チョークで、庭の敷石に絵を描くのがマイブームの子供。せっかく大きなキャンバスなんだから、「大～～～～きいわたあめ描いてごら～ん」というと、そこまで大きい訳ではないわたあめ描いたりして。大きいってそういうサイズなんだな、とかおもってカワイイなとか。

　チョークで色々描きながら、「これ、おかあさんだよ、おかあさんかいたよ」って言いながら、青い三角形を指さした。え。どういうこと？と驚いた。天才かな。青い三角形を指さしてお母さんだよって言われても。キュビズムというやつかな。ピカソですらもうすこし顔らしかったりする四角形を描くのに。お母さんって青い三角形に見えるのか。子供にとってお母さんは青い三角形なのか、この子の頭は大丈夫なのかとかいろいろ不安やら面白いやら怖いやらキュビズムの天才なのかやら焦るやら怖怖いやらで動揺してたら、「こうしてこうして」って、青い三角形の鋭角のうえに白い丸をかいてその丸に顔をかいていた。つまり青い三角形はお母さんのスカートなんだよ、ということだった。そういうことか、と思っていつか着てた青いスカートのことだなっとおもって、子供の記憶力というものをなぜかいつも軽視している自分がいて、子供に凄いなとか思ったりして。夏に着てたスカート覚えてたんだなぁとか。まぁ覚えてたとして普通のことなんですが、そういうことでおおお天才とか言っちゃうからダメなんだろうな。親のレベルが低すぎると、子供が少しいいことするといい人に見えるみたいな。立派な親じゃなくてよかったね、とか自虐的に子供をほめたりして。韓国の事故、人が密集したことで事故が起こるなんて知らなかった。もし近所で祭りがあったら死ぬと思わず行くだろうし、そんな気分で祭りに行った人が事故に巻き込まれたとしたらすごく怖い。人が集まる祭りと聞くとしばらく恐怖心が芽生える。世の中に奇祭とか危険な祭りとかいっぱいあるってイッテＱの宮川大輔さんのテレビで知ったけれど、本当に危険な祭りってこういう祭りなんだなって密集した祭りの怖さが死者重傷者の多さで伺えた。