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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 213 ついに

ずっと夢があった。子供に「絵本読んで~~」と言われて「はいはい」とかいうあのやり取りが、ずっとしたかた。いつかしたかった。でもあんまり絵本そこまで好きじゃなさそうで、読んでも何回かしか読まなくて、お母さんのほうが「もっと読もうよ」というけど、「もういい。次」みたいな感じで、絵本読んで読んでとせがむ様子が無かった子供。寂しいなと思っていた。そんな昨日、ついに子供が、「読んで~読んで~」と寝る前にせがんできた。念願の夢がかなったわけです。ずっと夢だったので、絵本読んで~とせがまれるのが夢だったので、夢がかなった瞬間、私は嬉しくて踊りだすんじゃないかと思っていた。でも現実は違った。

 夢がかなった瞬間
夢がかなった。子供に「絵本読んで~」と寝る前にせがまれた。嬉しかった。内心「わ~。夢かなっとる~」と嬉しかった。でも、自分の予想というか、夢を抱いている時には、それはもっともっと嬉しいものだと思っていた。でも現実は違った。現実で私は、凄く眠たかった。滅茶苦茶眠たかった。それしか考えてなかった。というのも、前日に朝方まで起きていたので、ほとんど寝てない日の事だった。そんな日はめったに無い。すごく少ない。なのにそんな日に限って、子供は「今日はもっと絵本読んで~~~」と言う。お母さんはもう、気持ちは凄く嬉しいのだけど、瞼が重力に負け続けている。そんなお母さんが不満なのか「もっとちゃんと読んで~~~」と子供が言い続ける。「まだ寝たくな~~~い」という。そんな風に子供が夜更かしする事も少ない。いつもけっこう寝る。だがなぜか、なぜか私が寝てない日に限って子供は私を寝かさない!なんだってんだい。なんかの拷問?という気がしてくる。夢がかなった瞬間、きっとそれは幸せに満ちているに違いないと想像していた。だが、夢がかなった瞬間、私は「これ拷問?」と感じていた。そんな事があるなんて!夢って夢みてる時が一番心地いいんだね!

「まだ読んで~」と、いつもそんなに遅くまで起きないという時間まで絵本読まされた。驚きだった。戦争中に捕虜に眠りを与えないという拷問があったというが、そんな気分だった。子供の読んで読んで、なぜもっと私が元気な日にやってくれないんだろう。なぜ、なぜよりによって殆ど寝なかった日にそんな事を言うんだろう?と、この驚きの重なりに一日たりと気を抜くなと子供に教えられた気分でした。いつも目覚めていなさい、とキリストは言ったというけれども、ほんとにまったく寝かしてくれない子供といるのは、嬉しいやら拷問やら。
休養が 一番大事 本当に




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