Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ 4


こんばんは!30日(金)は北日本から東日本で雲が広がりやすく、

所により雨が降るでしょう。雷を伴い激しく降る所もある見込みです。
落雷や突風、短時間強雨に注意してください。
西日本から南西諸島は晴れる所が多いでしょう。

清流沿いに
稜線を目指す

雪融け水が育む夏の花々

白亜の奇岩を彩る
可憐な花

そして山頂の大展望へ

              北アルプスの女王
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                 燕岳

*この番組は2019年9月に放送したものです

〇登山ガイド 高木律子さん

*撮影:7月中旬

前回は雷鳥の親子がいた近くの山小屋に着いたところまででした。
今回はガイドの高木さんに山のティータイムをご紹介して
いただくところから始めます。

<山旅スタイル>

〇山のティータイム

ここで高木さん流、山のティータイムをご紹介。

「山小屋について時間がある時は、私はよくティータイムをとっています」

〇チャイ

高木さんのお気に入りはチャイ。
材料は小分けにして持ってきます。

紅茶をティーバックに入れて水に投入。
そこにシナモンスティックを折って入れます。

「で、火にかけま~す」

バーナーの火力は強いので出過ぎないように気をつけて。

山ならではの工夫はコチラの袋のクリーミングパウダー。

〇クリーミングパウダー

「ほんとはチャイは牛乳で作るんですけれども、山だと思うので、
 え~、粉で代用しています。
 ちょっと多めに入れま~す」

クリーミングパウダーに紅茶を注げば出来上がり。
体があったまってシナモンの香りで、リフレッシュ効果もあるんだとか。

さらにとっておきのスイーツも。

「これはシリアルバーです。
 え~、今回作ってきました。
 最近あのはまっているんです」

〇シリアルバー

ドライフルーツたっぷりの自家製シリアルバー。
作り方は驚く程簡単なんです。

〇フライパンで熱してマシュマロを溶かす
 
まずフライパンでマシュマロを熱して溶かし

〇シリアルとドライフルーツを入れ混ぜる

そこいシリアルとドライフルーツを投入。
よ~く混ぜ合わせま~す。

クッキングシートで型を整えて冷やせば完成。

「ナッツやフルーツを増量してるので、
 え~、山で手軽に食べられるし、
 え~、腹持ちもいいです」

山でもくつろぎのティータイムを楽しみましょう。

午前4時20分

二日目の朝

「え~、今日は夜明け前に、
 え~、大天井岳に登って、え~、いい景色をご案内しようと思います」

一体どんな景色が待ってるんだろう?

登ること10分

〇大天井岳(2922m)

「到着しました~。
 大天井岳の山頂です。
 今日、あの、段々朝焼けが垣間見えるので、ご来光まで待とうと思います」

わぁ~、空一面、雲がピンクに染まってる~。

今日もいい景色が見られますように。

午前6時

さぁいよいよ燕岳を目指して出発です。

「今日ここから歩いてくるルートがもう一望出来ますね~。
 ちょうどあの正面目指す燕岳が見えてます。
 登山道がずっとび~っとこうあのジグザグに付いてて
 ちょっと尖ったピーク、燕岳です」

