マナガツオ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/06/04 15:48:49
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こんにちは!九州から関東、北陸は大体晴れて気温が上昇し、真夏日になる所も。
東北は所々で昼頃まで雨。
北海道は夕方まで広く雨。
沖縄は曇りのち晴れ。
【マナガツオ】 真魚鰹 真名鰹
Pampus punctatissimus
(Temminck & Schlegel,1845)
butterfish
harvestfish
rudderfish
☆スズキ目イボダイ亜目マナガツオ科マナガツオ属の魚です。
<概要>
〇マナガツオ
江戸時代に国語辞典「和訓栞(わくんのしおり)」・・・
「まながつほ 世諺(せいげん)に西国にサケなく、
東国にマナガツホなしといへり」
このように記されていまして、
西日本に鮭が獲れないように、マナガツオは関東等、
中部より東では獲れないといわれてきました。
@和訓栞 安永6年(1777年)~明治20年(1887年)刊
江戸後期の国語辞書で全93巻ありまして、
谷川士清(たにがわことすが)さん編の国語辞書です。
3編からなりまして・・・
・前編:古語、雅語(がご)
・中編:雅語
・後編:方言、俗語
これらが収録されています。
第2音節までを五十音に配列しまして、
語釈を施しまして、出典や用例を示しています。
又、明治31年に井上頼圀(いのうえよりくに)さんらが、
増補改正しました「増補語林倭訓栞」は前編や中編を増補したものです。
★谷川士清 さん
1709年ー1776年。
江戸中期の国学者で神道家の伊勢出身の人です。
日本書紀を重んじまして、古典や古語の研究に優れた業績を残しました。
□著書
・日本書紀通証
・和訓栞
これら等があります。
マナガツオという呼び名は江戸時代に書かれた「本朝食鑑」によりますと、
カツオの鱠(なます)は世間で広く知られていますが、
これは鮮度の良いカツオでなければなりません。
京都は海から遠く、新鮮なカツオが手に入らないですんで、
代わりにマナガツオをカツオに学びまして、鱠で食しています。
ここから学鰹(まながつお)と名付けたと記されています。
当時の鱠とは、生の魚の身を細切り等にして和えていたものです。
@本朝食鑑(ほんちょうしょくかがみ) 元禄10年(1697年)刊
人見必大(ひとみひつだい)さんによって、
江戸時代に著された本草書で、全てで12巻10冊です。
日本の食物全般について・・・
・水火土部 ・穀部
・菜部 ・菓部
・禽(きん)部 ・鱗部
・獣畜部
これら品名を挙げて、その性質や食法等を詳しく説明しています。
食鑑中の白眉(はくび)とされています。
★概要
近世前期の食物本草学において、
先駆的な役割を果たした曲直瀬道三(まなせどうさん)さん著の、
「宣禁(せんきん)本草」『寛永6年(1629年)』刊、
著者不明『「和歌食物本草」「寛永7年(1630年)」』、
曲直瀬玄朔『「げんさくさん」「日用食性)寛永10年(1633年)
以後刊』、向井元升(むかいげんしょう)さん『庖厨備用倭名本草
「貞享元年(1684年)」刊』等があります。
これらの書物を受け継いだのが「本朝食鑑」です。
□本書の特徴
庶民が日常よく用いる食品食物に詳しい解説を施していることです。
・栽培 ・採取
・加工 ・調理
・味 ・食する時期
・部位 ・種類
・形状 ・産地
これら等、摂取する食品の見分け方や取扱い方が、
多岐にわたり記述されていることがあります。
又、食養生の観点から・・・
・効果 ・害毒気味
・主治 ・附方
・食禁
これら等が論じられまして、
食品摂取と健康との関わりについて、詳しい記述がなされていることです。
・民間伝承 ・民間行事等の民俗
