カツオ
- カテゴリ:占い
- 2025/05/22 15:22:55
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こんにちは!全国的に雲が広がる。
九州から近畿は晴れ間もあるが、東海から関東は朝まで所々で激しい雨。
北陸から北海道は雨や雪。
沖縄は晴れ。
【カツオ】 鰹 松魚 堅魚 Katsuwonus pelamis(Linnaeus,1758)
skipjyack tuna
bonito
Striped tuna
bonite
☆スズキ目サバ科に属する魚の一種です。
<概要>
〇カツオ
@生態
カツオは世界中の温帯から熱帯海域に分布している魚で、
暖海性の外洋で回遊しながら小魚等を捕食して生息しています。
日本近海では黒潮にのって太平洋側を春に九州南部から北上し、
南下するという季節的な回遊をします。
日本海側には少なく、ほとんどが太平洋側を回遊します。
★太平洋側と日本海側の違い
・海の性質 ・水温
・地形 ・潮流
・季節風
これら等、環境条件の違いによるものです。
□魚の種類の違い
◆太平洋側:回遊魚(マグロ、カツオ、サバ、イワシ等)が豊富
暖流(黒潮)の影響を強く受ける為、南方系の魚が多いです。
◇日本海側:底もの(カレイ、ハタハタ、アイナメ、ズワイガニ等)が多い
寒流(リマン海流)と冬の季節風の影響が強く、北方系の魚が多いです。
■水温の変化の違い
◇太平洋側
年間をとして、水温が安定しています。(黒潮の影響)
◆日本海側
夏は高温で、冬は極寒という水温の差が激しいです。
これらのことから、
日本海側では「冬だけ現れる魚」や「冬に産卵する魚」が多くなります。
*例・・・鰰(はたはた)(日本海の冬の風物詩)等
□地形と海底の違い
◆太平洋側:急深な海底が多く、沖合がすぐに深くなる
大型回遊魚が沿岸に接岸しやすいです。
◇日本海側:遠浅の海岸が多く、砂地や泥地が広がる
カレイやヒラメ等、底ものが棲みやすいです。
■漁法の違い
◇太平洋側
・巻き網
・定置網
・一本釣り
これら等、回遊魚向け漁法が主流です。
◆日本海側
・底曳き網
・刺し網
・籠漁
これら等、底もの漁法が盛んです。
□味や油のノリの違い
◆太平洋側
太平洋側の方が脂がのりやすく、濃厚な味になることが多いです。
餌が豊富で体脂肪がつきやすいです。
◇日本海側
日本海側の魚は引き締まった身質で、アッサリ系の味わいが多いです。
■季節による魚の変化
◇太平洋側
回遊魚の動きに応じて、春夏秋に多様な魚が入れ替わります。
◆日本海側
冬に旬を迎える魚が多いです。
*旬に冬を迎える魚・・・ズワイガニ、鰰、寒ブリ等
@カツオはマグロと同じく、止まると死んでしまう
カツオはマグロ等と同じように、常に泳いでいないと死んでしまいます。
これは、他の魚が鰓蓋(えらぶた)を動かして、
鰓に酸素を含んだ水を行き来させるのに対し、
マグロやカツオは自分で鰓蓋を動かすことが出来ず、
泳ぐことにより、新鮮な水を鰓に流し込まなければ窒息してしまいます。
@特徴
☆成魚の全長・寿命・市場のカツオ
カツオの成魚は全長が約1、1mになる魚で、寿命早く10年です。
市場には約40~60cmのものが多いです。
★体の形
無駄のない紡錘形で、水の抵抗を少なくする為、
背鰭は畳(たた)んだ時に、体の中に格納されるようになっています。
☆カツオの鱗
前の方、胸鰭の先より少し後ろ辺りから前の方にだけあり、
固くしっかりと付いています。
★死に形相
私達が目にするカツオは腹に黒い縦筋模様が入っていますが、
普通に生きて泳いでいる生時は、無地の銀白色でこの模様は入っていません。
又、興奮状態では横向きに何本も筋が現れます。
普段目にする縦縞の模様は、
カツオが死んだ後に出る、死に形相です。
@食材としてのカツオ
☆カツオのタタキ
高知土佐といえば、
カツオのタタキで有名ですが、その由来は幾つもの説があります。
■贅沢を禁ずるとともに、食中毒の防止
その昔、土佐藩主である、山内一豊公が贅沢を禁ずるとともに、
食中毒の防止を理由として、カツオの生食禁止令を出しました。
しかし、ある賢い漁師が表面だけをサッと焼き、
焼き魚と称して食したら、これが妙に美味しかったというのが始まりです。
◇山内一豊(やまのうちかずとよ)公
出身地 :尾張国葉栗群黒田城(愛知県一宮市、異説あり)
生年月日 :天文14年(1545年)又は天文15年(1546年)
死亡年月日:慶長10年9月10日(1605年11月1日)
妻、千代さんの「内助の功」も手伝いまして、
土佐一国の主にまで出世した立身の将です。
▲家族を失い、一から出世を重ねた苦労人
・相次いで兄と父を亡くす
・家族を奪った信長公に仕える
・様々な戦いで武功を挙げる
・姉川の戦い
・刀根坂の戦い
・中国地方を巡る戦い
・京都御馬揃え
・大名として立身
・家康公への忠誠を誓った小山評定
*小山評定・・・大名を集めて、家康公と三成さんどちらにつくか
・土佐君主としてその生涯を終える
問題 カツオのタタキの由来についての説ですが、
次の文章の???に入る生物名を教えてください。
カツオにはよく白っぽくて、
米粒のような小さなテンタクラリアという???が付いています。
これを嫌がって、サッと表面を焼くことで、
この???を殺して生食出来るようにしたという説があります。
因みに、このテンタクラリアは食しても人体に影響は無いとされています。
1、寄生虫
2、蛆虫「マゴット(Maggot)
3、節足動物門倍脚(ばいきゃく)類(網)Diplopoda
ヒント・・・〇テンタクラリア Tentacularia
カツオにはアニサキスよりも高確率で〇〇している生物がいます。
この???は、体長が約5~10mmありまして、
乳白色の米粒のような外見をしています。
人には〇〇せず、
知らずに食してしまっても食中毒等も起きず、基本的に無害です。
頭部付近に伸縮性のある小さな吻を4本持っていまして、
これが固着器としての役割を担い、
喉や食道に引っかかる可能性がある為、注意が必要です。
お分かりの方は数字もしくは???に入る生物名をよろしくお願いします。
イベント開始後でお忙しいなか、コメントとお答えをありがとうございます。
かげねこちゃん、今回も調べてくださりましたか。
どうもありがとうございます。
問題の答えですが、どの通りで、1番の寄生虫が正解です。
2番と3番は叉別の生物です。
カツオはアニサキスが危険なのですが、
対応としては、皮面に火を通すことです。
そうすると、ほぼ死滅します。
生で食すことはかげねこちゃん程ならば無いとは推理していますが、念のためにです。
カツオはこの時期はとても美味しいですし、
御存知サッパリと食せるお料理が多いですので、
この時期の蒸し暑さ、これからの猛暑の時にいかがでしょうか!?
今回も調べさせていただきました。
1、寄生虫
ですね。