Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ノドグロの炙り寿司②

色々寿司で食べてみて、もし自分でやるなら


ノドグロを家で料理するなら…
 寿司屋でノドグロの寿司をああでもないこうでもないと食べた結果、私は「ノドグロって、もしかしてすし屋より家で調理する魚かもしれん」と、感じた。生食にむいてない気がした。そもそも、あのノドグロという魚、魚の中でもめずらしい食感の変さがある。噛んでてなんかちょっと奇妙な食感がある。微妙に固いし。生で食べるより、蒸して食べたいな。と、寿司で食べながら本当になんていうか、融通のきかない頭のかたい魚野郎だ。と思って食べていた。そう考えると、ノドグロの融通のきかなさに、マグロがどんだけ栄養が高く、美味しく、どう食べても美味しくなるのか。いい魚なのか。マグロのすばらしさがより引き立った。マグロの引き立て役にぴったりだ。あいつは。とおもった。油臭さを主張し、自分は高級な魚なんだ、高級なんだ、え?お高いんだぞ!とお高くとまってるかと思えば、ガリの甘酢ですぐ姿消すし。仕事しろよ…と言いたくなった。口だけの野郎である。

酒蒸し、バターソテー
 もしかしてノドグロは、寿司に向いてないかもしれない…と、ワサビとの相性の悪さに、私は惜しさを感じて、家で自分で作るなら、酒蒸しだな。と思った。白髪ねぎたっぷり、酒蒸しにして、やや中華風の薬味たっぷりのソースを作って、白身の上品な油ののったノドグロを食べたいな。と思った。あの変な臭気も、酒蒸しならきっと少しはうまいこといくだろう。やってないから予測でしかないけど。薬味たっぷりのソースでなんとかならんかなとか。料理をつくるだけの予算がないから、想像だけで「美味しいかな~」とか、想像するだけなんだけど。

 バターソテーも匂いが消えるかもしれない。フランベはちょっと家庭では難しいらしいけど、みりんでも時々我が家の鉄鍋は鍋の中で火がでるので、そこまで技術はいらなそうだぞ。フランベはたぶん、そういう鍋さえあれば誰でもできそうだと思う。白ワインあたりでフランベして、塩と黒コショウ、バター。もうそれだけでいいのでは。白身の繊細さ、あの油の匂いを、バターとコショウと酒でおさえれば。その時初めて、あの魚が本当にしんから美味しい白身の神髄を、こちらによこしてくれるんでは?と想像する。そもそも白身だから、きっとやり方では、脂の使いかたによれば、あいつはきっと美味しいし濃厚な料理に変化してくれると思うんだけど、いかんせん、「私は高級魚よ」って主張するだけして、調理はこちらにまかせといて、しかも調理法を間違うと自分の臭さを全然悪びれもせず、ドヤさと高級魚の顔する。あの野郎………と思うけれど、それはこちらの調理法が悪いという事を教えてくれるのだ。そう考えれば、あの白身野郎は、私の料理の腕がなまらないように鍛えてくれる神のみ使いなのだ。神様はなぜか、ノドグロの形をして、私をお鍛えになられるのだ。神の御業はミステリーである。人間の私には、まさかノドグロのクソ野郎が神様のみ使いだったなんて、知る由もなかったのだった。でも、きっと、あの白身野郎は、こちらをの怠慢を指導するために、神様がよこした奇跡のみ使いであることは、きっと間違いないのだ。私はそう信じ、ノドグロビッチのクソ野郎を、どうにか美味しく食べたくて頑張って、いつか家族に「これが一番ノドグロクソビッチの美味しい食べかただよ!」ってドヤりたいのだった。

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