Nicotto Town


かきくけこのブログ。


名古屋 大曾根近辺でおススメ ファミリー過ごし方

休日を、家族と一緒に特別な時間にしたいと思ったら、個人的にはまず「木曽路でしゃぶしゃぶ食べる」という過ごし方を第一におススメしたい。

 でもそんな美味しいものは、誕生日とかに行きたいかなと思っている位の底辺庶民は、毎週木曽路でシャブをキメるという過ごし方をできない。なので、庶民的にできるだけ安く家族サービスをしたい。

 大曽根駅から14分、高蔵寺駅から徒歩25分、東谷山フルーツパークという果樹園がある。今の季節はナシ、ブルーベリーの収穫体験ができるという。こういう施設は疲れるだけで子どもが喜ぶものだろうか?と思ったけれど、意外や意外。収穫体験を喜ぶのは勿論、広い庭園を歩いているだけでも、子どもという生き物はけっこう喜んでくれるみたいでした。とても可愛い。歩くだけでも喜んでくれるなんて。今はなんて可愛いのだか。もう可愛い…。歩いて草や花や川をみてるだけで、子どもって喜んでいました。大木の横や石橋なんかを、普段運動したがらない子どもも歌を歌いながら歩いていました。
 まぁ、東谷山フルーツパークはけっこう色んな広告があって有名で誰でも知っている。フルーツパークと高蔵寺駅という最寄り駅の間にあるブドウ農家の存在はあまり知られていない。
 このフルーツパークと最寄り駅の間にあるブドウ農家のブドウを食べ比べしてみたらいい。安い。大粒のブドウを売っている(詳しい名前は忘れた)市場価格よりも安い。一房約500~円という感じグラム売りだった。普通に業者から買ったら1000円くらいする奴なので、大体半額位という感じ。今のこの価格高騰の令和四年八月という時代だから今年で最後の安さなのかもしれないけど。来年にはもう値上がりしてるかもという値段。
 この時代だからギリギリ買えたかもしれない安値だった気がする。ブドウって美味しい。でもフルーツパークすぐ横の農家直売りブドウはあまりにも安いので、「どうせ値段の安さに比例して酸っぱいんだろ~」と思いきや。めっちゃうまい。めっちゃ甘い。めっちゃすっぱみ無い。最高級のブドウじゃないですか。長野県産のブドウが最高、と思ってた私は「愛知県産もめっちゃ美味しいじゃないですか!?」と驚いた。採れたてというものも一因なのだろうか。直接農家の敷地に入って、農家から直接買ってブドウを食べるというのは、これ最高の贅沢で、最高のブドウの楽しみ方ではないかと思った。これまでのブドウの意識が改革される美味しさ!東谷山フルーツパークのフルーツも美味しいのですが、そのオマケみたいに行った近くのブドウ農家の革命的な美味しさにびっくりした。
 ワインを製造している農家もある。そこはなぜか子どもが遊べる砂場があって、子どもと一緒にきてもゆっくり買い物できる。子供連れファミリーがよく訪れる土地柄、というものなのだろうか。
 フルーツを一杯買い込んでそのまま帰るのもいいけれど、もしフルーツパークで昼食食べてもまだ時間がある人は、午後からは徳川園という大曽根駅の近くにある徳川家の莫大な力がまだ健在である事を知る事ができるもうすごくナイスな外観の庭園があるので、そこもおススメである。温かい季節ならば、鯉に餌やりができる。寒くなると鯉の腹事情で餌やりはできない。餌やり凄く子どもが喜ぶ。何回餌あげるんだ、っていう位餌やりする。鯉もまたもう凄まじく餌に飛びつく。その凄まじさに大富豪がインドの物乞いに布施をする時ってこんな感じなのかなっていうなぜかこう、なぜか、なぜなのかわからないけれど、一般底辺民族でも、なぜか変なブルジョワな気分になれるのがなぜかわからない不思議な体験である。あの餌にむらがる鯉の餌やり体験。底辺民族の私はとっても楽しい。何より子どもが本当に喜ぶ。徳川園のあの日本庭園は、外国の方々が日本に想いを馳せる時に思い描く「THE JAPAN」なのだと思う。松の木とモミジと石造りの庭園、池、錦鯉。外国人が「そうであって欲しい日本」をスマートにエレガントに演出してるのだと思う。
 徳川園ってなに~?と子どもが聞いてくる。「あのね、昔のとっても偉いお殿様のつくったお庭だよ~」というと、「ふ~ん」と子どもがわかってんのかわかってないのかの返事をする。いや、私もそこまでわかってないといえばわかってない馬の骨なんだけど。
 後日、夫にこういう家族サービスしました、と言うと、「俺だったらワインも買う」と言って本当に後日夫はブドウ農家でワイン買ってきた。大曾根駅で寿司も買ってきた。ちくしょう。こういうお金の使い方は男っぽい。
 夫が買ってきた寿司と金井農園のワインを一緒に食べる。なんだこれ。最高。寿司は普通に美味しいし、金井農園の渋いほうのワイン(マイルドと渋めの二つあるらしい)が、上等な辛口の日本酒みたいな味。渋いから美味しくないという事はない。なんだかこう、渋みがきつく、甘味がほとんど無いから、食事に物凄くあう。お茶でいえば、お~いお茶の濃い茶みたいな、カテキンが二倍みたいな渋み苦みの強いワイン。でもそのお~いお茶の二倍苦い奴がおいしくないという訳はないのと同じで、むしろなんだかその渋みが丁度いい食事等にあいまくる美味さがある。甘いものと食べてもよく合う。丁度お茶と和菓子が合うみたいに。凄くうまいという訳ではないけれど、食事と一緒に飲む、特にフルーツパーク行った帰りに買った持ち帰りの寿司みたいなのと食べるのが凄いあう。夫みたいな外食をしない人が持ち帰った組み合わせにしたら奇跡みたいな美味しさがあった。狙った訳ではないと思うけれど、最高によくあう美味しさだった。だからまぁ、おススメするコースとしたら、
 大曾根駅から高蔵寺 東谷山フルーツパーク 色々体験、散策。
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            ブドウ農家でブドウ・ワイン購入
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            時間があまっていたら
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            徳川園で鯉に餌やり
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            大曽根駅で寿司を買って自宅に帰る
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            自宅でフルーツと寿司と超渋いワインを飲む

 というコースで過ごすと、運動もできるし、フルーツや魚を食べる事でヘルシーで健康で、とっても栄養的にもいいし、徳川園でブルジョワな気分も味わえ勉強もでき、なかなかの名古屋の暇の潰し方になるのではないかと思う。
 このコースでいいのは、とっても健康的でヘルシー、徳川園というとても文化的な庭園で文明に触れられ観光気分大満足な事かなと思う。子どもがとても喜ぶし。何よりフルーツパークも徳川園も、入園料みたいなものが殆どかからない。(何かしら体験には別途料金がかかるけれど)すごくおススメの低料金コース。お金がある人にはぜひ金井農園のワイン、そして大曽根駅の寿司までおススメしたい。一日家族サービスした後のきゅっと決める晩酌に日本産ワインと寿司、これ最高。
        




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