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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 20 くまのプーさんと憐憫。

くまのプーさんが好きで好きで、一番好きなディズニーのキャラクターがプーさんで、ミッキーマウスよりプリンセスより好きで、プーさんみたいでかわいい…って人に褒め言葉で使ったら「それ失礼すぎる」って。言ってもいいかなって思ったらダメだった。でもいい意味で言ったつもりだったんだよ悪意はなくて。私って注意してくれる人には事欠かない人生を送ってるので間違ったらすぐ教えてもらっている気がするので、まぁ同じことはしないつもりだけれども。悪意がない人の言葉のほうが傷つくというタイプの人じゃない事を祈るしかないよ。かわいいがゲシュタルト崩壊しているのは、別に子どもを産んだからではなく、私のかわいいは若い時からゲシュタルト崩壊していた可能性がある。
 さておき、プーさんが好きで大人になって子どもに本を買ってあげる時、プーさんを発見し、思わず親の趣味優先してプーさんの本購入。しかも英語版。今まで日本語に訳されたプーさんをぼんやり眺めていた私は、プーさんの絵本位の英語なら超簡単に訳せるだろう!とタカをくくっていた。なめきっていた。甘くみていた。慢心を抱いていた。みくびっていた。プーさんの絵本の最初の一ページで「こんな難しい表現が出てくるお話じゃないはずだったのに」と衝撃の難しさにびっくりした。日本にいるプーさんって「ほにゃにゃにゃ~」みたいな事言ってなかったっけ?そんなイージーなページが続くだけかと思ったらプーさんの英語難しいすぎて笑った。オウルだった。オウルが難しくしていた。あいつは簡単な事を難しくする天才だった。そんな難しく言わんでもいいのに。と、私はプーさんと同じようなレベルの考え方をする人間だった。プーさんの話す英語はやっぱ簡単で、やっぱりぷーさんは凄い。偉大だ。プーさんがいないと英語の本なんて手にもとらなかった。プーさんは凄い。初めて聞く英語なのに「こういう事だな」と大体予想できる。プーさんって実はみんなのリーダーとは言わないけれど、中心に位置する事が多い。奴はもしかして、リーダー的存在がたどり着く最後の姿なんではないか、と穿った偏見で考察してみる。面白い。オウルは本当になんであんなプーさんレベルの本に存在しているのかという位博学で秀才。皆に頼られている。性格が完璧って訳でもないけど愛されてる素敵。
 プーさんの周囲の動物たちって、どうしようもない。悪くないけどどうしようもない。そういう奴らをまとめあげるって、狙ってできる事じゃない。プーさんが計算づくで奴らをまとめあげているとは思えない。プーさんがどう思っているにしろプーさんは実際、100エーカーの森で色んな友達を持っている。「かわいそうなプーさん」っていつも憐憫され、褒めあったりしないけど、喧嘩はせず平和に暮らしている。プーさんって心が広いのだと思ってしまうし、プーさんのやらかしエピソードは見ても見てもいつも色んな考えが止まらなくて、本当に大好きです。面白いです。プーさんや愉快な森の仲間たちのあの雰囲気、私は脳みそゆったりなあのスピード感、すごく好きです。オウルの難しさが入っているからゆったりしてると感じられるのかもしれない。オウルの英語は難しく、微妙にずるいんですが、そういうあのずるっこかったり見栄っぱりだったりする絶妙な人間くささが(ふくろうだけど)とてもかわいくって100エーカーの森好きなんです。




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