あの頂上を目指すのか、よしっ頑張るぞ。

出発から40分、坂を下ってちょっと平らな所に出ました。

「今度はここの岩場を登ります。
 え~と、梯子(はしご)の後、短い鎖場になってます。
 え~と、通称切通岩(きりとおしいわ)と呼ばれてます」

〇切通岩

わぁ~、スリル満点。
降りる人が通過するのを待って~。

「じゃあ登って行きましょう、続いてきてください」

最初は梯子だ。
よいしょっ、よいしょっ。
うん。

わぁ~、高木さん、軽々と登って行くな~。

「え~と、鎖もありますけど、あまり鎖に頼りすぎずに、
 あと岩にしがみつくよりも、少し体を離して、
 え~、地球に対して真っ直ぐ立つようにします」

なるほど~、岩から体を離すと、前がしっかり見えて歩きやすい。

「こんにちは、ありがとうございます」

あ~、待っててくれたんだ。

ありがとうございます。

「こんにちは、ありがとうございます」

燕岳に近づくに従って岩が目立つようになってきた。

この岩も大きいな~。

「ちょっと奇岩がこう変わった岩が連続してます。
 あのここは童心に帰って楽しくステップを刻んで行きましょう」

足元に気をつけながら、まるでカモシカになった気分、楽しい。

午前9時

出発からおよそ3時間

「ちょうど進行方向正面に燕岳見えてきました。
 ちょっと薄っすら霞がかかってますけども、
 右側の白い岩肌の山、白と緑のコントラストが凄く美しい山です」

岩肌が白くて雪をまとってるみたい。
だいぶ近くなってきたぞ。

まぁ辺りの景色がすっかり変わった。
真っ白な岩に囲まれてまるで別の惑星にいるみたい。

「この後の岩、何の形に見えますか?」

えっ、どれどれ?

う~ん、何かの顔?

「眼鏡岩です」

あっはっは、高木さん、わざわざ眼鏡かけてくれてる。

メガネ♡

〇メガネ岩

う~ん、確かに眼鏡っぽい。

「これも花崗岩です。
 凄く脆くて風化しやすい性質なので、あの凄く変わった形してますね」

〇イルカ岩

「あのこの辺り、あの眼鏡岩以外にも、
 沢山面白い形の岩が合って、名前の付いてる岩も多いんですけども、
 あの自分で好きな形の岩を見立てて名前付けちゃっても楽しいと思います」

じゃあこれはロウソク岩?

こっちは浮世絵の波みたいだから荒波岩?

出発から4時間余り

「この岩山を越えてすぐ先が山頂です」

よ~し、もうひと踏ん張り。

あっ、山頂が見えてきた。

「こっから登って行きま~す」

「わ~、青空」

〇燕岳(2763m)

「お疲れ様で~す、燕岳山頂です。
 え~、大展望が待っててくれました」

わぁ~、素敵、目の前に黒部源流の山々、
そして槍ヶ岳まで見渡せる大パノラマ。
まさに北アルプスの展望台の特等席です。
槍ヶ岳の脇、子槍も見えてる。

〇大天井岳

振り返ると大天井岳から常念岳まで辿(たど)って来た縦走路を一望。
良く歩いたなぁ。

〇登山ガイド 高木律子さん

「一番最初に登った時も、わぁ美しい山だな、綺麗だなって
 感激したんですけども、これ程美しいこう品格のある山他に無いと思ってます。
 であと山頂の上に立った時に360度の大展望が見渡せて、
 凄く達成感があって、登るたびにいつもこう登って来て
 良かったぁ、あ~恋しかったぁって思わせてくれる山です」

3000mの天井の世界。
一歩一歩、歩みを進めるたびに姿を変える北アルプス。
その雄大なスケールを全身で感じる山旅でした。

JR大糸線、穂高駅から車で30分余りの登山口の一ノ沢で
高木さんと待ち合わせて出発をしました。
広葉樹の林の中を進むと古池がありました。
池ではなくて川でしたね。
そして急な階段を登り、胸突八丁という難所がありましたね。
ハクサンチドリやキバナコマノツメ、ウラジロヨウラクといった
高山植物が美しかったですね。
そして常念岳、奥穂高岳、前穂高岳等の名峰が眺められましたね。
岩がゴロゴロしている所には、コマクサが可憐に咲いていました。
そして大天井岳には雷鳥の親子が可愛かったですね。
このような高山植物も様々、雷鳥もいる素敵な山燕岳、
いつまでもこうした自然がありますと最高ですね。







アバター
2021/07/31 00:20
こんばんは!蒸し暑い現在ですね、どうもお疲れ様です。
はい、昨日はかなり書きました。
時間もかなりかかりました。
ももさん、お優しいですね、気持ちと行動を読めるのは流石です。
どうもありがとうございます。
なるほど~、ウインナーが人気でしたか。
ウインナーは癖が少ないですし、美味しいですものね。
どうぞ良い週末をお過ごしくださいませ。
どうもありがとうございました。
アバター
2021/07/30 23:40
今日はずいぶん長く書きましたねwお疲れ様ですw
山での食事は本当に美味しい(*^^*)
ウインナーが人気でしたw




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