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オミナエシ

ニコットおみくじ(2023-09-30の運勢)

おみくじ

こんにちは!気圧の谷の影響で全国的に午後から天気が崩れる。

関東甲信は終日雲が多く、にわか雨の所も。
沖縄は晴れ。
最高気温は平年より高い。

【オミナエシ】 女郎花 Patrinia scabiosifolia 

            Golden lace

☆合弁花類オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物です。

<概要>

秋の七草の一つに数えられ、万葉集の時代から愛されている花です。
清楚で可愛い見た目ですが、丈夫で育てやすい植物です。

オミナエシは夏から秋にかけて陽当たりの良い草原でよく見かける野草です。
真っ直ぐに伸ばした茎の先に、
沢山の小さな黄色い花を咲かせるのが特徴です。
東シベリアや中国、日本と広い範囲に分布していますが、
沖縄県にだけは咲いていません。


〇別名

・ハイショウ(敗醤)

・アワバナ(粟花)

〇分類・形態

・山野草

・多年草

〇開花期

 6月から10月

〇花色

 黄色

〇暑さ/寒さ

どちらにも強いです。

〇特徴

開花期間が長いです。

オミナエシは花が咲く時期に個体差が大きく影響します。
その為、早いものは6から咲き始め、
暖かい地域では10月まで咲きます。
そして、季節を跨ぎ、次々と開花します。
又、花が終わりました後も色を残しますので、
半年近くの長い間、目を楽しませてくれます。

〇奈良時代から人気の花

オミナエシは日本最古の和歌集である「万葉集」や、
最古の長編小説である「源氏物語」にもその名が出てくる程、歴史の古い花です。

@万葉集

 万葉集には14首に登場します。
 秋の綺麗な花として詠んでいる歌と、
 他の多くの花と同じように女性を表現している歌とがあります。

 又、「佐紀」の枕詞として使用されていることもあります。
 その当時、秋の佐紀にはオミナエシが咲き乱れていたのか?

