ニコットおみくじ（2020-08-30の運勢）

こんにちは！前線が東北に延び、各地で大気が不安定になる。九州から関東は
晴れるが雷雨も。東北の北部と北海道では雷雨。
沖縄は雲が多いですが晴れの地域もあるようです。

【オシロイバナ】

白粉花　白粧花　Ｍirabilis　jalapa

オシロイバナ科　多年草または一年草

＜原産＞

南アメリカ

＜伝来＞

江戸時代頃渡来。花が美しい為に観賞用に栽培。広く野生化もしている。

＜特徴＞

茎は良く枝分かれして灌木（かんぼく）状となるが節がはっきりしていて、
木質化はしない。全体的に瑞々しい緑。
花は赤、黄、白、絞り模様（同じ株で複数の色のものもある）
内、白と黄の絞りは少ない。

花は夕方開き芳香がある。この為和名は夕化粧。
この名前はアカバナ科のものにも使用されているので注意をしないと。

英語ではFour　o’clock（風呂に入る時間から）

夜間に開き花筒が長いので口吻の長い大型の夜間性鱗翅でなければ
吸蜜は困難。

＊翅は羽などの意味

日本のオシロイバナは主にスズメガが吸蜜し送粉に関わっている。
オシロイバナは鋼状脈である。

花弁は無く、花弁に見えるのはがくで基部は緑色で膨らんでいる。
花の根元にある緑色のがくのようなものは総苞である。
花が咲き終わった後、がくは基部を残して脱落して果実ががくの基部に
包まれたまま熟して全体が黒い種子のようになる。

種子には粉上の胚（はい）乳があり、これからオシロイバナの名に。

根は芋状になり暖地では冬に地上部が枯れてもこの地下部が生き残り
次の年に根から芽を出す。

根や種子に窒素化合物のトリゴネリンを含有。
誤食（誤って食べると）嘔吐、腹痛、激しい下痢を起こしやすいです。

☆トリゴネリン

C₇H₇NO₂

熱により分解しニコチン酸に変化。
神経等に対する薬理作用が研究されている。

コーヒーなどの農作物にも含まれ一部は魚介にも含有。

脳の老化やアルツハイマー型認知症を予防する効果があるという
研究成果が出ている。

＜こじんてき＞

オシロイバナは町中にも生えていたりもする身近なお花ですね。
とても美しいですので景観にも良いですね。
このオシロイバナは８月のお花ですね。
この各地気温や湿度が高い中とても強いなと感じております。
どうぞ機会がある方でご興味がある方は町中で探したりしてみて
御覧になられてはいかがでしょうか？