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イワガキ

ニコットおみくじ(2025-08-06の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州から関東は晴れて猛暑日の所も多く、熱中症に警戒。

東北と北陸は雨で、大雨となる所も。
北海道は日中は晴れ。
沖縄は晴れ。

【イワガキ】 岩牡蠣 Magallana nippona

            Crossostrea nippona(Seki,1934)
 
            Iwagaki Oyster

            Rock Oyster

☆イワガキは、
 ウグイスカイ目イタボガキ科マガキ亜科マガキ属に分類される二枚貝です。

<概要>

〇イワガキ

イワガキはマガキと同じイタボガキ科マガキ属の二枚貝で、
マガキ(真牡蠣)とよく似ています。

一般的に寒い冬に食すマガキは、そのほとんどが養殖されたものですが、
イワガキはほどんとが天然の物を素潜り等で獲られたものです。

@イワガキとマガキの違い

 日本国内で最も多く出荷されている下記の種類は、
 「イワガキ」と「マガキ」です。

 イワガキとマガキを比べますと、育つ期間や産卵時期、
 旬として出荷される時期や味、その全てに大きな違いがあります。

 産地もざっくり大きく分けますと、
 イワガキは日本海側に多く、マガキは太平洋側で多く養殖されています。

 ★「イワガキ」は夏が旬で、大きくてジューシーな味
 
  イワガキの旬は夏で、水揚げ時期は6~9月のおよそ3カ月間です。

  イワガキは産卵期の数カ月を時間をかけてゆっくり産卵する為、
  水温が高い夏の間でも、味が落ちることがなく、出荷することが出来ます。

  又、イワガキは時間をかけて成長する為、殻と身が非常に大きく育ちます。
  
  マガキに比べて、大きさも厚みがあり、
  見た目も明らかに分かる程のボリュームです。
  
  イワガキの味はその大きさと異なり、
  繊細でジューシーな味わいが特徴です。

  又、イワガキには「天然物」と「養殖物」が存在するのも特徴です。

  □イワガキの天然物と養殖物の違い

  項目     天然イワガキ          養殖イワガキ

  味      濃厚で個性的          クリーミーで安定

  価格     高価              手頃

  入手しやすさ 限定的(夏・地域)         均一・殻が薄い

  ◆天然イワガキの特徴

   ・生息環境:日本海側の深場や岩場で自然に生息

   ・生長期間:4~5年かけてゆっくり成長

   ・味わい :濃厚でクリーミー、旨味が強く、個性的

   ・見た目 :殻が厚く、ゴツゴツしていて、形は不揃い

   ・流通量 :希少で高価で、市場に出回る量は少ない

   ・旬の時期:夏(6~9月)

  ◇養殖イワガキの特徴

   ・育成方法:筏(いかだ)やロープに違いを付けて、海中で管理育成

   ・生長期間:比較的短時間で均一に育てられる

   ・味わい :クリーミーで食しやすく、品質が安定

   ・見た目 :形が整っていて、殻も開けやすい

   ・流通量 :安定して供給され、価格も比較的手頃

   ・技術進化:近年は養殖技術が進化し、天然に近い味も再現可能

 ★「マガキ」は冬が旬で、旨味たっぷりでクリーミーな味わい

  マガキの旬は冬で、水揚げ時期は10~4月の半年間です。

  イワガキは産卵期の数カ月間、時間をかけてゆっくり産卵するのに対し、
  マガキは産卵期間の数カ月に、一気に大量産卵します。

  □カキの特徴

  産卵後は体内の栄養素が落ちてしまいます。

  同時にカキに含まれる、グリコーゲンも落ちてしまいます。

  *グリコーゲン・・・旨味そのもの

  その為、マガキについては産卵前の冬の時期が旬になります。

  ■大きさ

  大きさはイワガキに比べますと、小ぶりですが、
  旨みが凝縮されまして、クリーミーな味わいが特徴です。

  又、マガキは「養殖物」がほとんどで、1年から3年かけて育ちます

@分布

 イワガキは、青森県の陸奥湾から九州にかけて、
 日本海側、太平洋側といずれにも分布しています。

@生息・食性

 イワガキは、マガキよりも深い、
 潮下帯から水深約20mまでの所の岩礁や波消しブロック等に固着しまして、
 プランクトン等を食し、手生息しています。

@成長
 
 初夏から夏にかけて産卵した後は、
 身痩せして美味しくなくなってしまうマガキとは異なりまして、
 イワガキの産卵は数が月にわたりまして、
 その間も身が痩せず、夏場でも旨味が詰まっています。

 イワガキの成長に関してはまだまだ未知の部分が多いですが、
 流通する大きさになるまでには天然物で4年から5年、
 養殖物でも3年以上かかるといわれています。

@特徴

 イワガキは大きいものだと、
 1個で1kgを超えるものがありまして、マガキに比べて大きいのが特徴です。

 ☆殻

  マガキよりも厚みがありまして、
  薄い板が幾重にも重なったパイのような感じになっています。

 ★中の身

  殻の大きさと比例しているとは限らずまちまちですが、
  マガキに比べればとても大きく、
  一口では食すことが出来ないようなものがほとんどです。

 ☆味
 
  マガキよりも味が濃く、ミルキーで、少し苦味や渋味が感じられます。

@主な産地と旬

 ★主な産地

  □秋田県

  象潟(きさかた)で獲れる、天然物のイワガキです。

  ■山形県

  庄内浜の天然イワガキです。

  □新潟県

  村上市笹川流れ(山北地区)や、
  糸魚川市親不知(おやしらず)で獲れるイワガキです。

  ■千葉県

  銚子・飯岡で獲れる天然イワガキです。

  □石川県

  珠洲や輪島、高浜等で獲れる天然イワガキです。

  ■三重県

  鳥羽市畔蛸(あだこ)、的矢湾で天然採苗による養殖イワガキです。

  □京都府

  丹後半島から久美浜にかけて獲れる天然イワガキです。

  ■鳥取県

  日本海沿岸で獲れるイワガキです。

  中でも「夏輝」という県のブランド名称が入った帯が付けられているものは、
  鳥取で獲れる天然イワガキの中で、
  殻の長さが13cm以上で、平たいものに限られています。

  □島根県

  平成4年に隠岐島の西ノ島町でイワガキの養殖に成功しまして、
  それ以降、西ノ島町や海士町等で養殖されるようになりまして、
  ブランド化が進められています。

  「春香」もその一つで、市場でも人気があります。

  ■大分県
 
  国東半島から日豊海岸沿岸で獲れる天然イワガキです。

@イワガキの漁獲時期と旬

 イワガキはマガキの旬が終わる春頃から夏の終わりまで出回ります。

 養殖されている隠岐が3月頃から出荷され始めますが、
 それ以外は大体5月から8月にかけて漁期となっています。

 「夏牡蠣」とも呼ばれるように、
 美味しい旬の時期は6月から8月にかけての夏です。

問題 イワガキの目利きについてですが、
   イワガキを選ぶ時には「ヒラガキ」と呼ばれる、
   なるべく全体に丸い形のものをを選びますが、
   次の文章の〇〇に入る牡蠣名を教えてください。

   幅が狭く、高さがある物は「〇〇ガキ」と呼ばれまして、
   幾つものカキが窮屈な状態で密集しているものがあります。

1、ツボ

2、シブ

3、マセ

ヒント・・・〇〇〇

      〇〇を漢字の〇は、胴が丸く膨らみ、口と底がすぼまった容器です。

お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る牡蠣名をよろしくお願いします。





 










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