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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 64 お姫様

子供に「こんな服がカワイイのだよ~」と誘導した日は一度もないけれど、何も言わずとも子供が子供のお姫様ドレスをみると「かわいい!」「こんな服着たい!」と言ってる。はぁ~そんな子供がかわいい。ドレスの実用性がないので、買わずに、自分の大人服をリメイクした長いスカート作ったけど、やっぱり売り物の服のほうがいいみたいで。それにしても、誰に見せびらかすわけでもないけどただただカワイイ服着たいという気持ちは素敵だな。リメイクしてたら「こうしたらいいじゃない?」と服にフリルをつけろと言ってくるし、子どもはカワイイ服が好きみたい。そんなに小さいころからそんな風なんだな~と驚く。人間って不思議な生き物です。つくづく。
 大昔の僧侶が「女性というものは~」と、ジェンダー論をこぼしている思想宗教本を読んで驚いた。書いてることは大体仏陀のありがたいみ教え、の中に、ポロっと僧侶の気持ちがまぎれこんでいる。まだ男女平等参画社会が叫ばれていない時代だったけれども、男女平等参画社会という一里塚の築かれる前の時代だったならば、その時の女性の抑え込まれたエネルギーというか、社会を揺るがそうとしていたあの時代の女性たちの団塊などを思うと、僧侶の筆に込められた気持ちが痛いほど伝わってきて、仏教の本だったのにジェンダー論本みたいな気持ちで読んでしまった。それにしても、大昔から男性はどうだ女性はどうだと、しかも社会人でなしに僧侶のような立場になったとしても、私たち人間はあれやこれや男だから女kだからやきもきどうだこうだ話続けながら生きてきたものなんだなと、仏陀のことは記憶に残らなかったけど、僧侶の色っぽい思想が記憶に残ってしまった。
 仏陀のみ教え言葉というのは、なぜあんなにも時代を超えてすっっと心を励ますのやら。その本を書いた僧侶も、「難しいということじゃなくかなり下世話なレベルで人にできる実際的なアドバイスをしている」と核心をついた評価をしている。高くて、でも生活に実用的でないドレスは素敵だけれど、毎日着れる実用的で生活に浸透した、普段着みたいな仏陀の教えはきっとこの先何百年も受け継がれていく強さがある。でも女の子は普段着もお姫様ドレスもどっちも欲しい!それが女の子!と女の子の強さときたら。地球が滅んでも生きていける生物と思う。というか、生きてほしい。




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