Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②    


こんばんは!26日(土)は、北日本から東日本では雲の多い天気となり、

北海道は朝のうちから、東北から東日本では昼頃から広い範囲で雨が降るでしょう。
雷を伴う所もあるため、落雷や竜巻などの激しい突風、降雹、
急な強い雨に注意してください。
西日本も雲が広がりやすく、所々でにわか雨や雷雨がある見込みです。
南西諸島は曇りや雨となり、昼前までは所により雷を伴って激しく降るでしょう。

澄み渡る支笏湖ブルー
神秘的な❝苔の回廊❞
生き生きとした自然
噴煙をあげる
  溶岩ドーム

             ❝苔の回廊❞と❝活火山❞
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              北海道 樽前山

〇登山ガイド 佐藤瑞季さん

両親が山好きだった佐藤さん。
一歳の頃から樽前山に。
そして何度も登るうち、樽前山の虜に。
その魅力を伝えたいとガイドになりました。

*撮影:8月上旬

前回は苔の回廊の説明まででした。
今回はコケの楽しみ方をガイドの佐藤さんに
教えていただきますところから始めます。

<山旅スタイル>
 コケの楽しみ方

〇コケの楽しみ方

「苔の回廊に来たなら、苔を楽しみたいですね。
 おすすめの道具を紹介させていただきます」

「霧吹きがあるといいですよ」

①霧吹き

「乾燥した苔には霧吹きをかけることで
 本来の艶々した姿を見ることが出来ます」

〇ジャゴケ

「こちらがジャゴケという苔です」

「霧吹きを使って水を吹きかけると、
 表面の六角形の模様がより鮮やかに見られます」

〇ヘビのうろこ 蛇苔(じゃごけ)

模様が蛇の鱗に似ているので蛇苔。

②ルーペ

「ルーペがあるとパッと見では分からない
 苔の意外な姿を発見出来て楽しいです」

〇エビゴケ

「こちらはエビゴケ。
 苔の回廊では一番沢山見ることが出来ます」

「ルーペで見ると、うん❝エビの触角❞っぽいですね」

「一見同じような苔なんですけれども、
 ルーペを使うといろ~んな苔が集まっている様子が見られます」

③接写レンズ

「スマホ用の接写レンズを使うことで
 先程見たルーペの小さな世界を写真に撮ることが出来ます」

カシャー♪

カシャー♪

〇タカネツキヌケゴケ

見れば見る程引き込まれる苔の世界。

カシャー♪

〇ジャゴケ

カシャー♪

〇エビゴケ

あなたも苔の写真にチャレンジしてみませんか~?

カシャー♪

〇セイタカスギゴケ

〇苔の回廊
 第1回廊 終点

「ここが第1回廊の終点ですね~。
 今回はここまでにしたいと思います」

ありがとうございました。

「や~長い距離~、随分絶景が続きましたね~」

う~ん、苔が見事だったな~。

2日目

二日目、北尾根登山口を出発。
風不死岳を経由して、樽前山を目指します。

「途中に岩場や急登がありますので、気をつけてゆっくり登りましょう」

はい。
まずは風不死岳へ。

「この辺りの~森はですね~。
 針葉樹、トドマツが多いんですけれども、
 こちらあの北海道を代表する針葉樹の一つですね~」

実はこのトドマツが風不死岳の名前の由来となっています。

「風が不死の山と書いて風不死岳なんですけれども、
 この漢字は当て字で本来はアイヌ語のフップウシ。
 トドマツが沢山ある所という意味の山の名前からきています」

へぇ~~。

いよいよ登り、お~、結構急だ。

「あっ、ご覧ください。
 ツルアジサイが満開です」

〇ツルアジサイ

涼しい環境を好むツルアジサイ。
北海道で多く見られます。

「他の木に巻き付き日光を求めて高く高く登って行く植物です。
 大きい木に合わせて10m。
 長いものでは20mぐらい、高い所まで背を伸ばしていきます」

「おっ、あれシマリスですね。
 あ~、登ってる登ってる」

あ~、可愛らしい~。

〇シマリス

何か食べてますね~?

「あの葉っぱ~、ナナカマドですね~。
 そろそろこの時期、実を付けるんですけども、
 それちょっと風に当たったかもしれないですね。
 あ~、背中の縞々可愛いですね~」

傾斜が益々きつくなってきた~。

や~、息が切れる。

「おっ、後ろを見てくださ~い。
 支笏湖見えてきました」

〇支笏湖

あ~、真っ青。

「登りは急できついですけれども、
 いい景色見ると頑張って来た甲斐がありますね~」

はい。

ここで山旅スケッチ。

今回は支笏湖が見えてきましたところまでと致します。
次回は支笏湖ブルーと清流についての説明から始めます。





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