ゲシュ崩ログ 500 子供に注意される
- カテゴリ:日記
- 2024/12/11 14:25:15
近頃、子供に「わたしの分食べないでねっ!とっといてよ!」とか、「かわいい恰好きちんとしてよね」とか注意される。子供のほうがお母さんみたいです。
ホームレスに学ぶきちんとした格好。
ホームレスと自分って何が違うのだろう(笑)もしかしたら、ホームレスの人のほうが、いい服着てる…と自分より服飾費が高そうなホームレスを見ていつも思っている。ホームレスの人を見たら、とても他人と思えない(笑)でも、そんな私の感情は、しょせんニワカホームレス。真のホームレスとは何か、私はまだ何もわかってはいないかもしれない。
大人数が食事するスペースで食事していると、ホームレスとおぼしき男性が隣に座った。髪の毛もボサボサだし、服は最低限穴が開いてないという風情。食べるものは、菓子パン…。ああホームレスの人だな~と思って、バレないように横目で盗み見ていた。着ているコートは、私のなんか古着で100円なのに、ホームレスの人は暖かそうなの着てる。ホームレスの服はちょっと汚れているけど、ホームレスの人の服と私の服は、いつもいい勝負できるのだ。
でも、やっぱり本物は違った。ホンモノのホームレスの人は、靴の左右が同じ靴じゃなかった。違う靴を履いていた。おしゃれの最先端の街では、そういう若者がいたけれど、もしかしてああいう若者って、ホームレスを真似していたのか…?と、ファッションについて脳内改革が巻き起こった。ホームレスの服を続いて盗み見していると、服の汚れなんだけど、汚れじゃなくて、血液…のような汚れのついた靴下を履いていた。どうやって暮らしていたら血のついた服を着て外にでるんだ~と感動した…。ロックンローラーとかパンクなファッションの着てるTシャツってグロっぽい血のりのデザインの服とかあるけど、ホームレスの人の真似だったのか。あれは…。と、思えた。まさか、ああいう血が出てるデザインの服っていうのは、ホームレスをファッションリーダーに置いたものだったのか…?と、伝説に遭遇した気分だった。
自分もなかなかホームレス風の恰好しているけれど、やっぱり本物に出会うと、違うな…やっぱりホンモノは違うな…と感動するポイントがいくつもあった。あと、ファッションの最先端の人が、ホームレスと同じ格好する事があるんだな、という事を学べました。そういえば、偉い僧侶が修行する時糞掃衣という衣で修行するらしいけれども、偉い人とホームレスは同じ修行をしている人なのか…とか。色々ホームレスから学ぶ事が多いのが、私だった。一度ならず、ホームレスをみかけたら、飲み物か何かを渡そうとした事があるのですが、若い女性からそういう事をされるのをホームレスは嫌う警戒心の強い人達でした。まぁ、若者がホームレスになんか恐ろしい事するという事件とか時々あるし。そういう時、「年を重ねた老婆、老人だったら、お坊様の服を着ていたら」たぶんホームレスの人は、普通に飲み物を貰っていたのかもしれません。ホームレスの人に支援する時、お金だけあればいい、みたいなものではないかもしれません。マンパワーというか…。人が人を更生させたいと思った時、やっぱり人だから、相性みたいなのとかそういうものも加味しないと、なかなかボランティアもうまいこといかないんだな、と二十代の時、自分が二十代の女でありながらボランティアをするという事が、どういう事なのかという事を痛感していました。若さが、くわえて女だという事が、邪魔するという事も世の中あるのだと。
ホームレスは安い服
ホームレスでも高級バック持ってるホームレスもいるかもしれませんが、まぁ普通はそういうホームレスは見かけず、普通に全員安い服を着ています。社会的信用を必要としない、信用が無い、という人は、高価な服を着ない。安い、極力安い服を着てる。なんだったら、穴が開いてます。
という事からもやっぱり、普通の大人は、年齢とともに年齢にみあった「きちんとした服」というのを、着てるべきなのでしょう。ファッションでホームレスの真似する渋谷原宿系の若者ならいざしらず、普通の大人は服にお金をかけるのです。ホームレスと頭の中身が同じ人は、服にお金かけないで生活するかもしれませんが、よっぽど自覚していないと、かなりいずれあやういのが、服にお金をかけない人種かもしれません。私も服にはお金かけないですけど、やっぱりというか、裏付ける証拠というか、そういう私は無職です。やっぱり着てる服はその人の社会的信用をあらわすと思います。一概にはいいきれませんが、一般的にいってホームレスとは違う普通の日本の大人は、服にプライド持って綺麗にしているのだと思います。