お父さんがお茶の間でテレビ見てると、あの、というお方タレント？がテレビに出ていた。いわずもがな、とても美人でとても個性的。そういう人がテレビに出るんだな～と興味は深々でした。そんな人をぼんやり見てたら、子供も隣でテレビを見てた。あのさんという方がお話している姿を見て、子供が一言

「なんかこの人、しゃべり方が…」

とおずおずと子供が言う。変とか言うのかな？と思っていた。別に変じゃないんだよ。色んな人がいるんだよ、と説明してあげようと思って身構えてたら、子供が

「この人、…しゃべり方、こどもっぽい」

って。子供時代のど真ん中、真正真打の子供が、子供が、子供っぽいというか、子供だから子供っぽい事を毎日している子供が、あのさんという方をテレビで見て、子供っぽい。と言っていて、なんだか私は色んな宇宙が交差するような不思議な気持ちにさせてもらった。子供は、

「おとななのにこどもっぽい」

と言っていて、まぁ。そうだね…と母はうなずいていた。というか、子供から見てもそういう雰囲気の女性として受け取られる人なんだな～と思いました。子供は、変とかそういう嫌とか言う気持ちではなかったらしい。ただただ、ピュアに、これ以上ない子供のピュアさな素朴な気持ちで「子供っぽい」とそういう気持ちでそういう事を言ったらしい。お母さんとしては子供が大人になってももうずっとそんな感じでいてくれてＯＫよと思ったんだけど、子供だから子供っぽい子供と、大人だけど子供っぽくても許されてる人とは、似て非なるというか、全然違うんだよな。と思えて仕方なく。まぁなれるもんならああなって欲しいんですが、あのさんはどうやら多才な傑物であるらしいし、正直変どころか、ああなれたら地球レベルで勝ち組なんじゃないのかしらと思っている。子供はそんな稀有な逸材と出会った経験がまだ無いに等しく、これから色んな事を経験する過程にいるのでしょう。そしてどんな人になるんだろう。おそろしかったり、楽しみだったり。まぁムリせず楽しんで生きたらいいんじゃと思います。

あのさんの　個性がけっこう　くせになる

チャラとか…みたいな。唯一無二な感じの人ってカリスマっていうのかな。