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半夏生

ニコットおみくじ(2025-07-01の運勢)

おみくじ

こんにちは!西日本から東日本の広範囲で晴れ、所々で猛暑日となる。

山沿いや内陸では急な強い雨や雷に注意。
北日本は曇りや雨。
沖縄は晴れ。

【半夏生】 はんげしょう

☆半夏生は、
 夏至(げし)から数えて11日目を指す雑節(ざっせつ)の一つです。

<概要>

〇半夏生

「半夏生」は、半夏(ハンゲ・サトイモ科の植物であるカラスビャク)という、
薬草が生える頃と言う意味があります。

カラスビャク(烏柄杓)は道端等で見られ、
種だけではなく、塊茎(かいけい)やムカゴの部分でも増え、
その強い繁殖力の為、畑では厄介者とされています。

一方で、生薬としての効果があり、
「半夏」の生薬名でも知られています。

@カラスビャクの概要

 ★サトイモ科多年草の薬用植物

  カラスビャクはサトイモ科ハンゲ属の多年草で、
  学名をPinellia termataといいます。

  □分布

  朝鮮半島や中国、日本では北海道から九州にかけて分布しまして、
  田畑や道端で見られます。

  ■草丈

  約30~40cmです。

  □開花時期

  5~8月です。

  ■効能

  カラスビャクには吐き気を鎮め、痰(たん)切りや鼻炎、
  食欲不振、消化不良等の改善に有効な薬用成分が含まれていまして、
  「半夏」の生薬名でしられています。

 ☆特徴
 
  □葉
  
  カラスビャクは約10cmの葉柄2~3本が、
  根元部分から立ち上がり「根生(こんせい)」まして、
  先端に3枚1組の小さな葉を付けます。

  ◆小葉(しょうよう)

   約5~10cmで先端の尖った長い楕円形です。

  ◇ムカゴ

   葉柄の中程にムカゴが出来ます。

   ▲2段構えで子孫を繋(つな)いでいく戦略

    ヤマノイモも有性生殖で環境の変化に対応する戦略ですが、
    他にムカゴを作ってこれまでの遺伝子で子孫を繋ぐという、
    両方の戦略をとっています。

    ▽有性生殖 sexual reproduction

     2つの個体間或いは細胞間で全ゲノムに及ぶ、
     DNAの交換を行うことによりまして、
     両親とは異なる遺伝子型個体を生産するものです。

     対義語として、遺伝子のやり取りをすること無く、
     生殖を行う無性生殖という方式があります。

    ツユクサは、一日で花が萎(しぼ)んでしまいます。
  
    朝方に花が開きますと、雄蕊を長く伸ばしまして、
    他のツユクサの花粉で他家受粉をしようとします。

    他家受粉出来ない時には、
    夕方には雌蕊が丸まり、自分の雄蕊で自家受粉をして種を作ります。

    このような2段構えの戦略をとっています。

    ところが、ヤマノイモは種を作る他家受粉と、
    蔓(つる)の脇から自分の遺伝子と同じムカゴを作るのを、
    同時に行っています。

    カラスビシャクもヤマノイモ同様に、
    同時に種とムカゴを作る戦略をとっています。

    カラスビシャクの葉を掻(か)き分けてみますと、
    地上部のある所に白っぽいサトイモを小さくしたようなものが、
    付いています。

    カラスビシャクのどの茎にも付いている訳ではありませんが、
    所々に付いています。

    形ですが、昔のベーゴマかサトイモのような形をしています。
 
    又、季節が進みますと、
    種ばかりではなく、ムカゴも地面に落ちて増えていきます。

  ■花

  花茎(かけい)は緑色で、
  葉の根元部分から分かれまして、葉よりも高く伸びます。

  花茎の先に約6~7cmの仏炎苞「(ぶつえんほう)*1」を付けます。

  仏炎苞に包まれるように肉穂花序「(にくすいかじょ)*2」が出ます。

  サトイモ科によく見られます。

  *1・・・筒状で上部が開いた緑色の苞のこと

       *苞(bract)・・・1個の花、
                又は花の集まり(花序)の基部にある、
                特殊化した葉のこと

  *2・・・花軸が多肉化して、花が表面に密生したもの

  □果実

  花後に出来る実は、液果(えきか)です。

  *液果・・・肉質な果皮を持ち、液汁が多い実

  ■強い繁殖力

  カラスビシャクは、塊茎や種子、ムカゴのいずれの部分でも繁殖出来る為、
  畑では厄介な雑草として扱われまして、すぐに抜き取られてしまいます。

  □別名

  ・狐の蝋燭(きつねのろうそく)
 
