Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 54 キングスライムは本当にいた

この前、ショッピングモールで子供が喜びそうな催しをする芸人さんがいて、こどもたちに風船をつくって配っていて、子供大喜び。
 その芸人さんが青い風船に体ごとすっぽり入ってしまうという芸をやったんですが、あれはもう、まんまドラゴンクエストという人気RPGに登場するキングスライムだった。キングスライムとコラボレーションしたほうがいいんじゃないかと思った。鎧の騎士の人形を肩に乗せて欲しかった。ドラクエの主人公は歩いているとモンスターに遭遇します。戦うか逃げるかを選べますが、モンスターは選べない。モンスターの人生(モン生?)というのを時々想像してしんどくなる。ゴレンジャーの「うきぃー」って言うだけのセリフの無い端役の人達の人生を考えてしまう。最近ずっしん~と泣きそうになるのがおさるのジョージの声優さん。人間の言葉シーンなくて、収録の時「ふっうっうっふきぃふきぃ~~」って一生懸命真剣に言ってるんだろうな。と考えると目頭が熱くなる。でもまぁ滅茶苦茶お金稼いでるだろうから羨ましいんですけども。それでも例えばジョージの声優陣で打ち上げとかしてる時とか皆が褒めたたえあって「あのセリフ素晴らしいですね」とか言ってる時に、ジョージ役の声優さんだけ「俺はうき~っしかセリフないからな~」みたいな事を言わなくてはならないのか。どうなのか。それって。とか。もうおさるのジョージが主役だからいいけど、主役じゃなかったら切なすぎるんじゃないか。とか色々と大人の心をえぐるものがあります。ジョージが「うき~~」しか言わないのに、いつも感情たっぷりで声優さんの実力が物凄いのは伝わるのに、そんな物凄い実力のある声優さんに「うきぃ~」しか言わせないなんて…と運命の皮肉というか、大人がゴリゴリサン値削られるアニメですが、子供が喜ぶので時々見てます。「働くって本当に本当に偉大だ」とアニメの重さに恐れと感謝と尊敬などを思わずにはいられませんが、子供はジョージを楽しそうに見てる。いいな。子供って。かわいいな。
 ドラクエといえば、ゲーム中に呪われた鎧というものが出てくるのですが、シリーズプレイする時いつも手にした瞬間装備する。とりえあず装備する。装備して死ぬまで一回プレイする。そういうやり方をよくやってました。普通の武具よりなんか妖艶な魅力を発する呪われし武具は、どっちかというと好きなほうでした。まぁ大体が装備してたら死ぬんだけど。
 時々死なないキャラとか死なないやり方も少し例外的にある。例外。へんな状態。普通とは違う、そんなキャラクターや状況なら、呪い系がばっちり相性いいというあのゲームの設定の奥深さったら。FFと並んでどっちも面白いゲームでした。ゲームの中だからと無茶なプレイをして裏技をみつけて早くクリアしたい、みたいな私の怠け心が呪い好きの理由かもしれません。不思議な力が存在するなら絶対それを手に入れたいみたいな私の性格は、ドラクエをプレイしている時でも健在だったらしく。大人になってもいまだ幽霊みたいと思っている。でもそんなデバガメ精神に下卑てる人のところには幽霊ってでてこないみてぇで。こんなに思い続けているのに出てきません。猫がよってくる人も、あんまり猫をさわりたーいとか思ってない人に寄ってくるっていうけど似てるのか。猫と幽霊。




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