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IBDを理解する日


こんばんは!19日(月)は西日本から東日本の太平洋側では雲が広がりやすく、

九州南部や関東では午前中を中心に雨の降る所があるでしょう。
南西諸島では雨が降り、雷を伴って激しく降る所もある見込みです。
その他の地域は広い範囲で晴れますが、所によりにわか雨がありそうです。

【IBDを理解する日】

☆5月19日はIBDを理解する日で、
 世界では❝World IBD Day❞として制定されています。

<概要>

〇IBDを理解する日

@IBDの基礎知識

 IBDとは炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease)の略称で、
 潰瘍性大腸炎やクローン病といった病気を指します。
 
 これらの病気は若い世代に多く見られまして、
 慢性的な炎症や潰瘍を引き起こすことで知られています。

 潰瘍性大腸炎は20代を中心に発症しまして、
 大腸に慢性的な炎症が起こります。

 この病気は特に緩解(かんかい)しまして、
 又、再燃することを繰り返す為、
 患者さんの日常に大きな影響を及ぼします。

 *緩解・・・病気が完全に治った訳ではないが、
       症状がひとまず軽くなったり消えたりした状態で、
       安定しているという意味の医学用語

 一方、クローン病は10代から20代にかけての若者に多く見られます。

 この病気は小腸と大腸に縦走潰瘍を生じまして、
 腸が狭くなる狭窄(きょうさく)や腸管同士の癒着(ゆちゃく)等、
 様々な合併症を引き起こします。

 これらの病気は特定疾患(難病)に指定されていまして、
 医療費の公費助成が受けられる等、社会的な支援が整ってきています。

 しかし、根本的な治療法はまだ見つかっておらず、
 患者さんにとっては長い闘病生活が予想されています。

 ★潰瘍性大腸炎
 
  □概要

  大腸の壁の内側を覆う粘膜に持続的・慢性的な炎症が起こりまして、
  粘膜の上皮が剥がれて、潰瘍が形成される炎症性腸疾患の一種です。

  多くの患者さんで直腸から始まりまして、大腸全体に広がることもあります。

  症状の程度や範囲は個人差がありまして、
  状態の悪い時と良い時を繰り返します。

  又、生命を脅かす疾患ではありませんが、
  日常生活の質に大きな影響を与える可能性がありまして、
  放置しておくと、癌が発生することもある為、適切な治療が必要です。

  ■原因

  潰瘍性大腸炎の原因ははっきりしていませんが、
  幾つかの要因が関与していると考えられています。

  ・遺伝的要因          ・免疫系の異常

  ・環境要因           ・腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)

  *腸内細菌叢・・・「叢(そう)」は「群れ」や「集まり」を意味しまして、
           「細菌叢」は「細菌の集団」という、
           学術的な表現になります。
           腸内細菌は消化吸収を助けるだけではなく、
           免疫系の調整や栄養素の合成、
           さらにはホルモンの分泌にも関与しています。
           その為、腸内細菌叢のバランスが崩れると、
           様々な健康問題を引き起こす原因になります。

  □潰瘍性大腸炎の前兆や初期症状について
  
  潰瘍性大腸炎の症状には個人差がありますが、
  一時的には次のような初期症状があります。

  以下の症状が1回や2回ではなく、
  頻回(ひんかい)にもしくは数週間以上続きます。

  ・下痢          ・腹痛

  ・緊急便意(テネスムス)   ・倦怠感・疲れやすさ

  ・発熱          ・体重減少

  ・関節痛や皮膚症状

  *緊急便意(テネスムス)・・・便を出し終わっても、
                  便を出したい感覚が続くことをいいます。
                  便意は感じますが、実際には便が出ない。
                  もしくは少量しか出ない状態が、
                  頻繁に起こります。
                  これは肛門部に炎症があることと、
                  関係しているとされまして、
                  生活の質が大きく、
                  損なわれることがあります。

  ■潰瘍性大腸炎の検査・診断

  ・血液検査          ・内視鏡検査

  ・内視鏡検査

  ・便検査

  ◇<診断基準> (厚生労働省 難治性疾患政策研究班)

   a)臨床症状

   b)①内視鏡検査:i

       ②注腸X線検査:i

   c)生検組織学的検査

  ■治療

  ◇薬物療法

   ・アミノサリチル酸(5-ASA製剤)     ・ステロイド
  
   ・免疫調整剤                ・生物学的製剤

  ◆外科治療

  ◇栄養療法

 ★クローン病

  □省庁や台帳等の消化管に炎症が起き、
   腹痛、下痢、血便等の症状が表れる病気

  1923年にニューヨークのマウントサイナイ病院の、
  ブリル・バーナード・クローン医師らによってはじめて報告されました。

  ◆名前の由来

   クローン医師の名前から付けられた病名でありまして、
   クローン技術の「クローン」とは異なります。

  クローン病は炎症性腸疾患の一つで、
  主に小腸や大腸等の粘膜に炎症が起きることにより、
  粘膜にびらん「粘膜が爛(ただ)れている状態)や、
  潰瘍「粘膜が抉(えぐ)られている状態)が出来る、
  原因不明の慢性の病気です。

  ◇主な症状

   腹痛、下痢や血便、発熱、肛門付近の痛みや腫れ、体重減少等があります。

   又、様々な合併症が発現することがあります。

  クローン病は厚生労働省から難病に指定されています。

  適切な治療をして、症状が落ち着いている状態(寛解期)が維持出来れば、
  健康な人とほとんど変わらない日常生活を続けることが可能です。

  しかし、寛解期になっても症状が悪化(再燃)することがあります。

  症状が悪化している状態(活動期)が続きますと、
  栄養障害や貧血等の全身の症状が表れることがありますので、
  長期にわたる治療や定期的な検査を続けることが重要です。

@IBDを理解する日の意義

 IBD患者さん達の理解を深める為に制定されたのが、
 「IBDを理解する日」です。

 2013年(平成25年)に、
 NPO法人IBDネットワークさんとアッヴィ合同会社さんが、
 共同で制定しました。

問題 IBDの患者さん達に対してですが、
   次の文章の〇〇に入る言葉を教えてください。

   私達が出来ることは患者さん達への理解を深め、
   彼らが社会で活躍出来るように支援することです。
   又、IBDに関する正しい知識を持つことで、〇〇や誤解を無くし、
   患者さん達が安心して生活出来る環境を作ることも重要です。

1、偏見

2、差別

3、無視

ヒント・・・〇「〇〇」の意味

      客観的な根拠の無い、
      偏(かたよ)ったものの見方や考え方です。

お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。



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2025/05/19 16:53
こんにちは!曇りの週明け月曜日をお疲れ様です。
 ロングメンテナンス後はかなり忙しいはずです。
そのなか、こうしてコメントとお答えをありがとうございます。
そうですか、
私のヒントで分かりましたか。
問題の答えは1番の偏見です。
物事、固定的概念等から判断をせずにが大事ですよね。
 かげねこちゃん、蒸し暑くありませんか?
該当の場合は、水分を補給する等、どうかお気をつけてお過ごしくださいませ。
今週もどうぞよろしくお願いします。
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2025/05/19 16:08
げんさん こんにちは。
今回はげんさんのヒントで分かりました。

   1、偏見

       じゃないですか???






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