Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ハニーレモンソーダの主人公が暴力的だった1

りぼんで連載中のハニーレモンソーダという少女漫画が私も好きで、子供にも見せたいと思っていたのに、今月号のハニレモで、もろ不良、絶対不良な外見なのにカッコイイ、主人公のかれぴが暴力を行使するという描写があり、絶望でした。



 ああいうのは真似するイケメンがいるから、漫画の世界くらいは、現実を忘れられるようなイケメン王子は絶対正義を貫いてほしかった…少女漫画の世界という嘘の世界でもあんな生々しい現実めいた暴力奮う金髪学生とか、なんの夢もない…と、子供におススメできない漫画になってしまった。金髪の人のイメージダウンになりそう。ハニレモのストーリーの主人公の女の子が「普通の」女の子で、すごく美人でアイドルに成り上がる主人公でもなく、普通の普通の地味な女の子の彼氏が、不良っぽいのに優しいソーダ男子で最高…夢…いいぞ~と思ってたのに、夢の中でも金髪の不良っぽい男の子が暴力を行使する…という、今まで夢の世界に浸れた漫画が、ものすごく夢から覚めたというか、普通の女の子が体験できる夢の漫画だったはずが、やっぱり夢の中でさえもさえない主人公の彼氏って、外見通りのチンピラがチンピラ的暴力ふるう最低の男…みたいな…。もう何の…希望もない…みたいな現実を思い出して、子供には見せられない…と思ってしまった。なりだけ不良で性格はピュアな男子だったからよかったのに、バットで破壊とか拳で喧嘩とか、もうただの不良、不良どころかもうアウトサイダーになった不良の話。みたいな気がしました。レモンサイダーやなくてアウトサイダーやねえかコラ。と、今までサイダーソーダで言葉誤魔化しされてたが、作者はもとからあアウトサイダーのサイダーという意味でソーダソーダゆうてたのか。結局やっぱり外見が不良な人は暴力ふるうヤクザ。というレッテルどおりの暴力男という男の子、それがかわいくない女の子が付き合える男の子って事なのか。普通の女の子でも、素敵な彼氏がゲットできるのだ…みたいな夢を見ていたあの漫画で、地味な普通の女の子がゲットできるのはそういう、暴力やさぐれ素行不良なヤクザ男だけって事なのか…もうダメなのか。という絶望でした。なかなか夢から覚ましてくれる漫画っていうのも無いので、考えようによっては「結局ヤンキーな恰好する人の行動は民主主義から排除され淘汰される行動する」と大人だって目をつむって問題を先送りしたいような現実をあの漫画だけ描写していて、いや、もしかして、この厳しい現実を生き抜くためには、界君がサイテーヤクザになる漫画であれば、「だからこういう恰好の男の子に近づいちゃだめよ」っていう子供の教育になるのか。そういう意味では、子供に読ませたほうがいいのか…?いやそういうレッテル通りのレッテル色眼鏡な教育でいいのか。そんな事ない。きっと外見の乱れが心の乱れなんていう法律を覆す、すごく模範的な性格の外見ヤクザだっているはずだ!そんな男の子が彼氏ってなんかすごく頼もしいし素敵だ、と夢を見ていた私は、そんな男いるわけないだろ喧嘩するんだよ外見がヤクザのやつは結局ヤクザなんだよ、という大人の現実が少女漫画に描かれているようで、なんだか大人だからこそ大人の世界の当たり前が当たり前に漫画でも繰り広げられていて、子供になんて言って読ませたらいいんだろうとか思った。時々ある毒みというかそういう少女漫画ならではの大人描写っていうのも素敵なんだけど、でも少女漫画ならではのそんな男子現実にいないよ~っていう男子が界君だと思っていたから、どこにでもいるチンピラになってしまった界君に、失恋した気分だった。勝手に好きなって、勝手に失恋したわとかのたまう、ブスオタクの私。ほっとけって感じですよね。ブスすぎて現実に恋愛できないから恋愛漫画の展開に熱くなるドブスすぎる私。

続く




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.