信州・まつもと鍋の日
- カテゴリ:グルメ
- 2024/12/19 15:40:04
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こんにちは!強い寒気の影響で日本海側は雪や雨。
太平洋側は、西日本で午前中に雪の所もある。
東海や関東は晴れ。
風が強い。
沖縄は曇り。
【信州・まつもと鍋の日】 しんしゅう・まつもとなべのひ
☆信州・まつもと鍋の日は、12月から2月の毎月19日に制定されています。
この日は地元野菜の松本一本ねぎ等を使用した鍋を、
家族や仲間と一緒に楽しむことを目的としています。
■松本一本ねぎ
松本一本ねぎは一般的な長ネギに比べ、少し曲がった形をしていて、
その形にこそ、甘さや柔らかさの秘密があります。
江戸時代から続いている歴史のある野菜で、
徳川家にまつわる伝説も書物に残っています。
<概要>
<信州・まつもと鍋の日>
〇松本一本ねぎ
食す部分:白根部分
産地 :長野県松本市
旬の時期:11~12月
@特徴
群馬県の特産品である「下仁田(しもにた)ネギ」に近い品種です。
下仁田ネギに比べ、長くて細いです。
★下仁田ネギ
ユリ科ネギ属の野菜です。
白い葉鞘(ようしょう)部を持つ、根深ネギの一品種で、
株分かれをしない一本ネギです。
*葉鞘・・・葉の基部が鞘(さや)状で、茎を包む部分のこと
その白い部分は15~20cmと短く、
太いものでは直径4~5cmで、太く短いずんぐりとした姿が特徴です。
群馬県南西部の邑楽(おうら)郡下仁田町とその周辺で栽培されている、
群馬県の伝統野菜です。
江戸時代には栽培され、幕府にも献上され、
その味が評判になったことから、別名「殿様ネギ」とも呼ばれています。
□味の特徴
生では辛みが強過ぎて薬味には向きませんが、
糖度は一般的な根深ネギよりも高く、
加熱すると独自の甘味とコクが引き出され、
肉質は柔らかく蕩(とろ)けるような食感になります。
下仁田町とその周辺地域の豊富な日照時間と小石混じりの重粘土質が、
その味を作り出すといわれています。
*重粘土・・・礫(れき)を多少含んだ粘質土壌
粘質が弱くて軽い火山灰土壌では、
肉質の良い下仁田ネギを生産することは出来ません。
育成の限界温度は0℃と35℃で、育成気温は15~20℃です。
■旬の時期
下仁田ネギの収穫時期は11月中旬から1月までで、
12月が旬で最も美味しい時期です。
霜に数回当たり、甘味を増したタイミングで収穫され、
冬の味覚として出荷されます。
□栄養素とその効果
下仁田ネギには植物粘液成分のミューシンと、
硫化アリルが一般的なネギの3倍含まれているといわれています。
又、ビタミンCやカルシウムも比較的多く含まれています。
◆ミューシン(タンパク質)
タンパク質とマンナンが結合した高分子糖たんぱく質で、
ネギの葉に多く含まれています。
*マンナン・・・植物の葉や種子、
或いは根等の細胞や細胞の中に含まれる粘着多糖類
*血糖値を抑える注目の素材である、
「ガラクトマンナン」は植物に含まれる食物繊維で、
その食物繊維には、
水に溶けやすいものと溶けにくいものがありますが、
ガラクトマンナンは、水に溶けにくい不溶性
胃粘膜の保護に役立つ他、
タンパク質の吸収を助ける働きがあるとされています。
◇硫化アリル(辛み成分)
揮発性が高い成分です。
血栓(けっせん)を出来にくくしたり、
胃液の分泌を促進して、消化を助ける等の働きがあるとされています。
又、ビタミンB1の吸収を高め、疲労回復に役立つと期待されています。
*血栓・・・血管内の血小板や血液の塊で、
心筋梗塞や脳梗塞等の重症病気の原因
ネギの形は直線ではなく、しなったようにカーブしています。
