コイチ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/07/03 17:25:51
ニコットおみくじ(2025-07-03の運勢)

こんにちは!全国的に暑さが続く。
九州から東北は午後、局地的に激しい雷雨となる。
北海道は曇りで所々でにわか雨が降る。
沖縄は晴れ。
【コイチ】Nibea albiflora(Richardson,1846)
Yellow drum
White flower croaket
Tambour jaune
☆スズキ目スズキ亜目ニベ科ニベ属の魚で、黄色い鰭(ひれ)が特徴です。
<概要>
〇コイチ
コイチはニベ科ニベ属の一種で、近縁種のニベとよく似ていて、
あまり区別をされず「ニベ」として扱われているのもよく見かけます。
名称もニベと同じく浮袋でグーグーと鳴くことから「グチ」と呼ばれる他、
頭の中に大きな耳石を持っていることから「イシモチ」とも呼ばれています。
@ニベ 鮸 Nibea mitsukurii(Jordan and Snyder,1900)
Japanese croaker
Nibea japonica(学名)
★ニベはスズキ目スズキ亜目ニベ科に属する魚です。
<概要>
☆特徴
■分布
東北以南に分布しまして、南日本太平洋岸に多いです。
□生息域
沿岸のやや浅い砂泥又は砂泥底に群れを成して生息していますが、
淡水が混じる河口域で見られることもあります。
■食性
魚類や甲殻類を主に捕食する肉食性です。
□習性
水が濁った状況や、夜間に活発する習性があります。
◆若魚
岸近くに寄り、投げ釣り等に掛かります。
□産卵期
夏頃で、この時期になりますとグーグーと音を立てて鳴きます。
これは筋肉を振動させて発生させた音で求愛音です。
■釣り
ターゲットとしても釣り人からの人気が高く、
特に関東エリアでの船釣りが人気です。
釣りの盛期は夏で、旬は冬です。
□漁
釣り以外では底引き網や定置網等で水揚げされますが、
纏(まと)まって水揚げされることはほとんどありません。
市場に流通する量は少ないですが、比較的安い値段で取引されています。
■ニベの詳細
ホンニベとも呼ばれています。
シログチとともに関東では「イシモチ」、
関西では「グチ」と呼ばれ、混同されることもありますが、別属の魚です。
外見上では鰓蓋上部の黒色斑の有無(ニベには無い)や、
体側の小黒色斑点列の有無(ニベには有る)で区別が可能です。
鰾(うきぶくろ)を煮詰めて作る膠(にかわ、英:Animal glue)が、
極めて粘着力の強かったことから、接着剤の代名詞になりました。
かつては弓を作る作る時に、ニベの膠が使用されていました。
現在では鹿の皮が弓の膠の原料になることが多いですが、
鹿由来の膠もニベと呼ばれています。
弓の膠は引き味を左右する一つの大きなファクターで、
ニベ弓に拘(こだわ)る弓道愛好家も存在しています。
又、そのベタベタした性質から愛想やお世辞を表す言葉に転じました。
無愛想な様子を表す「にべもない」という慣用句はニベに由来しています。
□ニベの見た目の特徴や見分け方
体ややや平たく細長い長楕円形です。
体色は淡い褐色が混ざったような銀白色で、
背側に小褐色斑点が並び、斜走線状になっています。
体長は70cmを超える大型の魚です。
見た目はシログチに似ていますが、
ニベに比べて、シログチの方がやや体高が高く、
口内が白っぽいですので、この点で区別することが出来ます。
又、体長もシログチの方が小型で体長40cm前後であるものが多いです。
この二種を併せて「イシモチ」と呼ぶことが多いですが、別の種です。
この呼び名からも分かるように、内耳に大きな耳石を持っています。
