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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 225 ブドウは死んでなかった。

去年、ブドウを二株植えて、一株は順調に成長したのに、一株は一センチも成長しなかった。多分、毎日水をあげすぎて根腐れしちゃったんだ…と思った。なにしろ、一方はどんどん枝葉を増やすのに、一方は死んだように変化がみられなかった。完全に根腐れだと思った。せっかく買ったのに残念だなと思ってた。でも、伐根しないでそのままにして秋冬を越して春になって、去年死んでしまったぶどうを取り除いて、今年は新しいブドウを買って植えようと思ってた。そしたら、今年、一年越しに春、ブドウが、死んだと思っていたぶどうが、萌芽した。
ブドウ、死んでなかった。
私が一番驚いた。去年の春から秋にかけ、なんにも成長しなかったあのブドウが、なぜ今年になって萌芽したのか。去年の春、お前は一体何をしてたんだ?あんだけ水をあげ肥料をあげしたのに、なぜ去年の春は萌芽しなかったのだ?なぜ今年になってやる気をだしたんだ?と、生命の不思議さと、生命の尊さに混乱に近い感動を覚えました。去年死んだとおもっていたあの何の成長もなかった季節は一体なんだったんだろう?と不思議でしょうがありません。しかし現実に、ブドウに新芽はついた。ここで 私が言える事は、「ぶどうが死んだと思っても、一年待ってみろ」という事です。驚きの大復活でした。そもそも、ブドウの秋冬の姿ってほとんど枯れ木ですよね。生きてるはずの株も「まさか死んでるのかしら」と思うような枯れ木にしか見えない外見してる。そんなブドウさんが、まさかの一年越しの大復活を遂げ、私はブドウのはかりしれない生命力と、植物のたくましさ、不思議さ、太陽と土のはぐくむ命に、もうなんか尊敬というか、感動というか不思議で嬉しくて仕方ないのでした。
去年は全く成長しなかったぶどう、成長しなかった時に「私が水あげすぎたんだ根腐れしたんだ。根が肥料焼けしたんだ、栄養あるとおもって、牛乳あげたからだ」とか、いろいろと自分のやった事を反省してたんですけど、その反省、意味なかったって事なんだろうか?何を改善したらいいのか、よくわからない…。そもそも、一株は同じようにしてもすくすく成長したのもなぜなのかわからない。
 とにかく、生きていたブドウがすくすく生きて成長したら嬉しいなと思った。子供は「今年はブドウ採れる?」と聞いてくるけれど、正直、死んだと思ったら生きてたくらいの事を言ってる私の家庭菜園。いつぶどうが取れるようになるのか…さっぱり予測不可能です。五年後くらいかな?と思ってたけど、さっぱりどうなるのかわかりません。来年ほんとに根腐れするかもしれないし。とにかく死んだと思ったら生きてたぶどうには、ラザロと名付けて大切にしようと思った。生きてると、日々勉強新しい発見は尽きないんですね。知らなかった。生きるって楽しい。




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