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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 182 お母さんの取説

ご飯は食べてもらわないと、と強くでる。でも子供は「やだも~ん」である。お菓子たべたいも~んである。お菓子食べられる胃があるなら、ご飯をたべろ~~~~~と言うが、子供も絶対ひけないと、むき~~~~と怒ってきたので、じゃ、いいよお菓子たべても、っという事もできないし、そこはお母さんとしては許せない。でも子供も「絶対お菓子食べたいもん」なので、喧嘩というか。仕方ないから、一回部屋から出て、子供のムキーが落ち着いて冷静になる時間を設けようとした。
 しばらく経って、子供が冷静になったかな~という頃合い、部屋に戻ったら子供がなぜかちょっと怒りながら、「はいこれ!」とキレ気味に私に紙片を渡す。なんだ…まだ怒ってるのか。この紙なんだ?と紙切れを見てみると、つたないデコボコなひらがなで、「だいすき」と書いてあった。ああああああああああ!?


 ついさっきまで、「絶対わがままなんて許しません、絶対ごはん食べさせます」と私が意気込んでいたんですが、もうそういう事忘れました。子供の気持ちに寄り添い、お菓子も食べていいからごはんも食べようか、と軟化しました。子供おそるべし。お母さんの操縦方法ばっちし心得てる。マジックワードがっつり心得てる。恐ろしい。こわい!子供のいきなりの大好きレターにお母さん「はああああああ!?」って言いながらデヘデヘなんかもう怖い。もう色んなことをだいすきレターで許してしまいそうで怖い。とりあえず今度から、子供に操縦されないように心掛けないとと恐るべし子供に負けそうな気持で頑張る。お母さんの取説を読んだわけでもないだろうなのに、子供はお母さんの取り扱い方を心得ていて凄い。びっくり。
だいすきと ことばじゃなくて レターだす
そういえば、言葉で言われないです。なぜか、いつもお手紙でだいすきと言ってっくれます。なんででしょうか。照れくさいんでしょうか?よくわかりません。言葉で言われるより、ところどころ間違ったひらがなでくるラブレターが、こんなにもお母さんをいとも簡単に操縦する方法だったなんて。自分でも驚きました。たまには母親に手紙というのは、人生を豊かにする方法なのかもしれません。




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