耳石は炭酸カルシウムの結晶です。
■ニベの食し方と食味
柔らかい白身で食味は良いですが、
鮮度が落ちやすいですので、扱いには注意が必要です。
小型は塩焼きに向きます。
大型は天ぷらやバター焼き、フライ、ムニエル等が良いです。
身に脂分が少ないですので、油を使用した料理が非常に相性が良いです。
新鮮なものを刺身で食す際は、
皮を引くのではなく、皮目を炙って皮霜造りにするのがおすすめです。
これはニベの皮目に独特の旨味が詰まっているからです。
身はすり身にしますと弾力が増す特徴を持っていますので、
練り物の原材料として利用されることもあります。
アラから良い出汁が出ますので、
捨てずに味噌汁等にして食すと、一匹丸ごと余すことなく活用出来ます。
@生態
☆分布
瀬戸内海及び高知県から九州沿岸、山陰から九州の日本海沿岸、
有明海、さらに渤海や東シナ海の中国沿岸に分布します。
★食性・棲息
沿岸から水深約100mまでの砂泥底でエビやカニ等の甲殻類や、
多毛類等の底生動物の他、小魚も捕食し、棲息しています。
☆産卵期
初夏から夏にかけてです。
@特徴
コイチは全長約70cmになります。
体形は側扁しています。
体形はニベとほぼ同じですが、コイチの上顎は下顎よりも前に出ています。
体色は腹と腹鰭、臀(しり)鰭、尾鰭の下部がオレンジ色を帯びています。
第二背鰭の各軟条の付け根には黒い斑点があり、
これが端から端まで、点のように連なっています。
体側の鱗にはニベと同じように黒い斑点が付いていて、
側線より下側は綺麗に斜体になっていますが、
上方では途切れる部分が多く乱れています。
@漁獲時期と旬
コイチは春頃から産卵の為、浅い所に移動をし始めます。
その時期に多く漁獲されまして、
一般的には、初夏から秋にかけてが旬とされています。
冬には又深場へと潜(もぐ)っていき、あまり獲れなくなりますが、
その冬の身は脂がのって美味しいです。
@料理
・刺身 ・塩焼き
・ポワレ ・ムニエル
・煮付け ・フライ
・兜煮 ・真子の煮付け
・唐揚げ
問題 九州の有明海は干満の差が約6mありまして、
干潮時には沖合い5~7kmまで広大な干潟が広がります。
有明海で獲れる魚介類に対してですが、
有明海を棲み家とする魚達が生息する、
有明海の別名「〇海もん」の〇に入る漢字を教えてください。
1、前
2、後
3、豊
ヒント・・・〇海もん(佐賀県有明海の海産物)に生息する魚介類
・アゲマキガイ ・アサリ ・ウミタケ
・エツ ・ガザミ ・クマサルボウ
・コイチ ・コノシロ ・シオマネキ
・シバエビ ・シャコ ・スズキ
・スミノエガキ ・タイラギ ・ハゼグチ
・ヒゼンクラゲ ・ムツゴロウ ・メナダ
ワラスボ、ミドリシャミセンガイ等が生息しています。
@江戸〇の海
江戸城の〇の海という意味で、
当時の佃沖の羽田沖から江戸川火口周辺の海域を、
江戸の〇海とし、その漁場で獲れる魚類を江戸〇産といいます。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る漢字をよろしくお願いします。
スズラン☆さん、どうもお疲れ様です。
なるほど~、弟さんは「太刀魚」を釣られるのですか。
それは凄いですね。
太刀魚の泳ぎ方は、縦に泳ぎますね。
本当に太陽の光が反射すると、日本等のように光って美しいですね。
なるほど~「グチ」をヘタの横月ですか。
それは上手な例えですね。
問題の答えは1番の前が正解になります。
流石ですね!佐賀でも東京でも現地で食してみたくありませんか?
新鮮で調理も上手だと、かなり美味しいでしょうね。
たま〜に太刀魚等のお裾分けを貰います。
けれど、「グチ」のような魚を未だに見たことので、
下手の横好きという言葉がピッタリだと思っています。
答え 1