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オミナエシ

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おみくじ

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東北は昼頃から所々で雨が降り、北海道は晴れる。
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【オミナエシ】 女郎花 Patrinia scabiosifolia

             Patrinia

             Patorinia scabiosifolia

☆合弁花類オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物です。

 ■合弁花類

 合弁花類とは、
 花弁が互いにくっついて一枚のようになっている植物グループのことです。

 ◇合弁花類の特徴

  ▲花弁癒合「ゆごう(くっついている)」
 
   複数の花弁が根元でつながり、1枚の花弁のように見えます。

   ▽代表的な植物

    ・アサガオ(ヒルガオ科)

    ・ツツジ(ツツジ科)

    ・キク・タンポポ(キク科)

    ・サルビア(シソ科)

    ・トマト・ジャガイモ(ナス科)等

 ◆分類上の位置づけ

  △双子葉(そうしよう)類の一部

   双子葉類とは、発芽時に子葉が2枚出る植物のグループです。

  ▲合弁花類

   双子葉類の中でも、
   花弁が合着(ごうちゃく)しているものを纏(まと)めた分類です。

  △対義語は「離弁(りべん)花類」

   花弁が1枚ずつ独立している植物です。
   (例:サクラ、アブラナ等)

 ◆分類体系の変化

  ・かつては「新エングラー体系」等で使用されていた分類です。

  ・現在の「APG植物分類体系」では、
   合弁花類という分類は使用されていません。

  ・ただし、教育や図鑑では直感的に分かりやすい為、 
   今でも使用されることがあります。

 ◇合弁花類と進化

  ・一般に、離弁花類が先に誕生しまして、
   合弁花類が進化して現れたとされています。
  
  ・合弁花は、より進化した形態と考えられることが多いです。

<概要>

〇オミナエシ

秋の七草のひとつに数えられまして、万葉集の時代から愛されている花です。

@秋の七草

 ・ススキ(尾花)

 ・クズ(葛花)

 ・ナデシコ(瞿麦)

 ・オミナエシ(姫部志)

 ・フジバカマ(藤袴)

 ・キキョウ(桔梗)

 ・ハギ(萩)

@オミナエシを詠んだ歌

 陽当たりの良い山地や草原に生えまして、初秋に黄色い小さな花を咲かせます。

 粟花(あわばな)とも呼ばれまして、原産地は日本です

 万葉集には14首に登場します。

 秋の綺麗な花として詠んでいる歌と、
 他の多くの花と同じように女性を表現している歌があります。

 又「佐紀」の枕詞(まくらことば)として使用されることもあります。

 その当時、秋の佐紀にはオミナエシが咲き乱れていたとも考えられます。

 ・をみなへし佐紀沢に生ふる花かつみかつても知らぬ恋もするかも

 ・をみなへし佐紀沢の辺の真葛原いつかも繰りて我が心に着む

 ・をみなへし秋萩交る蘆城の野今日を始めて万世に見む

 ・をみなへし秋萩折れれ玉桙の道行きづとと乞はむ子がため

 ・萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花

 ・をみなへ佐紀野に生ふる白つつじ知らぬこともち言はえし我が背

 ・ことさらに衣は摺らじをみなへし咲く野の萩ににほひて居らむ

 ・手に取れば袖さへにほふをみなへしこの白露に散らまく惜しも

 ・我が里に今咲く花のをみなへし堪へぬ心になほ恋ひにけり

 ・秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折り来るをみなへしかも

 ・をみなへし咲きたる野辺を行き廻り君を思ひ出た廻り来ぬ

 ・ひぐらしの鳴きぬる時はをみなへし咲きたる野辺を行きつつ見べし

 ・をみなへし秋萩しのぎさを鹿の露別け鳴かむ高圓の野ぞ

 ・高圓の宮の裾廻の野づかさに今咲けるらむをみなへしはも

オミナエシは夏から秋にかけて、陽当たりの良い草原でよく見かける野草です。

真っ直ぐに伸ばした茎の先に、沢山の小さな黄色い花を咲かせるのが特徴です

東シベリアや中国、
日本と広い範囲に分布していますが、沖縄県にだけは咲いていません。

@基本情報
 
 別名   :ハイショウ(敗醤)、アワバナ(粟花)

 分類、形態:山野草、多年草

 原産地  :シベリア、中国、東アジア

 開花の時期:6~10月

 花の色  :黄色

 耐暑性  :強い

 耐寒性  :強い

 特徴   :開花期間が長い

@花は長い期間楽しめる

 オミナエシは花が咲く時期に個体差が大きく影響していて、
 早いものは6月から、暖かい地域では10月まで、
 季節を跨(また)いで次々と開花します。

 又、花が終わった後の色を残しますので、
 半年近くの長い間、目を楽しませてくれます。

 ★奈良時代から人気の花

  オミナエシは日本最古の和歌集である「万葉集」、
  そして最古の長編小説である「源氏物語」にも、
  その名が出てくる程、歴史の古い花です。

  綺麗な女性の例えや十二単の色、庭に植えられた花として登場しまして、
  和歌や物語を華やかな雰囲気を加えています。

@オミナエシは秋の七草
 
 「春の七草」はお粥にして食したりと馴染みがありますが、
 秋にも「七草」があります。

 オミナエシもそのうちの1種類で、  
 炎症を抑えたり、膿(うみ)を排出したりする働きがあるとされています。

@名前の由来

 この花がオミナエシと呼ばれるようになったことには幾つかの説があります。

 「おみな圧し」「おみな減し」が転じたという説が一般的です。

 ☆「おみな」は「おんな」

  特に美しい女性を表しています。

 ★「圧し」「減し」

  美人を圧倒しているや女性の美しさが負けてしまう程、
  美しい花だという意味がありまして、
  やがて読みが「へし」から「えし」に変わりました。

@花言葉

 長い歴史の中で親しまれてきたオミナエシは、10月2日の誕生花です。

 ・花言葉①「約束を守る」
 
 ・花言葉②「美人」
 
 ・花言葉③「はかない恋」

 ・花言葉④「親切」

問題 オミナエシが自生する大蔵高丸(おおくらたかまる)という山が、 
   ある都道府県にあります。

   そのある都道府県名を教えてください。

   〇大蔵高丸 標高:1781m ある都道府県百名山の一つ

   大蔵高丸の山頂からは360度の展望がありまして、
   特に東側の〇〇盆地&南アルプスと、
   南側の富士山の眺望が素晴らしいです。

   @〇〇盆地

    ある都道府県中央部に位置する盆地で、
    形状はやや東西に近い逆三角形で、扇状地になっています。
  
    面積は375kmで、
    長野県の松本盆地や諏訪盆地と続く構造盆地です。

1、岐阜県

2、山梨県

3、静岡県

ヒント・・・〇大蔵高丸

      ある都道府県大月市と甲州市の境にある山です。

      大菩薩嶺から南側へ続く尾根筋を、
      小金沢山稜又は小金沢連嶺と呼びまして、
      その主峰となる小金沢山から、
      牛奥ノ雁ヶ腹摺山、黒岳、白谷ノ丸、
      湯ノ沢峠と経て、大蔵高丸に至ります。

      @山名

       甲州市側にある大蔵沢の上流にある高い山という意味で、
       丸(マル)は朝鮮語の峰を指す言葉といわれています。

      登山口の湯ノ沢峠から大蔵高丸の山頂、
      南側のハマイバにかけては、
      花の美しいコースとして知られています。

お分かりの方は数字もしくはある都道府県名をよろしくお願いします。


   




 








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