Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 518 なりたいキャラ

子供が、「はたらく細胞」というアニメをみて、覚醒した。


マクロファージさん
 子供は、働く細胞のアニメーションが好きだ。どうやら、お友達が「面白い」って言ってたらしく、お友達が大好きで大好きで仕方ない、人間が心底好きな子供は、いとも簡単にお友達に影響され、働く細胞を見始めた。

強くて、美人。
 いっぱいいるなか、やっぱり私は白血球さんにブラボーと叫びたいわけですけども、子供は違った。子供は、「マクロファージさんみたいになりたい…!」って言ってた。おいおい。ええ…。嘘でしょ…?と私は驚いた。マクロファージさんはかなりキワキワなキャラだったから。あんな鬼レベル百みたいなのになりたいのか…???と、子供の憧れというものに、引いた。正直ひいた。あと、なんだか自分の育て方が間違ってたかなとか思ってしまった。いやまぁ、私の育て方が間違っていたのだろう。自信はあんまり無い。赤血球ちゃんみたいにカワイイキャラになりたいのかと思っていた。だが子供は違った。子供は、マクロファージさんみたいに絶対負けない強い女になりたいのだ。

ツよキャラに、ひかれる。
 強くてかっこいい女、マクロファージさんになりたいらしい子供。私もちょうど子供と同じ頃、アニメのセーラームーンが好きだった。セーラームーンごっこしていた。セーラームーンのうさぎちゃんは、ドジで間抜けでおっちょこちょい。でも月に代わってお仕置きする時はお仕置きする。そんな素敵なお姉さんだった。そんなセーラームーンが好きだった。子供もきっと、美人で、白血球さんがてこずるような汚らしいばい菌でもやっつける、つよつよお姉さん、マクロファージさんにひかれたのだろう。子供って、なんでも解決全能の存在というものを素直に信じてひかれるのだろう。

マクロファージさん
 マクロファージさんは、いつも穏やかにニコニコ。仏様のような。そんな女性なのに、なにやら物騒なえものを振り回して最強らしい。最強キャラを男性じゃなくて女性にしているところが、現代な表現ですね。すごく美人っぽく、いさましい男勝りな外見じゃなくて、女性的な美をそなえている、というのがまた、そのばい菌殺傷能力の高さとのギャップで、なんだかゾっとさせてくれます。そんな強い女性キャラに子供が「こんなに強くなりたいんだ」って言ってて、なんだかとっても、人間の「ないものにひかれる」という性質が、情けないやらカワいくてしょうがないやらでかわいかった。外見がじゃなく、いつもそういうものの考え方とか、その心の成長過程が、ものすごくいたいけで、心配は尽きない。




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