大雪
- カテゴリ:人生
- 2025/12/07 16:51:18
ニコットおみくじ(2025-12-07の運勢)
こんにちは!九州から東海、関東は広く晴れる。
北陸から北海道は日本海側を中心に所々で雨や雪。
沖縄は曇り。
最高気温は平年より高い。
【大雪】 たいせつ
☆二十四節気の一つである「大雪」は、
本格的な厳しい冬の到来を告げる節目です。
日本では雪が多くなり、冬支度が本格化する時期として知られています。
■二十四節気(にじゅうしせっき)
「二十四節気」には太陽年を日数によって24等分する「平気法」と、
太陽の黄道(こうどう)上の視位置によって、
24等分する「定気法」があります。
当初は平気法により二十四節気を定めていましたが、
日本では江戸時代の天保暦から定気法により定めるようになりました。
◇平気(へいき)法と定気(ていき)法
平気法は簡便ですが実際の太陽の動きを反映せず、
定気法は天文学的に正確ですが、節気の間隔が一定ではありません。
▲平気法「恒気(こうき)法・常気(じょうき)法」
▽方法
太陽年を時間で24等分します。
▼特徴
・各節期の間隔は常に約15、2日です。(没日を除けば15日)
・多様の実際の運動を無視している為、
春分や秋分の日付が実際にずれます。
例えば真の春分と暦上の春分では、約2日の差が出ます。
・寛政歴迄採用されていました。
▽メリット
計算が単純で、暦作成が容易です。
▼デメリット
実際の季節感とずれが生じます。
△定気法「実気(じっき)法」
▼方法
太陽の視黄経(黄道上の位置)を角度で24等分して、
0°、15°、30°を通過する瞬間を節気とします。
▽特徴
・節気間の日数は一定ではなく、14~16日の範囲で変動します。
・地球の公転速度が楕円軌道により変化する為、
近日点(1月上旬)では節気間が短く、
縁日点(7月上旬)では長くなります。
・天保暦以降に採用され、現在もこの方法が使用されています。
▼メリット
太陽の動きを正確に反映しまして、
春分や秋分等、天文学的現象と一致しています。
▽デメリット
節気間隔が不均等で、暦の調整が複雑になります。
◆寛政(かんせい)暦と天保(てんぽう)暦
●寛政暦(1798~1843年)
江戸幕府が西洋天文学を取り入れて作った太陰太陽暦で、
平気法を用いていました。
●天保暦(1844~1872年)
寛政暦の後に改暦された暦で、
定気法を採用しまして、より天文学的に正確な暦になりました。
△寛政暦
▼使用期間
寛政10年(1798年)~天保14年(1843年)です。
▽背景
宝暦(ほうれき)暦の精度が悪かった為、
幕府は西洋天文学を導入しまして、改暦しました。
高橋至時(たかはしよしとき)さんや、
間重富(はざましげとみ)さんらが中心となり、作成しました。
▼特徴
・ケプラーの楕円運動理論を導入し、
月と太陽の運動を、より精密に計算しました。
・ただし、二十四節気は「平気法」で決めていた為、
実際の季節と若干のずれが生じました。
・約46年間使用されまして、日本の暦精度を大きく向上させました。
●ケプラーの楕円運動理論
惑星が太陽の焦点の一つとする、
楕円軌道を描いて運動するという法則です
これを中心に、面積速度一定の法則や、
周期と軌道半径の関係を含む「ケプラーの三法則」が定式化しました。
・第1法則(楕円軌道の法則)
惑星は太陽の焦点の一つとする楕円軌道上を運動しまして、
真円である点が重要です。
・第2法則(面積速度一定の法則)
惑星と太陽を結ぶ線分が、
単位時間に掃(は)く面積は常に一定です。
つまり、惑星は太陽に近い時に速く、遠い時に遅く動きます。
・第3法則(調和の法則)
惑星の公転周期Tの2乗は、軌道長半径αの3乗に比例します。
惑星の質量に依存せず、太陽系全体で共通の関係が成り立ちます。
・ケプラーさんは、ティコ・ブラ―エさんの緻密な観測データを基に、
火星の運動を解析して、これらの法則を発見しました。
・これらの法則は後にニュートンの万有引力理論によって説明され、
中心力による二体問題の解として、
楕円運動が導かれることが示されました。
△天保暦
▼使用期間
天保15年(1844年)~明治5年(1872年)です。
▽背景
寛政暦の限界を補う為、
渋川景佑(しぶかわかげすけ)さんらが中心となりまして改暦しました。
▼特徴
・二十四節気を「定気法」で決定します。
*決定・・・太陽の黄道上の角度で区切る
・春分や秋分等、天文学的現象と暦が一致するようになりまして、
季節感が正確に反映します。
・日本で最後に使用された太陰太陽暦で、
明治6年(1873年)からグレゴリオ暦(太陽暦)に、
切り替えられました。
二十四節気の日付は年によって誤差が生じる為、
日付は前年と同じ場合もあれば、1日ずれる場合もあります。
<概要>
〇大雪
二十四節気「大雪」とは名前の如く、雪が沢山降る地域が増えまして、
本格的な冬が始まるという意味です。
そして、日照時間が益々少なくなります。
冬型の気圧配置が続く為、風邪は冷たくなりまして、
熊や蛙(かえる)が冬眠に入るのもこの時期です。
南天の実が赤く色付き始めるのも、ちょうどこの頃になります。
@大雪の期間
2025年は、12月7日(日)から12月21日(日)までです。
太陽黄経がちょうど255度の日がそれにあたります。
問題 大雪の時期にやってくるものについてですが、
次の文章の???に入る言葉を教えてください。
〇???
大雪の時期に日本にやってくるのが「???」です。
厳しい寒さを指す呼び名で、正式名は「シベリア寒気団」といいます。
シベリア方面から「???」が到来して、日本海側は降雪となりまして、
太平洋側では乾燥した冷たい北風が吹き荒れます。
12月初旬にも関わらず、
2月の大寒の頃と同じくらいの気温になります。
気象情報では「真冬並みの寒さ」と表現する時がこれにあたります。
1、冬木立(ふゆこだち)
2、冬将軍(ふゆしょうぐん)
3、冬の季節(ふゆのきせつ)
ヒント・・・〇???の由来
20世紀初頭にナポレオン公がロシアに敗戦した時、
その敗因が厳しい寒さだったことから、
当時のイギリスの新聞が「極寒〇〇に敗れる」と、
記した内容から使用されるようになりました。
@ナポレオン公とロシアの戦争
ナポレオン公がロシアに遠征して敗北したのは、
1812年の「ロシア遠征(ロシア戦役」です。
お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。
























