ヒノキ
- カテゴリ:占い
- 2025/01/31 15:59:11
ニコットおみくじ(2025-01-31の運勢)
こんにちは!九州から関東は晴れ。
北陸や東北、北海道の日本海側は雪が降り、太平洋側は晴れ間がのぞく。
沖縄は曇り。
気温は平年並みか高い。
【ヒノキ】 檜木 檜 桧 Chamaecyparis obtusa
Japanese Cypress
Hinoki Cypress
☆ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹です。
<概要>
〇ヒノキ
ヒノキは日本を代表する針葉樹で、
日本に植えられている針葉樹の割合のうち、多くを占めています。
@日本の代表的な木の品種
★日本に生えている針葉樹
1枚1枚の葉が細長く、
真っ直ぐと高く生えた三角形のシルエットをしているのが針葉樹です。
・スギ ・ヒノキ
・カラマツ ・ヒバ
・モミ
日本に生えている天然林の約20パーセントが針葉樹だといわれています。
針葉樹は軽くて柔らかく、材木として汎用性が高い為、
日本に植えられている人工林の約97%を針葉樹が占めています。
☆日本に生えている広葉樹
平べったい葉をつけ、
丸みを帯びたシルエットをしているのは広葉樹です。
・ケヤキ ・モミジ
・サクラ ・クリ
・ブナ ・シラカバ
日本に生えている天然林の約80%は広葉樹です。
しかし・・・
天然林と人工林を合わせると、針葉樹と広葉樹の割合は半分になっています。
@日本は世界で2番目に森林率が高い国
新型コロナウイルスの蔓延やウクライナ情勢等が重なり、
2021年は「ウッドショック」によって深刻な木材不足に陥りまして、
木材が高騰しました。
これにより・・・
日本が輸入木材に頼っている現状が浮き彫りになりました。
★ウッドショック
輸入木材の価格が急激に高騰しまして、
住宅業界等に大きな影響を与える現象を指します。
この現象は1970年代のオイルショックに因み、名付けられました。
ウッドショックが起きた主な原因としては、
新型コロナウイルスの影響があります。
このパンデミックにより、アメリカや中国で住宅需要が急増し、
木材の需要が急激に高まりました。
又、コロナ禍で物流が滞(とどこお)ったことで、
木材の輸入が困難になったことも、より影響を大きくした原因です。
この根本的な問題は日本国内の林業が衰退し、
木材の自給率が低下している為、輸入材への依存度が高まっているからです。
◇日本の2022年の木材自給率
「40、7%」で建築用材に限定しますと、
「49、5%(前年比+1、5%)」まで上ります。
*林野庁「令和4年木材需給表」より抜粋
つまり2022年に流通した建築用材のおよそ半分が、
国産材で残り半分が海外からの輸入材です。
これらの要因が重なりまして、
2021年頃からウッドショックが発生しました。
木材の高騰は住宅建設コストの増加を招きまして、
住宅業界や消費者に大きな影響を与えています。
2023年から2024年にかけて、
木材価格はウッドショックが始まった2021年と、
同等の水準に戻りましたが、依然として高い状態が続いています。
特に2022年が価格高騰のピークだったとされています。
このように2023年に木材価格が大幅に下落したことで、
ウッドショックは一応の落ち着きを見せましたが、
2024年に入り円安が進んだことで、
輸入木材の価格高騰が再び懸念されている状況です。
ただ、2024年の後半には現在の円安から、
円高傾向に移行する可能性が高い為、今後の為替にも注目です。
又、2023年以降も輸入木材量が減少していまして、
木材の供給は依然として不安定な状況にあります。
ウッドショックの影響を受けにくくする為に、
近年は国産木材の利用が促進されていますが、
供給量の増加には限界があります。
このような状況から、ウッドショックがいつまで続くかは不透明ですが、
木材価格の高止まりや輸入木材の現象が続く可能性が高いと考えるのが、
妥当です。
その為、建設業者や住宅業界の方々は、引き続き注意が必要です。
◆建設業界におけるウッドショックへの対応策
①国産木材の活用
②代替材料の検討
③早期契約と在庫管理
④物流の効率化
⑤コスト管理と生産性向上
◇今後の見通し
輸入木材の供給状況においては、
ロシアのウクライナ侵攻による経済制裁の影響で、
ロシアからの木材輸入が制限されていまして、
これが木材供給に大きな影響を与えています。
又、コロナ禍に寄る生産や物流の停滞も依然として影響を及ぼしており、
特にコンテナ不足が深刻です。
一方、国内の木材自給率は約40%前後と低く、
以前として輸入木材に大きく依存しています。
これにより、世界的な木材不足の影響を受けやすい状況が続いています。
これ以上円安が進行しますと、輸入木材の価格がさらに高騰する恐れです。
上記のことから、
ウッドショックの影響はしばらくの間は続くと予想されています。
木材価格はピーク時に比べて落ち着いてきたものの、
依然として高い水準にありまして、
輸入木材の供給状況や木材自給率の低さが改善しない限り、
完全な収束は難しいといえます。
★日本の森林率は67%
2/3が森林で、世界の森林率の平均は約31%です。
日本の森林率は、森林率世界第1位のフィンランド(約74%)に次いで、
世界第2位です。
☆日本に生えている木の割合
・人工林の約44%がスギ
・人工林の約25%がヒノキ
★日本にスギとヒノキが多い理由
スギとヒノキは加工のしやすさが理由です。
戦時中には木材が多く使われまして、
戦後や高度経済成長期には木造住宅が多く建てられました。
これにより材木を増やすことを目的として、
丈夫で加工性の高いスギとヒノキが沢山植えられました。
@ヒノキの有名な産地
福島県以南の本州、四国、九州に分布しています。
木曽、高野山、高知県西部等の天然物として有名で、
尾鷲(おわせ)吉野、天竜、和歌山のヒノキは、人工造林として有名です。
問題 次の文章の中の???に入る書物名を教えてください。
???にヒノキが記載されている箇所として有名なのが、
須佐之男命(すさのおのみこと)様のお話の部分です。
須佐之男命様はヤマタノオロチを退治した、精鋭な神様です。
???によると、須佐之男命様が抜いた髭はスギに、
眉毛はクスノキに、お尻の毛はマキに、胸毛はヒノキになりました。
さらに、須佐之男命様はスギとクスノキは船用に、マキは棺桶用に、
そしてヒノキは宮を造るのに使うように命じたといわれています。
1、万葉集
2、日本書記
3、古事記
ヒント・・・〇???
奈良時代に完成した日本の歴史書で、伝存する最古の正史です。
日本の成り立ちや建国の神話、
それを治める天皇の事績と歴史が記されています。
お分かりの方は数字もしくは???に入る書物名をよろしくお願いします。