①をみなへし咲く沢に生ふる花かつみ

 ★原文

  娘子部四 咲澤二生流 花勝見 都毛不知 恋裳摺可聞

 ☆作者

  中臣女郎(なかとみのいらつめ)さん

 ★読み

  をみなえし、佐紀沢(さきさは)に生ふる、花かつみ、
  かつでも知らぬ恋もするかも

 ☆意味

  女郎花が咲く佐紀沢に咲いている花かつみという風に、
  かつてない(今までしたこともない)恋に落ちているのです、私は。

  *花かつみ・・・かつて

②をみなえし佐紀沢の辺の真葛原

 ★原文

  姫押 生澤邊之 真田葛原 何時鴨絡而 我衣将服

 ☆作者

  不明

 ★読み

  をみなへし、佐紀沢の辺(へ)の、真葛原、
  いつかも繰(く)りて我が衣に着む

 ☆意味

  女郎花の咲いている佐紀沢の畔(ほとり)の真葛原の葛を、
  いつ糸にして私の衣に出来るだろうか。

  *私の衣に出来るだろうか・・・あの娘をいつ私のものに出来るのでしょうか

③をみなへし秋萩交る蘆城野 今日乎始而 萬代尓将見

 ★原文

  娘部思 秋芽子交 蘆城野 今日乎始而 萬代尓将見

 ☆作者

  不明

 ★読み

  をみなへし、秋萩交(まじ)る、蘆城(あしき)の野、
  今日を始めて、万世(よろずよ)に見む

 ☆意味

  をみなへしと秋萩が交じって咲いている蘆城の野、
  今日を始めとして、いつの世までもずうっと見てゆこう。

  *蘆城・・・現在の福岡県筑紫野市阿志岐といわれています

④をみなへし秋萩折れれ玉桙の

 ★原文

  娘部志 秋芽子折礼 玉桙乃 道去L跡 為乞見

 ☆作者
   
  石川老夫(いしかわのおきな)さん

 ★読み

  をみなへし、秋萩折れれ、玉桙(たまほこ)の、
  道行きづとと、乞はむ子がため

 ☆意味

  女郎花と萩を折りなさい。
  旅の土産にと言って欲しがる子供の為に。

  *玉桙の・・・「道」を導く枕詞です

⑤萩の花尾花葛花なでしこの花

 ★原文

  芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝見之花

 ☆作者

  山上憶良(やまのうえのおくら)さん

 ★読み

  萩の花、尾花、葛花、なでしこの花、をみなへし、
  また藤袴、朝顔の花

 ☆意味

  そのまま秋の花を読み上げた歌です。
  秋の七草として有名です。

  『秋の七草』

   ・萩の花          ・尾花

   ・葛花           ・なでしこの花

   ・をみなへし        ・藤袴

   ・朝顔の花

@源氏物語

「蜻蛉(とんぼ)に「女郎花みだるる野辺にまじるとも
 つゆのあだ名をわれにかけめや」

 このようにあります。
  
 意味は美人を思わせます。

 オミナエシは装束の襲カサネの色目の名です。
 表が黄、又は経タテ糸が青で緯ヨコ糸が黄、裏は青。
 若年の色とされまして秋に着用します。

 「源氏物語」東屋に「帷子カタビラ一重をうちかけて
 紫苑シオン色の花やかなるにをみなへしの織物と見ゆる重なりて
 袖口さし出でたり」

 「増鏡」七、「初秋風の気色だちて、艶ある夕暮に、
 大臣わたし給わたり給ひて見給へば、姫君、うす色にみなへしなどひき重ねて」

このように綺麗な女性の例えや十二単の色、庭に植えられた花として登場して、
和歌や物語の華やかな雰囲気を加えています。

〇名前の由来

この花がオミナエシと呼ばれるようになりましたことには幾つかの説があります。

・おみな圧し

・おみな減し

これらが転じたという説が一般的です。

「おみな」は「おんな」、特に美しい女性を表しています。

・「圧し」「減し」はその美人を圧倒している

・女性の美しさが負けてしまう程、美しい花

このような意味があります。

やがて・・・

読みが「へし」から「えし」に変わりました。

〇花言葉

長い歴史の中で親しまれてきたオミナエシは、10月2日の誕生花です。

@「約束を守る」

 これは「おみなめし」という有名な能の項目が揺らいであるとされています。
 夫に浮気され自害した妻のお墓からオミナエシの花が咲いたという内容です。
 夫の「二度と約束は破らない」という後悔の思いが、
 「約束を守る」という誓いの花言葉です。

@「美人」

 万葉集の時代から沢山の歌人により綺麗な女性に例えて詠まれてきた
 歴史が関係しています。

@「儚い恋」

 物悲しい季節である秋に、小さな花を咲かせる様子から付けられました。
 強い風が吹いたら折れてしまいそうな細い茎も華奢で儚いイメージを
 連想させます。

@「親切」

 万葉集の頃から美人の例えとして用いられるオミナエシは、
 その当時の人々の「理想的な女性像」を表す花言葉が付けられています。

問題 オミナエシには抗菌力の他、OOOの再生を促進する作用があります。

   こちらのOOOに含まれる言葉を教えてください。

1、脳細胞

2、肝細胞

3、骨細胞

ヒント・・・〇正解の細胞 Hepatocyte

      OOの70~80%を構成する約20μm大の細胞です。

      タンパク質の合成と貯蔵、炭水化物の変換、
      コレステロール、胆汁酸、リン脂質の合成。
      並びに内性及び外生物質の解毒や変性、排出に関与しています。

      @OOの臓器

       人体の右上腹部に位置し、
       肋骨弓の後ろ側にあり、横隔膜の下にある重い臓器です。

       ★機能

        ①胆汁の生成          ②タンパク質の合成

        ③糖代謝            ④解毒

        ⑤血液凝固の調節        ⑥免疫因子の生成

お分かりの方は数字もしくはOOOに含まれる言葉をよろしくお願いします。

 

 




  









            





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