Nicotto Town


かきくけこのブログ。


絶対に追いつけない境地、シルバー世代の破顔一笑

昔、なんかのきっかけで寺に寄ったらシルバー世代の人に気持ちを害するかもしれないと気を使って、話せない、というと悩みを打ち明けたお坊様が「そんな事を気にする必要は、一切ない」と言われた事があった。その時に、「絶対に一ミリもそんな必要ない」って言うんですよね。まだ若かった私は


(でも、何気なく悪気なく言った言葉が傷つけるって事あるんじゃないか)

と思ってたんですよ。自分には全く悪意も無いんだけど、何しろ無知ですから、厚意の言動が、それが全然ダメだ、ありがた迷惑だ、気に障るのだ、という事もあるのが世の中なんじゃないでしょうか。そういう事なので、年上の人に気を使って、何も言えないという事ってあるんじゃないのかと思いました。でも、違うらしいですよね。本当にシルバーの世代の人は、そういう事で気を害する事は無いというんですよね。それをもう、「絶対」とまで言い切るのが、お坊様でした。そう言い切れる根拠は何だ???というのもわからないし、シルバーの人がなぜ若い人の厚意にキレるなんて無いのだろうか。全部が全部、不思議な謎であり、年を重ねて今中年になった私には、まだわからない謎でした。自分が年をとったらわかるのでしょうか。興味から、そんな気持ちってどんなのだろうかという興味から、長生きってしてみたいものだな~とかは思ったりもします。長く力強く生きている人の時々こぼす人生の深い教訓には、背筋が伸びるというか、凍るというか…。色々と人生の底深さを感じざるをえません。

笑う門には福来る
 シルバー世代の人はやっぱり笑っているほうが健康みたいです。面白くない世の中ですが、だからといっても笑っていたほうが健康みたいです。私みたいなアホが、気の利かない事を言ったとしても、でも悪意はないんだという時、どうか笑って見過ごしていただけないものかと、笑顔のご老人がもたらす平和にこがれています。笑っても同じ一日。笑わなくても同じ一日。過ぎていく今日は永遠に戻らない。一日一日、大切な時間を、大切にあたためながら重ねていきたいところです。




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