ムラサキシキブ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2025/10/18 16:04:18
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こんにちは!低気圧や前線の影響で、西日本や東日本は次第に雨。
北日本は午後に雨や風が強まる。
沖縄は晴れ。
気温は全国的に平年より高い。
【ムラサキシキブ】 紫式部 Callicarpa japonica
Japanese beautyberry
☆ムラサキシキブは、シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。
<概要>
〇ムラサキシキブ
平安時代の作家「紫式部」さんと同じ名前をもちまして、
日本に古くから自生している植物です。
ピンク色の可愛らしい花を咲かせた後、紫色の美しい実を付けるのが特徴です。
@紫式部 さん
・出身地 :未詳
・生年月日 :978年?
・死亡年月日:1019年(享年42歳?)
・シャイのようですが、一度筆を持てば大胆不敵、
壮大なロマンも辛辣(しんらつ)な人物非常もお手のもの。
世界に名だたる「源氏物語」の著者。
★源氏物語
「源氏物語」は、紫式部さんが生涯で唯一書いた長編物語(54巻)です。
光源氏は、パーフェクトな貴公子です。
光るような美男子で文武両道。
そして、管弦(かんげん)や舞踊の才能にも恵まれた、
怪しい程、魅力的な男性という設定です。
少女漫画の王子様的なキャラクターでありながら、
儒教的、道徳的倫理観にとらわれない、素直で奔放な光源氏の恋愛遍歴です。
その心理描写がまるで実写の人物を描いたかのようなリアリティで、
圧倒する設定です。
スキャンダルな内容でさえも、しっとりとした表現力で、
現実社会や人間の真理を描写した紫式部さんの成熟度が、
作品を下品にさせません。
□「源氏物語」のドラマチックな物語構成
当時の平安貴族社会に熱狂的に受け入れられました。
女房達は勿論、政治の中枢を担う公家達、
藤原道長公や天皇、后まで先を争うように読まれまして、写本しました。
物語の舞台は、彼らの生活の場を彷彿とさせました。
フィクションでありながら、
とてもリアリティのある作品は、特に女性の読者の心を煽(あお)りました。
当時の恋愛は男性が中心です。
男性が興味を持った女性の元に通いまして、結婚しても通い婚です。
女性は男性に飽きられれば捨てられるだけでした。
手を付ける女性の数は多くとも、
一度関りを持った女性のことは生涯面倒を見る光源氏でした。
当時の女性からめれば、まさに理想の男性です。
「源氏物語」は女性の女性による女性の為の文学でありまして、
女性が理想の男性を作り上げまして、
願望を託した文学だともいわれています。
@ムラサキシキブという植物
名前に「紫」と入っていますが、
その名前の通り、紫色で艶のある実を付けるのが特徴です。
ムラサキシキブは公園の植木や庭のシンボルツリーとしても人気があります。
@基本情報
形態 :低木
原産地:台湾、朝鮮半島、日本
耐寒性:強い
耐暑性:強い
@開花時期
ムラサキシキブの開花時期は6月頃です。
@花の色
可愛らしい薄紫色や薄ピンク色の花を咲かせます。
@実
開花が終わりますと、実を色付かせます。
実は9~10月に付きますが、
この時期は「鑑賞時期」として親しまれていまして、
ムラサキシキブの実を楽しむことが出来る時期です。
@花言葉
ムラサキシキブには・・・
・愛され上手
・聡明
・上品
このような花言葉が付いています。
可愛らしい花を咲かせるところや、
紫色で艶のある愛らしい実を付けるムラサキシキブに、
「愛され上手」という花言葉はピッタリです。
又「聡明」と「上品」は、平安時代の作家である、
紫式部さんを連想して付けられた花言葉といわれています。
@名前の由来
ムラサキシキブは元々「ムラサキシキミ」と呼ばれていました。
★シキミ
「重なる実」のことで、沢山身を付けるという意味をもつ言葉です。
紫色の実を沢山付ける様子から、ムラサキシキミと呼ばれまして、
その名前がムラサキシキブに似ていた為、
ムラサキシキブと呼ばれるようになったといわれています。
☆英名「japanese beauty berry」
日本語では「日本の美しい果実」」という意味になります。
紫色の艶やかな実が美しく見えた為、
この英名が付けられたといわれています。
@特徴
ムラサキシキブは耐寒性、耐暑性とともに強く、
病気にかかりにくい植物です。
初夏に開花を迎えまして、
秋頃に実が色付き始めまして、葉の紅葉を楽しむことが出来ます。
その為、長く楽しめる植物としても人気です。
@花
ムラサキシキブの花は、薄ピンク色や薄紫色をしています。
開花時期は6月で、約1カ月しか花が咲かないのが特徴です。
ムラサキシキブの花がとても小さく、
粒のようにポツリと咲いているので、見つけることが難しいといわれています。
とても控え目で、趣(おもむき)のある花です。
@実
ムラサキシキブは名前に「紫」と入っている通り、
紫色の艶のある実を沢山付けるのが魅力的な植物です。
★実の大きさ
約3~4mmの可愛らしいサイズで、
鳥達も好んで食す美味しい実だといわれています。
赤い実を付ける植物は多く存在しますが、
紫色の実を付ける植物は少ないですので、庭木としても人気があります。
@葉
ムラサキシキブの葉は、楕円形で先が尖った形をしています。
葉の両側にギザギザがありまして、
表面にはうっすらと細かい毛が生えているのが特徴です。
又、葉を乾燥させたものを優しく擦(こす)りますと、
微(かす)かに甘い香りがします。
秋には実だけではなく、葉も楽しむことが出来ます。
@種類
ムラサキシキブには「オオムラサキシキブ」という大型の品種と、
「コムラサキ」という、園芸用の小型に品種された品種があります。
☆オオムラサキシキブ
オオムラサキシキブは、ムラサキシキブの変種といわれています。
名前の通り、ムラサキシキブに比べて大きいのが特徴で、
葉の大きさは20cmを超えるものもある大型の植物です。
又、オオムラサキシキブは岩手県の準絶滅危惧種にも選ばれています。
★コムラサキ
コムラサキは、ムラサキシキブを園芸用に改良した植物です。
コムラサキは枝を垂らすように成長していくのが特徴で、
美しい紫色の実を沢山付けます。
樹高は約1~2mで、
公園や庭木にアクセントとして、植えられていることも多い植物です。
問題 福島県双葉郡川内村上川内林地区の「林の大〇」の周辺には、
ムラサキシキブの実が晩秋に美しく映えます。
〇に入る植物名を教えてください。
1、欅(けやき)
2、杉
3、楓
ヒント・・・〇福島県双葉郡川内村上川内林「林の大〇(村指定)」
@上川内地区
川内村役場の北北西約1、5kmの所、
役場から木戸川を渡りまして、国道399号線を北へ進みます。
直ぐ先の左側、国道沿いに、
「川内村指定 天然記念物 林の大〇」の標柱が建っています。
@〇の香り
リラックス効果が高く、心拍数や血圧の安定を促進しまして、
安らぎを感じやすくする効果があります。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る植物名をよろしくお願いします。