  ・蛇の枕(へびのまくら)

  ・臍繰り(へそくり)

  ■花言葉

  心落ち着けて

  □似ている花:浦島草(うらしまそう)

  サトイモ科テンナンショウ属の多年草で、
  北海道から九州までの山地の湿地に分布しています。

  花色は紫色で、開花時期は4~5月です。

 ★名前の由来

  □カラスビシャク(烏柄杓)の語源

  漢字で「烏柄杓」と表記します。

  仏炎苞を小さな柄杓(ひしゃく)に見立てまして、
  人が使用するには小さく、烏が使用するのに、
  ちょうど良いと名付けられました。

  ■別名「臍繰り」の由来

  別名「臍繰り」は、昔、農家のお年寄りが孫の子守をしながら、
  畑のカラスビシャクの塊茎を掘り集めて売りまして、
  小遣い稼ぎを下という説に由来しています。

@和暦の「半夏生」

 季節を表す言葉に半夏生があります。
 
 カラスビシャクが生える時期のことで、
 元々夏至から10日後から小暑の前日までを意味しましたが、
 現在では太陽の黄経が100°に達する日(7月1日か2日)を指します。

 この「半夏生」は「二十四節気」に補填(ほてん)するかたちで使用された、
 「雑節」と二十四節気をさらに細分化した「七十二候」に分類されています。

@「半夏生」には毒

 ・半夏生の時期には、毒が降るから井戸に蓋(ふた)をする

 ・半夏生に採れた野菜を食べてはいけない

 このようなことをいわれることがあります。

 これはカラスビシャクに毒があるとされたからという説や、
 半夏生が梅雨明けの直後にあたり、
 黴(かび)や雑菌が繁殖しやすく、注意を促したという説があります。

 又、地方によりまして、
 半夏生の頃に蛸(たこ)やうどん等、特定の食べ物を食する習慣が残ります。

問題 【第2類医薬品】ツムラ漢方半夏厚朴湯エキス 顆粒 48包、
   2773円(税込)

   *amazon.co.jpさんより抜粋があります。

   薬用成分と薬効についての文章の〇〇に入る植物名を教えてください。

   〇薬用成分

    ・アミノ酸類          ・アルカロイドのコリン
  
    ・澱粉(でんぷん)         ・脂肪酸類

    ・シトステロールの配糖体    ・エフェドリン

    ・シュウ酸カルシウムの針晶   ・3,4-
                     ジハイドロオキシベンズ
                     アルデヒドの配糖体

    特有のえぐ味があり、口唇粘膜を感じる刺激があります。

   @薬効

    〇〇等、他の生薬とともに用いられます。

1、大蒜(にんにく)

2、生姜(しょうが)

3、丁子(ちょうじ)

ヒント・・・〇〇〇
 
      辛み成分には、ジンゲロール、ジンゲロンがあります。

お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る植物名をよろしくお願いします。

   





  





  












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2025/07/02 01:38
こんばんは!日付が変わりまして水曜日ですね。
ミルクテイーさん、お久しぶりです。
どうもお疲れ様です。
 おおお~、ありがとうございます。
問題の答えの解説もありがとうございます。
完璧です!!問題の答えは2番の生姜(しょうが)です。
ミルクテイーさん、どうもおめでとうございます(祝)
私は生姜が大好きで、スープに入れたりもしています。
ミルクテイーさんも苦手でなければ、いかがでしょうか!?
本日も蒸し暑くなる所が多いようですので、
どうか体調を崩さないようにお過ごしくださいませ。
7月もどうぞよろしくお願いします。
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2025/07/01 23:57
genさん、こんばんは。お久し振りです。
とても難しいクイズですね…。最後のヒントのおかげで、かろうじて答えがわかった気がします。
生姜は、英語でジンジャーなので、

〉辛み成分には、ジンゲロール、ジンゲロン

答えは、2、生姜(しょうが) となりますね?
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2025/07/01 23:18
こんばんは!お忙しいなか、こちらにもコメントをありがとうございます。
ミオティカさん、どうもお疲れ様です。
 素晴らしいですね!
問題の答えはその通りで2番の生姜です。
ミオティカさん、流石ですね!
どうもおめでとうございました(祝)
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2025/07/01 21:23
辛み・・・生姜?




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