夏に行われる植え替えの際に、あえて斜めに植えてストレスを与えます。
斜めに植えることで曲がった形になりますが、
糖分を作り出し、甘味が増します。
又、土に埋まっている部分が多くなり、柔らかい白根が長くなります。
霜が降りますとさらに甘味が増す為、
寒さが厳しくなる11月から12月頃の出荷が多くなります。
植え替え作業等、全て手作業で行う必要があり、
一般的なネギに比べて栽培期間も長い為、手間と時間がかかります。
味は甘く、瑞々しいですが、
生で食すと追いかけるようにして辛みがあります。
しかし、加熱をすると、トロリとした甘みが増します。
@歴史・由来
名前の通りネギが分裂しないことから、一本ネギとそのまま名前が付きました。
★伝説
徳川家にまつわる話が纏(まと)められた歴史書「三河後風土記」には、
「兎の吸物」に松本一本ねぎが入っていたという伝説が残っています。
正月の縁起物としても親しまれていて、
土産物や贈答品としても人気が高かったそうです。
@ネギの5種類31品種
近年ではネギの品種改良が進み、沢山の地域ブランドネギが出来ています。
☆青ネギ(葉ネギ)8品種
・九条ネギ ・わけぎ
・あさつき ・芽ネギ
・小葱 ・やっこねぎ
・越津(こしづ)ねぎ ・ヤグラねぎ
■越津ねぎ・・・愛知県の伝統野菜で、
葉と白根両方食せる九条ネギ群に分類
寒い季節に鍋や煮物に入れるのがおすすめで、
甘味と柔らかさが特徴のねぎ
☆青ネギ(葉ネギ)ブランド品種 6品種
・難波ねぎ ・博多万能ねぎ
・観音ネギ ・結崎ネブカ
・岩槻ねぎ ・矢田部ねぎ
★白ネギ(根深ネギ)7品種
・下仁田ネギ ・深谷ネギ
・曲がりネギ ・赤ねぎ
・千住ねぎ ・宮ねぎ
☆白ネギ(根深ネギ)ブランド品種 7品種
・矢切ねぎ ・松本一本ねぎ
・白神ねぎ ・越谷ねぎ
・株ねぎ ・下植木ねぎ
・加賀ねぎ
★その他3品種
・リーキ ・岩津ねぎ
・徳田ねぎ
問題 ネギは万葉集や日本書紀といった、
歴史的文献に登場する程、日本でも古くから愛されている野菜です。
そのネギについてですが、
次の文章の中の〇に入る、身体の部位名を教えてください。
昔からネギは風邪の引き始めに効く、風邪薬とされています。
実際に・・・
「ネギを〇に巻いて寝ると風邪が治る」
このような云い伝えもある程です。
(注)〇に巻くことでその効果があるのかは不明です
1、首
2、腕
3、足
ヒント・・・〇〇に巻くと良いといわれることについて
ネギを〇に巻くという行為により、
ネギの成分が肌を通して吸収されるというよりは、
揮発成分であるアリシンが口や鼻から喉に入り、
吸収されることで、風邪の症状が治まるとのことです。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る、身体の部位名をよろしくお願いします。
スズラン☆さん、そうですか。
確かにあまり聞きなれないお鍋ですね。
検索もしてくださりましたか。
感謝ばかりです。
そうですか、ネギを丸まる一本切らずに入れているのは確かに豪快ですね。
あはは、そうですね、火が通りやすいことや食しやすくの為に切りますね。
問題ですが、1番の首が正解になります。
このネギに含まれる「アリシン」の影響によるものと推測されていますね。
風邪等をひいた場合は、なるべく早めに医師の診断を仰いだ方が良いですね。
そうならないことをこの今冬願っています。
今夜も各地冷え込んでいる所が多いようですので、
どうか暖かくして、体調を崩さないようにお過ごしくださいませ。
検索したら、ネギを丸々1本切らずに入れている写真もあり、
豪快だなと思いました(゚ρ゚*)
大半は普通に切ってるみたいですけどね(笑)
答え 1