽培方法を「寒締め」と呼びます。

 当然、この栽培方法の特徴かしっかりと現れるのは、
 12~2月頃の寒い冬の期間だけとなります。

@特徴

 一般的なホウレンソウは束で袋詰めされたものが売り場に並びますが、
 ちぢみほうれん草はターサイのように、
 葉が横に広がる為、束には出来ない状態で袋詰めされています。

 ★ターサイ

  ターサイは中国野菜で、
  暖かい季節には楕円形の葉が地面から上方に向かって広がります。
  寒い季節は葉が地面を這(は)うように広がります。

  □ターサイの「タ―」

  中国語で「潰れた・凹んだ」という意味です。

  又、ターサイは白菜の仲間で、
  葉が30~50枚も重なり、放射状に広がります。

  寒い時期は葉を広げて、花弁のような独特の形になります。

 葉が肉厚で甘味があり、ホウレンソウらしい味が濃く感じられます。

 当然カロテンやビタミン類等の栄養成分も多く含まれ、
 五訂日本食品標準成分表でみますと、
 夏場のものと比べまして、ビタミンCが3倍も多くなっています。

@調理のポイント

 甘味や旨味が多く含まれていますが、
 一方で灰汁(あく)もしっかりありますので、
 調理の際は、下茹でして灰汁を抜かなければなりません。

 お浸しや汁物がおすすめです。

 炒め物の場合も、
 下茹でしたものを加えた方がエグミが出ず、美味しく仕上がります。

@寒締めに適した品種

 ★渡辺採取場 さん

  松島交配 冬霧7

 ☆渡辺採取場 さん

  松島交配 朝霧

 ★トキタ種苗 さん
 
  ダイヤ交配 寒味(かんあじ)

〇ホウレンソウ

@中国名

 菠菜(ボーツァイ)

@和名

 法蓮草(ほうれんそう)

@別名

 赤根草
 
ホウレンソウはアカザ亜科ホウレンソウ属の野菜で、
原産地はペルシャ地方(イラン)とされまして、
日本には江戸時代の初め頃に伝わったとされています。

@漢字

 ・菠薐草

 ・法蓮草

 ・鳳蓮草

 これら等、幾つもあります。

ヨーロッパやアメリカ等、世界的に各地で食用とされる野菜で、
ポパイのホウレンソウの缶詰でも有名です。

@品種

 ☆東洋種

  葉の切れ込みが深く、尖った形をしています。
  灰汁が少なく、お浸しにしても美味しいです。

 ★西洋種

  葉は切れ込みが無く、丸みを帯びていまして、少し厚みがあります。
  灰汁が強く、ソテー等にして、魚肉料理の付け合わせに向いています。

 現在、市場に出回っているもののほとんどは、
 上記の交雑種で、両方の良いところを残しています。

 それでも、葉に切れ込みが少しあり、東洋種に近いものと、
 ほとんど切れ込みが無い西洋種に近いものがあります。

 ・ホウレンソウ          ・寒締めホウレンソウ

 ・サラダホウレンソウ       ・赤軸ホウレンソウ

@産地

 ホウレンソウを沢山作っているのは・・・

 ・埼玉県

 ・群馬県
 
 ・千葉県です。

 令和2年産野菜生産出荷統計を見ますと、
 この3県と4位の茨城県を含めた4県はいずれも関東で、
 この4県で全国の約3分の1を作っています。

@旬

 ホウレンソウは全国で栽培されていまして、
 様々な品種が地域を変えながら収穫され、
 通年出回っていますが、本来の旬は11~1月です。

 この時期は色も濃く、栄養分も増して甘味があります。

 ☆寒締めホウレンソウ

  ホウレンソウがある程度成長するまではビニール袋等をかけて栽培しまして、
  収穫前に取り払って冷たい外気に晒(さら)すことで、
  ホウレンソウの糖度が上がりまして、甘味を持つようになります。

  又、栄養成分もビタミン類はカロテン等が増えまして、
  美味しく栄養価も高いホウレンソウになります。

  こうして収穫されたものは、寒締めホウレンソウと呼ばれまして、
  北関東や東北でよく行われています。

@ちじみほうれん草の栄養

 ★水分が減ることで栄養素は凝縮され、緑色が濃くなり、
  栄養も同じく凝縮される

  ちじみほうれん草の糖度は9以上で、
  高いものでは10を超えるものもあります。

  元々甘みが少ない糖質オフの野菜ですが、
  ちじみほうれん草になることによりまして、
  甘味が強くなり、食しやすくなります。

  そして、ビタミンCの量も3倍になります。

  糖質は1、5倍、ビタミンCは3倍ですので、
  より少ない量で、より効率的に栄養を摂ることが出来ます。

  ・夏:20mg

  ・冬・60mg

  それでもレモンの100mgには敵(かな)いませんが、
  冬なら一束で1日に必要な100mgを賄(まかな)えます。

問題 ちじみほうれん草の生まれた都道府県名を教えてください。

   生まれた時はまだ松島市ではなく、
   桃生(ものう)郡矢本町(やもとちょう)という、
   黒松の巨木が有名な町でした。

   2005年4月1日に桃生郡鳴瀬町と合併しまして、
   現在の東松島市になりました。

   元々この地方では地元の人々が味わう為に、
   市場に出すことなく育てられましたが、
   1998年に初めて商品化されました。

1、栃木県

2、宮城県

3、岩手県

ヒント・・・〇ちぢみほうれん草の生まれた都道府県

      海と山とで育まれる豊かな石巻地方の食材です。

      現在では全国区の野菜ですが、
      元々は農家が自家用に作っていたものの、
      味が評判となりまして、広がりました。

      東松島市内の生産者約30人でつくる、
      「やもとほうれん草組合」さんでは、
      毎年70~75tを出荷しまして、
      品質の高さから東京の百貨店にも並びます。

お分かりの方は数字もしくは、
ちぢみほうれん草の生まれた都道府県名をよろしくお願いします。












           


アバター
2024/12/11 01:38
こんばんは!3回もコメントをありがとうございます。
こちらではお答えもありがとうございます。
 そうですね、昨夜もイオンさんで販売されていました。
しっかりと調べてきましたよ。
そうですね、冬の方が栄養価が高いですので今がお得ですね。
 問題ですが、2番の宮城県が正解です。
こちらの東松島市では震災前ですが、大高森観光ホテルさんという宿に宿泊経験があります。
震災でどうなりましたか?とても心配です。
 本日も疲れているなか、3回もありがとうございました。
どうか暖かくして、ゆっくりとおやすみください。
そして、水曜日もスズラン☆さんにとりまして、
有意義な一日となりますことを心よりです。
アバター
2024/12/11 01:15
ちぢみほうれん草はスーパーで見たことがあります。
冬の方が栄養高いんですねφ(..)メモメモ

答え 2




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