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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 507 母の服、サイモンバーチ。

子供が、私の巻きスカートを着たがって、巻きスカートまとったまま寝た。私の服を着たがる子供。私の服をリメイクした服を着たがる。しょうじき裁縫下手な私の服を着ないで、既製品を着てくれと服買ってくるけど、手作り着たがって大変。最近ようやく買ったものも少しづつ着てくれるようになった。


名作サイモンバーチ
 昔の映画で、サイモンバーチという映画があった。あの映画子供の頃みて、すごく好きだった。その映画の主人公は、お母さんが死んでしまって悲しい。と言っていて、その時に「母さんがいなくなった後に、母さんの服の匂いまで消えていくのが悲しい」というような事を言っていた。(うろ覚えなので多少間違ってるかも)

 母さんがいない事に悲しみを感じる。いなくなった後に、母さんの服を抱いて眠る。でもその母さんの服の匂すら、いなくなってしまう。というサイモンバーチの母への想いのセリフが今でも忘れられない。

 なんだか、あんな小さい頃に見た映画だったけれど、ふと、子供が自分の服を着て寝てる時に、そういえばサイモンバーチみたいだな。とか考えて、お母さん死んでないけども、うちの子はお母さんの服にくるまって寝るの好きなんだな~となんだか感慨深くなりました。私がもし死んだら、サイモンバーチみたいに私の服の匂かぐのだろうか…うちの子も…。とか考えて、「え…じゃあ、よく洗っとかないと、すぐ臭くならね?」とか心配したりして。いや、臭いのがいいのか…?そういう匂いフェチな人たちって…洗わないでいたほうが寂しさ無いですか…?サイモンバーチもお母さんに匂いがいい、って言ってたから、洗濯少な目でいたほうがいいって事…???と、お母さんの匂いを嗅いでいる人のために、普段から少し匂うくらいの洗濯頻度にしといたほうがいいのか…。とか、死に仕度の一環として、洗濯の頻度をあらためて考えるというのも大切なんだなとか思ったりして。いや、まあ、今のところは笑い話だけど、できるだけ生きて子供を見守り育てたいです。サイモンバーチ。小さな神様。生きている意味。すごく素敵な映画でした。




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