・著者自身の生活体験 ・食品の無駄の無い利用法
これら等、記事の内容が豊富多彩で、
単なる百科事典的、専門書的ではない配慮も施されていることと、
食品分類が周到な配慮のもとに行われまして、
結果として食物本草学の百科事典といっても良い程、
多くの食品が取り上げられていること、文体が難解な漢文調で、
従って漢学的素養をもった者、
即ち武家や上層庶民でなければ使いこなせない内容高度の、
養生書であったことが挙げられています。
★人見必大 さん
1642年頃ー1701年は、
江戸時代前期の医師兼本草学者です。
人見必大さんは1797年に刊行された大作、
「本朝食鑑」の著者でありまして、
国産の食物についての健康への良否や効能を記した書物です。
人見必大さんのご家族は将軍家との広い交友関係を持ちまして、
人見必大さんの研究活動を支えました。
@生態
☆分布
北海道辺りから南の日本海、太平洋、瀬戸内海や有明海等、
日本の近海から東シナ海、南シナ海、
インド洋に至る広い海域に分布する南方系の魚です。
★生息・食性・産卵期
□生息
水深200m前後の大陸棚の砂泥底や、
沿岸から遠くない表層を、群れで回遊しています。
■食性
海月(くらげ)をはじめ、オキアミ等の甲殻類や、
プランクトン等を捕食しています。
□産卵期
瀬戸内海には6月の梅雨頃から産卵の為、外洋から入ってきまして、
産卵後、秋口の9月には又、外洋に戻っていきます。
@特徴
全長50~60cmになりまして、体形は胴が楕円形で側扁しまして、
背鰭と臀(しり)鰭が釜のような形に大きく発達しているのが特徴です。
又、体に対して頭が小さく、それに合わせて目や口も小さいです。
体表は本来、燻銀色の細かい鱗に覆われていますが、
非常に剥がれやすく、底引き網で獲れたものは鱗がほとんど剥がれまして、
銀白色の地肌が剝き出しになっていることが多いです。
@主な産地と旬
★主な産地
東シナ海で底引き網で漁獲されています。
又、瀬戸内海では初夏から秋にかけて刺し網や袋網で漁獲されています。
☆旬
瀬戸内海では産卵の為、
外洋から入って来る初夏から秋まで漁期です。
東シナ海での漁は12月頃から翌春先までが最盛期です。
問題 マナガツオの主な有効成分についてですが、
文章の???に入る栄養素名を教えてください。
一つは、脂肪分やコレステロールの漁に対してタンパク質が多いです。
マナガツオにはオメガ3脂肪酸であるDHA650mgや、
???240mgが含まれています。
1、EPA
2、ヘモグロビン
3、レシチン
ヒント・・・〇???
血液をサラサラにする働きがあるといわれています。
@DHA(ドコサヘキサエン酸)
脳の働きを活発にします。
〇料理
・刺身 ・西京焼き
・ポワレ ・ヒレ骨のから揚げ
これら等の料理があり、白身で美味しい魚です。
お分かりの方は数字もしくは???に入る栄養素名をよろしくお願いします。
スズラン☆さん、どうもお疲れ様です。
そうですね、容姿が違いますよね。
はい、そうですね、こういった文献のお陰で分かりやすいですよね。
はい、食文化の大切さを改めて感じることが出来ます。
カツオに姿が類似してるのかと思ってましたが、
違いましたね!
本朝食鑑、こういった文献によって、
食文化の大切さが分かるんですね。
ミオティカさん、かげねこちゃん、どうもお疲れ様です。
ミオティカさん、そうですね、スズキ目ですね。
かげねこちゃん、そうですか、調べてくださりましたか。
どうもありがとうございます。
問題の答えは1番のEPAです。
どうもおめでとうございます(祝)
お二人も急な暑さで疲れませんでしたか?
どうかゆっくりと一日の労を労(ねぎら)ってください。
おやすみなさいませ。
今回も調べました。チョット自信がないですが、
1、EPA
でしょうか???(違ってたら正解を教えてくださいね。)