ナギナタコウジュ
- カテゴリ:美容/健康
- 2025/11/26 16:51:08
ニコットおみくじ(2025-11-26の運勢)
こんにちは!九州から関東の太平洋側は晴れるが、日本海側と東北は雨や雷雨。
北海道は所々で雨や雪。
北風が強く、肌寒く感じる。
沖縄は曇りで、夜は晴れのち曇り。
【ナギナタコウジュ】 薙刀香薷 Elsholtzia ciliata
Crested latesummer mint
Vietnamese balm
Vietnamese lemon mint
☆ナギナタコウジュは、シソ科ナギナタコウジュ属に分類される、
一年生草本の植物です。
<概要>
〇ナギナタコウジュ
ナギナタコウジュは、
名前の通り、薙刀のように反り返った花の形が特徴です。
コウジュと呼ばれる程、葉の香りが強く、漢方にも利用されています。
@ナギナタ(薙刀)
薙刀は、長い柄の先に反りのある刃を付けた日本の武器で、
平安時代に登場した長柄武器の一種です。
槍が突きを主体とするのに対し、
薙刀は振り回して、斬り払うことを目的としています。
★特徴
□構造
・柄の長さ :約90~180cmです。
・刃(穂)の長さ:約40~90cmです。
柄の末端には「石突(いしづき)」という金具がありまして、
突きや打撃にも使用出来ます。
■形状
・刃が大きく反り返っていて、日本刀に似た形状をしています。
・槍よりも斬撃(ざんげき)に特化しています。
*斬撃・・・剣や刀で切りつけて攻撃することで、
具体的には、刀で斬りかかること
☆歴史
■起源
平安時代後期に成立し、奈良時代後期の「手鉾(てぼこ)」という、
武器が改良されたものとする説があります。
◇手鉾
正倉院に所蔵されている手鉾は、
奈良時代の武器としての使用方法が謎とされていましたが、
最近の鍛錬によって、その有効性が認められ、
武器としての役割を果たすことが確認されました。
手鉾は薙刀に似た形状をもち、
長い柄と短い刀を持つ、特異な武器です。
正倉院の手鉾は、儀礼用や祭祀用と考えられていましたが、
現代の名刀匠によって再現され、武器としての使用が模索されています。
■南北朝時代
個人戦主体の次代に主要武器として広く用いられました。
□室町時代から戦国時代
集団戦が主流になりますと、
槍が台頭しまして、薙刀は次第に戦場から姿を消しました。
■江戸時代
武家の女性や僧兵の武器として継承されまして、
女性の護身用武器として人気を博しました。
□近代以降
武道「なぎなた」として発展しまして、
現在は教義や教育、文化活動として広く普及しています。
★種類
■大薙刀
刃が90~120cm以上の大型のタイプです。
□小薙刀
刃が短く、扱いやすいタイプです。
■巴形薙刀や筑紫薙刀等
地域や時代による、バリエーションも存在しています。
@和名
ナギナタコウジュは「長刀香需」という漢字の和名が付いています。
その名の通り、花の穂が反っている形をしていまして、
長刀に似ているのが特徴です。
又、シソ科に属している為、独特な香りをすることから、
香薷需とも呼ばれまして「ナギナタコウジュ」という名前になりました。
@原産地
東アジアや、シベリアから西ヨーロッパです。
@草丈
約60cmです。
@花期
9~10月です。
ナギナタコウジュは通常の花期は上記の通りですが、
地域や気候によっては11月下旬でも咲いている例が確認されています。
特に西日本や近畿地方では、
11月中旬から下旬に花や果実が観察された記録があります。
@分布
ナギナタコウジュは主に東アジアに生息しています。
又、シベリア地方や日本にも広く分布している植物です。
主に温帯地域に分布しているのが特徴で、
日本では北海道から九州地方の道端や山道等に生えています。
@特徴
ナギナタコウジュは日本でも広く分布していますので、
道端や山道等でも見つけやすい植物です。
ラベンダーに似た、薄い紫色の花がとても可愛らしいナギナタコウジュですが、
シソ科特有の強い香りがします。
☆花
ナギナタコウジュの花は薄い紫色をしていまして、
ラベンダーによく似ています。
しかし、ラベンダーとは異なりまして、
反り返った形をしているのが特徴です。
小さな5mm程の花が沢山集まりまして、一つの花穂になっています。
■花穂
約5cmの長さで、縦長の形をしています。
★葉
ナギナタコウジュの葉は漢方に利用されています。
「コウジュ」という名前で、
ナギナタコウジュの葉を摘み取りまして、乾燥させたものです。
□桃華堂(とうかどう) さん
住所 :愛知県豊橋市浜道町字北側55-9
電話番号:0532-73-1939
営業時間:9:00~18:30
定休日 :火曜日(土日祝営業)
事業内容:漢方薬・健康食品の販売
アクセス:最寄りバス停「浜道」より徒歩約2分
◆香薷
*桃華堂さんでは生薬単体の販売はしていません。
お取り扱いの無い商品についてのお問い合わせはご遠慮ください。
△基原
シソ科Labiataeのナギナタコウジュ属植物、
Elsholtia spelendes Nakai et F.Maekawaの全草です。
その他市場には同科ホソバヤマジソをはじめとする、
イヌコウジュ属植物、その他に由来するものがあります。
▲性味
辛、微温
△帰経
肺・脾・胃
▲効能・効果
①発汗解表・和中化温
②利水消腫
△主な漢方薬
香薷飲(こうじゅいん)
▲特徴
暑気払いの薬で、江戸時代には霍乱(かくらん)の薬として、
旅行者の多くがナギナタコウジュを携行していました。
香薷は辛温で発汗解表して、利水にも働きまして、
麻黄(まおう)とよく似ていますので、
「夏月の麻黄」とも呼ばれていました。
「夏に香薷を用いるは、冬に麻黄を用いるがごとし」といいまして、
夏期の解表薬として用いられています。
全体的に強い香りがありますので、
煎液をうがいすることで、口臭の除去に用いることが出来ます。
問題 ナギナタコウジュ以外の同じ効能を持つ生薬についてですが、
次の文章の???に入る野菜名を教えてください。
夏季に発生する署邪(しょじゃ)を除きまして、
熱中症等を改善する祛暑薬(きょしょやく)に分類されまして、
同じような効能を持つ生薬に佩蘭(はいらん)、
白扁豆(びゃくへんず)、緑豆(りょくず)、???、
荷葉(かよう)、藿香(かっこう)等があります。
*ご不明な点がありましたら医師にお問い合わせください
1、胡瓜(きゅうり)
2、西瓜(せいか)
3、冬瓜(とうがん)
ヒント・・・〇???
ウリ科〇〇〇属の〇〇〇の果肉や果汁を用いた生薬で、
暑さによる口渇や煩(わずら)わしさ、尿量減少等改善します。
お分かりの方は数字もしくは???に入る野菜名をよろしくお願いします。





























